さて、私達が仕事に復帰してから、私達の子の生活はどんなだったのか?
仕事に復帰する迄は、6人のベビーシッターと契約して、彼等が交替で子の世話をして貰っていた。
私達が仕事に復帰してからも、それまでと変わりなく家でシッター達が交替で、私達の子の世話をしていてくれた。
生後5週目、つまり生後1ヶ月になったので、子の生活のリズムみたいなもの、シッターいわく、
「たったの1ヶ月だけど、この子にはもう定着して来ているよ~」
と聞かされて、あまり(いや、全くか 笑)子の心配をしていない私だったけど、問題が無いのはやっぱり一番だな~、と感じた。
ウンチ、オシッコしてお尻をキレイにして、ミルク飲んで、同時にウンチして、そしてオシッコして。
少し待つと、またウンチして、オシッコして。
最初の2週間は、ずっとこんな感じで、ほぼ3時間毎に目覚まして、排泄して、ミルク飲んで、排泄してが続いてたけど、日中は少し担当してた夫も、
「少しだけど、次に目を覚ます迄の間隔が、30分~1時間位は長くなってるよ」
と言ってた。
そして、その2週間を過ぎて、3週間目、4週間目と時間が経つにつれて、
更に目を覚ます迄の間隔が長くなって来ていて、私達が仕事復帰する頃には、
5時間~6時間の間隔が開くようになっていたので、
「この子、進歩するのが速いわねぇ」
と長く保育士をしてたシッターが言ったらしい。
そして、次に起きるまでには、全く一度も泣いたことが無いそうで、
「こう言う子はとても珍しいけど、手が掛からなくて楽だから、アナタもやってみる?」
と冗談言われたけど、無理~嫌だから~ (笑
で、子の様子はと言うと。
8時前にシッターが来て、よろしくねと言って私達は家を後にして出勤。
シッターは子の起きそうな時間を見計らって、待機しながら、ネットしたり読書したり。
この時は子の眠っている時間が、大体6時間程度だったようで、
ンンン~、と言う声で目を覚ますと、排泄させた後には、我慢出来ない程に空腹らしくて、ミルクを一気にガンガン飲んでいたらしい。
(量はわからない、私見てないから~ 笑)
そして、出す量が少しずつ少なくなって来ていたとか。
肛門の締まりが、以前よりもキッチリして来ているらしくて、
飲んでいる最中にブリブリブリとか、ジャジャジャーとかは無くなって来たらしい。
落ち着いて飲んでるし、こちらが声かけると、それに応えるかのように、
目をジッと見つけて来て、何かを話しかけてるような感じだった、とシッターの談。
私は週に3日、9時~13時迄に仕事をするので、バスで帰宅して13時30分になる。
子が目を覚ますと良くないかな?と思い、自分で鍵を開けて、2階の子供の部屋にいるシッターに声をかけて、子の様子を聞いて、お昼ご飯を食べて、少し居間のソファで横になる。
時々、ほんとに時々だけど、家に女親がいるのに、シッターに子を任せっぱなしで、自分はゆっくり昼寝してるんだけど、これってどうなんだろう?
よくないのかなぁ?
でも、私、鬱病だしねぇ、子と関わりたくないのだし、、、
と、ごくたまに考えたりすることがあった。
だけど、妊娠中に診断を受けた精神科医にも、心理カウンセラーにも、
「アナタには休養が必要だから、子供のことも家のことも何もしなくていい」
と言われたし、夫も、シッター達も、それをわかっているのだから、いいんだな。
そうだね、何もしなくていいんだよ、それでも子は育つんだよね。
と思うようにしていた。
そう、それでも子は育ったのだよ。
沢山の人の手を借りながら。