今日、3月3日土曜日19:54からテレビ朝日「関ジャニの仕分け∞」で、青色ダイエットめがねが紹介される予定です。

30キロやせることに成功した人のダイエットと関係があるということみたいで、青色ダイエットめがねも取り上げられるようです。

収録の前日に電話があって、収録当日に送り届けたので、かなり行き当たりばったりという感じで(笑)、どういう内容になっているのかは、まったくわかりません。

とりあえず、番組内で使われる予定だということです。


さて、今回は、ダイエットを頑張ることが、心の奥にどういう影響を与えているのか?ダイエットの心理的影響について、考えてみたいと思います。


「ちょっと食べ過ぎて、太っちゃったなあ。このままじゃまずい。よーし、絶対にやせるぞ!ダイエットを頑張るぞ!」

日常的によくある状況ですよね。

ちょっと食べる量を控えて、2,3キロやせたほうがいいかなあとか、それくらいなら、問題にならない可能性の方が高いでしょう。


でも、ダイエットはちょっとバランスを崩すと、本当に恐ろしいものなのです。

軽い気持ちではじめたダイエットが、抜け出せない恐ろしいあり地獄になってしまうという原因は、ダイエットというものの本質に隠されています。


「食べる量を腹八分目に控えて、適度な運動を心がけ、コツコツと続けることが大切です。」というごく理想的と思われるダイエットが、なぜそんなに恐ろしいのでしょうか?


ダイエットを頑張っているときの「心の動き」を追ってみましょう。


「よーし、ダイエット頑張るぞ!ちゃんと食べる量を減らすぞ!絶対に食べ過ぎない、絶対に食べ過ぎない。」

こういうふうに頭の中で考えるでしょう。

これは理性(意思)の働きです。

では、このとき、心の奥底、潜在意識レベルにはどのような影響が出るのでしょうか?


頭の中「食べる量を減らすぞ、絶対に食べ過ぎないぞ、ダイエットを頑張るぞ」

心の奥「食べ物!食べ物!なんだかしらないけど、なにか食べたくなってきた」
ってなってしまうのです。


そんな馬鹿なって思うかもしれません。



では、以下のことをちょっと試してみてください。


「ピンク色の軽自動車というものを、決して思い浮かべないようにしてください。ピンク色の軽自動車以外なら何を考えても自由です。」



どうでしょうか?

どうあがいても、ピンク色の軽自動車をイメージしてしまうのではないでしょうか。


脳は否定語を理解できないと言われていて、聞いた言葉、考えた言葉をそのままイメージしてしまうのです。


だから、ダイエットのことや、食べ物のことをコントロールしようと強く考えれば考えるほど、頭の中や心の中が食べ物や食べることに支配されていってしまうのです。

あり地獄にはまらずに、ゆるめのダイエットをうまく続けられる人もいるでしょう。

また、壮絶に高いレベルのモチベーションを維持すれば、ものすごく苦しいダイエットでも続けることは可能です。
ただ、拒食症などになってしまうリスクと隣り合わせの危険な賭けです。


頭(理性)で食べ物を食べる量を減らそうと必死に頑張るほど、実際には、食べ物や食べることばかり心に思い浮かんでしまうようになるので、本当に皮肉なことだと思います。


10倍頑張れば、10倍強く思い浮かび、100倍頑張れば、100倍強く思い浮かぶ。
そんなふうになってしまうのです。

こういう仕組みになっているので、頑張るダイエットがうまくいく可能性はとても低くなってしまうのです。


ダイエットがうまくいかないのは、あなたの努力が足りないわけではありません。

そういう仕組みになっているから、うまくいかないだけです。

もっと頑張らないと、もっと頑張らないとというあり地獄にだけは、はまりこまないようにしてください。


次回は、富士山を美しいと感じる理由富士山、ゴールドやシルバーなどキラキラした光り物に魅かれる理由、右脳は左半身、左脳は右半身とつながっている理由とか、そういうものを語りたいと思っています。

ダイエットと関係があるのかって?
意外とあったりするから、ダイエットはとても奥が深いと思うのですよ。


P.S.
世界中で望ましいとされている理想のダイエットが実は恐ろしいものだなんて、ホラー映画よりも怖いと思ってしまいます。


それじゃあ、どうすればよいのかっていうと、戦わないで、調和の方向を目指すダイエットをしましょうということです。

そのためには、生き物の性質に合わせたダイエット方法が必要になるということです。

まずは生き物の性質を深く深く知ることが必要になります。そして、ものすごく楽なものでなければいけないのです。

具体的な方法論をまとめているので、もうちょっと待ってくださいね。