今回は、「プロの壁とプロのレベル」です。
あなたは、「プロの壁」という言葉を聞いたことがありますか?
高校野球で活躍した選手が、プロ野球の世界に入って、期待されたほど活躍できない場合に、「プロの壁」という言葉がよく使われます。(まあ、大学や社会人出身でも言われますけどね。)
実際のところ、高校野球のレベルとプロ野球のレベルは、かなり差があると思われます。
ただ、全体のレベルの差は大きいとは言え、全国大会の甲子園でもダントツの結果を残すような超高校級と言われる選手は、プロ野球の世界でも大活躍することが十分に期待されます。
そして、そんな超高校級の選手でも、プロの壁というものをしっかりと超えていく必要があります。
ところで、高校野球などのアマチュア野球と、プロ野球との違いで、試合を見ていて、はっきりと気づく、わかりやすい違いは何だと思いますか?
いろいろあるかもしれませんが、これは明らかに違うと子供でもわかるものです。
ヒントは、選手同士のやりとりです。
答えは、主にピッチャーとキャッチャーが、グローブで口元を隠しながら話をしているか、ふつうに話しているかの違いです。
プロ野球の世界では、バッテリー間(ピッチャとキャッチャー)のやりとりは、グローブで口元を隠しながら行うのが、基本となっています。
これは、口元の動きから、しゃべっている言葉を読み取る、読唇術を使える人がいるため、話している内容がばれてしまうからです。
アマチュアの世界ではこんなことは、まずおこなわれません。
でも、プロの世界では、それが当たり前なのです。
この違いは、何気なく見ていても、気づくことができるような違いです。
他にも、こういう違いはいたるところにあります。
その違いが生まれる最も大きな原因は、スコアラーという情報解析専門の人がたくさんいることです。
1チーム(1軍のみ)で10人とかいます。
そして、そのスコアラーが、高性能なビデオ機器を使って相手の動きや癖を徹底的に研究し続けているのです。
ピッチャーだったら、目線の動き、ボールを握ったときの筋肉の筋の動き、直球と変化球の投げ方のごくごく微妙な違い。
バッターだったら、得意とする球種やコース、苦手な球種やコース、狙い球のしぼり方など。
こういった非常に細かな癖を見つけ出して、自分のチームの選手に伝達します。
それらは、ユニフォームの上からでも、筋肉の動きの変化を読み取るような、極めて高度なものです。
こういう「純粋な競技レベルとは言いにくいノウハウ」は、高校を卒業したばかりの選手には、大きなプロの壁となって、立ちはだかるのです。
しかも、さらに恐ろしいことに、癖を見抜けていなくても、「癖がわかりやすくて、あれでは打たれて当然だ。」とか、精神的な揺さぶりも掛けられます。
見抜けていたら、それは言わない方が有利、見抜けていなかったら、精神的な揺さぶりを掛けて、意識過剰にして崩す、というように、競技以外の駆け引きも重要になってくるのです。
トレーニングノウハウや情報解析技術が向上したため、高校野球とプロ野球の差は昔よりも大きくなっていて、プロの壁はさらに高く、分厚くなっています。
努力だけでは足りなくて、情報戦でも負けないような工夫が必要になります。
才能に加えて、「努力+情報力」が絶対に必要となっているのです。
プロ野球の世界でたくさんの活躍選手を出している名門校と言われる高校出身の選手は、こういう点でかなり有利になります。
先輩が、他のチームに所属していても、生きた情報を教えてくれたりするからです。
プロのレベルというのは、こういうレベルになっているので、ただただがむしゃらに競技レベルを上げたら、それで大活躍できるのかというと、そんなことは決してないということです。
それで、
「なるほど、プロ野球のレベルがすごいのはわかった。でもそれとダイエットには、何も関係がないでしょ?」って思うかもしれません。
でも、そんなことはありません。
プロ野球の世界だけが特別にレベルが高いわけでは決してありません。
食品業界だって、恐ろしいほどレベルが高いプロの世界です。
人間の味覚の研究レベル、ノウハウの蓄積度合い、化学薬品を利用する精度のすごさは、プロ野球の世界のノウハウへのこだわりなどよりも、段違いにレベルが高いと言えます。
本当に恐ろしいほどにレベルが高いです。
ダイエットをしようと思っている人は、実はそんなレベルのところと、毎日接して生きているのです。
それなのに、努力、精神力で打ち勝てると思ってしまって、無残にも負け続けてしまっているのです。
それも、見事なまでに中毒的な食べ方にさせられて・・・
はっきり言って、まともに戦ってしまうと、負けてしまうのは当然です。
こんなプロの世界と、精神力でやみくもに戦うようなまねはしないで欲しいと思っています。
無駄に戦わないで、うまくかわせるようになるためには、自分の体の声を聞き取ることができるようになる必要があります。
本物の食欲とにせものの食欲を見分けられるようになる必要があるとも言えます。
最近は、ダイエットの情報でも、体の声を聞き取ることが大切だということが語られているのをたびたび目にするようになってきました。
このこと自体は、よいことだと思っているのですが、ただ、体の声を聞き取ることは、ふつうに努力していても、それは非常に難しいと思います。きっと、無理なのではないでしょうか。
自分は体の声が聞き取れない、と逆にショックを受けるだけになるかもしれません。
そんなわけで、次回はそんなプロのレベルと接しても、動じなくて済むようになるために、体の声を聞き取る具体的な技術を伝えたいと思います。
これは、以前に伝えていたものよりも、ずっと実践的でわかりやすいものになっています。
かなり使えると思うので、けっこう期待していてください。
次回は、アメンバー限定記事となります。
P.S.
20年くらい前までは、加工食品なら何を食べても安定的においしいとか、そんなことはなかったと思うのですが、どう思いますか?
最近の加工食品は、賞味期限を心配する必要もほとんどなくて、いったい全体これは本当に腐るのだろうか?と逆に心配になってしまうほどです。
これだけ高いレベルでおいしいものをどんどん提供されると、戦おうとする限り、負けてしまうのも無理はないと思います。
それから、
関西ローカルの番組ですが、12月6日(火)23:17から、雨上がり決死隊司会の 雨上がりの「やまとナゼ?しこ」という番組で、ダイエットの特集があって、そこで青色ダイエットめがねなどが取り上げられるかもしれません。
実際にはどうなるのかわかりませんが、そんなふうに聞いています。
あなたは、「プロの壁」という言葉を聞いたことがありますか?
高校野球で活躍した選手が、プロ野球の世界に入って、期待されたほど活躍できない場合に、「プロの壁」という言葉がよく使われます。(まあ、大学や社会人出身でも言われますけどね。)
実際のところ、高校野球のレベルとプロ野球のレベルは、かなり差があると思われます。
ただ、全体のレベルの差は大きいとは言え、全国大会の甲子園でもダントツの結果を残すような超高校級と言われる選手は、プロ野球の世界でも大活躍することが十分に期待されます。
そして、そんな超高校級の選手でも、プロの壁というものをしっかりと超えていく必要があります。
ところで、高校野球などのアマチュア野球と、プロ野球との違いで、試合を見ていて、はっきりと気づく、わかりやすい違いは何だと思いますか?
いろいろあるかもしれませんが、これは明らかに違うと子供でもわかるものです。
ヒントは、選手同士のやりとりです。
答えは、主にピッチャーとキャッチャーが、グローブで口元を隠しながら話をしているか、ふつうに話しているかの違いです。
プロ野球の世界では、バッテリー間(ピッチャとキャッチャー)のやりとりは、グローブで口元を隠しながら行うのが、基本となっています。
これは、口元の動きから、しゃべっている言葉を読み取る、読唇術を使える人がいるため、話している内容がばれてしまうからです。
アマチュアの世界ではこんなことは、まずおこなわれません。
でも、プロの世界では、それが当たり前なのです。
この違いは、何気なく見ていても、気づくことができるような違いです。
他にも、こういう違いはいたるところにあります。
その違いが生まれる最も大きな原因は、スコアラーという情報解析専門の人がたくさんいることです。
1チーム(1軍のみ)で10人とかいます。
そして、そのスコアラーが、高性能なビデオ機器を使って相手の動きや癖を徹底的に研究し続けているのです。
ピッチャーだったら、目線の動き、ボールを握ったときの筋肉の筋の動き、直球と変化球の投げ方のごくごく微妙な違い。
バッターだったら、得意とする球種やコース、苦手な球種やコース、狙い球のしぼり方など。
こういった非常に細かな癖を見つけ出して、自分のチームの選手に伝達します。
それらは、ユニフォームの上からでも、筋肉の動きの変化を読み取るような、極めて高度なものです。
こういう「純粋な競技レベルとは言いにくいノウハウ」は、高校を卒業したばかりの選手には、大きなプロの壁となって、立ちはだかるのです。
しかも、さらに恐ろしいことに、癖を見抜けていなくても、「癖がわかりやすくて、あれでは打たれて当然だ。」とか、精神的な揺さぶりも掛けられます。
見抜けていたら、それは言わない方が有利、見抜けていなかったら、精神的な揺さぶりを掛けて、意識過剰にして崩す、というように、競技以外の駆け引きも重要になってくるのです。
トレーニングノウハウや情報解析技術が向上したため、高校野球とプロ野球の差は昔よりも大きくなっていて、プロの壁はさらに高く、分厚くなっています。
努力だけでは足りなくて、情報戦でも負けないような工夫が必要になります。
才能に加えて、「努力+情報力」が絶対に必要となっているのです。
プロ野球の世界でたくさんの活躍選手を出している名門校と言われる高校出身の選手は、こういう点でかなり有利になります。
先輩が、他のチームに所属していても、生きた情報を教えてくれたりするからです。
プロのレベルというのは、こういうレベルになっているので、ただただがむしゃらに競技レベルを上げたら、それで大活躍できるのかというと、そんなことは決してないということです。
それで、
「なるほど、プロ野球のレベルがすごいのはわかった。でもそれとダイエットには、何も関係がないでしょ?」って思うかもしれません。
でも、そんなことはありません。
プロ野球の世界だけが特別にレベルが高いわけでは決してありません。
食品業界だって、恐ろしいほどレベルが高いプロの世界です。
人間の味覚の研究レベル、ノウハウの蓄積度合い、化学薬品を利用する精度のすごさは、プロ野球の世界のノウハウへのこだわりなどよりも、段違いにレベルが高いと言えます。
本当に恐ろしいほどにレベルが高いです。
ダイエットをしようと思っている人は、実はそんなレベルのところと、毎日接して生きているのです。
それなのに、努力、精神力で打ち勝てると思ってしまって、無残にも負け続けてしまっているのです。
それも、見事なまでに中毒的な食べ方にさせられて・・・
はっきり言って、まともに戦ってしまうと、負けてしまうのは当然です。
こんなプロの世界と、精神力でやみくもに戦うようなまねはしないで欲しいと思っています。
無駄に戦わないで、うまくかわせるようになるためには、自分の体の声を聞き取ることができるようになる必要があります。
本物の食欲とにせものの食欲を見分けられるようになる必要があるとも言えます。
最近は、ダイエットの情報でも、体の声を聞き取ることが大切だということが語られているのをたびたび目にするようになってきました。
このこと自体は、よいことだと思っているのですが、ただ、体の声を聞き取ることは、ふつうに努力していても、それは非常に難しいと思います。きっと、無理なのではないでしょうか。
自分は体の声が聞き取れない、と逆にショックを受けるだけになるかもしれません。
そんなわけで、次回はそんなプロのレベルと接しても、動じなくて済むようになるために、体の声を聞き取る具体的な技術を伝えたいと思います。
これは、以前に伝えていたものよりも、ずっと実践的でわかりやすいものになっています。
かなり使えると思うので、けっこう期待していてください。
次回は、アメンバー限定記事となります。
P.S.
20年くらい前までは、加工食品なら何を食べても安定的においしいとか、そんなことはなかったと思うのですが、どう思いますか?
最近の加工食品は、賞味期限を心配する必要もほとんどなくて、いったい全体これは本当に腐るのだろうか?と逆に心配になってしまうほどです。
これだけ高いレベルでおいしいものをどんどん提供されると、戦おうとする限り、負けてしまうのも無理はないと思います。
それから、
関西ローカルの番組ですが、12月6日(火)23:17から、雨上がり決死隊司会の 雨上がりの「やまとナゼ?しこ」という番組で、ダイエットの特集があって、そこで青色ダイエットめがねなどが取り上げられるかもしれません。
実際にはどうなるのかわかりませんが、そんなふうに聞いています。