満たされない前まで夢中でできていたことが、ただの手慰みになってしまっている。好きな音楽を聴いても好きなアイドルを見ても好きな友達との旅行の予定を立てる時も心臓がどきどきしない皮膚の近くの血管に血が集まって体があったかくならない目は、耳は、スマホの中の好きだったものを見て聞いているのにどうして笑えないんだろう心の底から「うれしい!」「たのしい!」「好き!」になるの、好きな人の前じゃないとじょうずにできなくなっちゃったかなしいなあ