解体

更地
いよいよ解体が始まりました。


主人が育ってきたこの家。

阪神大震災の時は相当揺れたそうです。

今まで私たちを守ってくれた家。

感慨深いものがありました。


私たちが寝室に使っていた部屋は、主人のお父さんが建てた部屋でした。

コンクリートブロックの中に鉄筋を入れて作ったとのことでしたが、

強度が今ではどうなのかわかりません。

どのくらいのものなのかと思っていましたが、解体してみるとものすごく頑丈に出来ていたことが発覚。

解体屋さんも一苦労だったようで、地鎮祭の予定がずれてしまうほど、解体にかかりました。


家の基礎のほうにもシロアリなど全く来ていなかったようで、檜の土台も結構いい状態だったようです。


子供たちは毎日崩れていく家を見ながら楽しんでいました。


家を解体するときには涙が出るかもしれないなぁなんて思ったのに、

意外とみんなあっさりしていました。

それよりもどんな家が出来上がるのか、そっちの方が楽しみで、あまりしんみりしていることもなかったみたいです。


しかし家が無くなると結構土地が狭いように感じてきました。

でもご近所さんたちは家の前を通るたびに

「広いなぁ」

と言ってくださいます。

でもやっぱり、本当にあのプランの家がここに納まるのか不安・・・。


営業担当のNさんは

「基礎が出来たり、壁が出来たりするたびに広く感じたり、狭く感じたりしますよ~」

とおっしゃっていたけど、確かにそのとおりでした。

遅かった一条さんのプランも出て、すべてがそろいました。


金額的に一番高くなってしまったのが一条工務店さん。

次が積水ハウスさん。

そして東日本ハウスさんでした。


でもほとんどそんなに差がなく、後は内容的なものです。


結局決定打になったのが家のプランでした。

東日本ハウスさんの設計Hさんが設計してくれた家が、今までのメーカーさんの中でダントツNo1.でした。


我が家の要望として、

限られた土地の中で一階を2世帯に分け、2階部分は子世帯だけが使う事。

家の中で一箇所両世帯が繋がる部分を作ること。

和室は基本的に親世帯が普段利用するが、子世帯が親世帯に迷惑をかけることなく利用することが出来ること。

などなど、他にも沢山希望があったのですが、

それらの希望を唯一かなえてくれるプランを出してくれたんです。


積水さんも最初は上下分離の二世帯じゃないと作れません。と言っていたし、

一条さんにいたっては、気に入っているプランを見せていただいたら、そんな感じのを作らせます。

と言い出す始末・・・。(実際わがままを言って、普通契約しないと会わせていただけない一条の設計士さんに会わせていただきましたが、やっぱりHさんの発想力が上だろうなと感じました)


Hさんのプランは採光、通風、もしっかり考えてあり、私たちが最初に考えていなかったものの提案もしっかりしてくださいました。

あまりに良く出来たプランだったので、初めて持ってきていただいたプランから変更は全くといって良いほどありません。


他の点から言っても、価格の面から言っても、やっぱり我が家に合うのは東日本ハウスさんかなと感じました。


でも、株価が気になります・・・。

そこで色々質問しました。多分いやらしいことも聞いた気がします。

でも何も隠さず、今どういう状態なのか、どうして今の状態になっているのか、今後どうなっていく予定になっているのか、私たちの不安をちゃんと取り除いてくれる説明を所長さんがしてくださいました。


私たちもそれで納得したので、仮契約から本契約へ。


契約後、宿泊体験に行きました。


肌寒い時期だったので、家の中が寒く感じましたが、

みんなですき焼きを作っただけでだんだん家の中が温かくなり、

あれ?暖房入れた?というくらい温かくなりました。


それに檜のいい香り!お風呂もぽかぽか!


朝爽やかに目が覚めて、主人も私も大満足です。


家に帰って荷物からパジャマを出すと、パジャマに檜の香りが移ってる!!!

ああ、やっぱり東日本ハウスさんにして正解だったかもねぇ~。と二人で言い合いました。


これからいよいよ家作りです。

2社に絞っていたんですが、

以前お断りしたはずの積水ハウスさんが

「もう一度プランを出させてください!」

といってこられました。


積水ハウスの担当Nさんは

新入社員で若いにもかかわらず、とっても頑張ってくれて、

一生懸命さがひしひしと伝わってきました。

2度ぐらいお断りしたんですが粘り強く話をしてくださり、

とても礼儀正しくて、上司の方々にもすごくかわいがられている様子で、

本当にお断りするのが辛いぐらい。

集製材は悪いとは思わなかったけど、ホワイトウッドなのがどうしても引っかかってしまって・・・。

しかも値段の割には設備が他社と同等又はそれ以下だったのが、主婦の私としては残念だったかな。

あの窓の大きさ。天井の高さ。しっかりとした感じはかなり好印象だったんだけど・・・。


結局積水ハウスさんにも見積もりを出していただくことになりました。


結局3社の中から選ぶことになったんですが、


とりあえずどのメーカーさんで建てても、そんなに簡単に地震では倒れないだろうし、

欠陥住宅になることもまずないでしょう。


どのメーカーさんも親身になって下さっていたので、信頼できるだろうなという気持ちはありました。


会社ごとで色々と違うので、比べるのも難しかったのですが、

どの営業さんも私たちの為になるお話を沢山してくださり、

良い家作りの為に一生懸命になってくださいました。

一条のHさんはざっくばらんな感じで、家に来られる度にお菓子やらおもちゃやら持参で、

気を使ってくださいました。どれだけ一条が良いか一杯語っていただきましたが、

ちょっとうちで建てないと大変なことになるみたいな雰囲気をいつもかもし出しておられて、

他社の悪口っぽい事もちょこちょこあったかなぁ。

あと地盤調査の結果や、プランが出てくるのがすごく遅かった。

他社との競争で引き伸ばそうという考えがったかもしれないけど、

途中でだんだんと不安を覚えてきました。


東日本ハウスさんは、営業さんをはじめ皆さんがすごくまじめに手早く話を進めてくださって、

好印象だったし、やっぱり檜にあこがれも感じていました。

しかもしっかり私たちは東日本ハウスさんのキャンペーン作戦に乗ってしまい、

解約するときは全額返還して貰えるという約束で仮契約をしてしまいました。

(それもこれも一条さんが早く話を進めてくれなかったから悪いんだぁ)

そして色んなショールームを回ってどんどん話が進んでいきました。

色々見ていると一条さんの設備よりもよくなってきて、私の和風の家の夢もかなえられそうだし、

営業さんも話しやすくて気持ちはどんどん東日本ハウスさんに傾いていきました。


積水ハウスさんはやっぱり実績もあるし、人気もあるし、家もしっかりしてそうだし、

営業さんはかわいいし、一生懸命さも相変わらずぴか一です。

ホワイトウッド が心配なのは相変わらず。多分水に濡れる事もないだろうし、

シロアリが上ってくることもないだろうと思うけど、もし、万が一・・・と考えると・・・

キッチンも東日本ハウスさんのが良かったし・・・


でも営業担当さんとお話をする度に気持ちが揺れます。

主人と「もうこのメーカーにしようね!」

と話し合っていたのに、次の日にはもう気が変わる。

そんな日々が続きました。