ついに「パエリア」の苦手を克服できた記念日です(笑)

グリルダッチオーブンで魚介をグリル+そのダシで炊飯!という新発見です



本来「パエリア」ってフライパンを意味する言葉だったりしますし、

サフランを使わず作っているし、レモンも絞らない。

本場を大事にする方々には、とてもパエリアとは呼べないものかも知れませんが(笑)

フライパン炊きに慣れていない日本のご家庭には、とっても作りやすいはず!



私の今までのパエリア作りは、加熱中にご飯が吸水する前に

ドンドン水分がなくなっていくのが不安で途中で水を差すなど

炊き上がりまで心配することがつきものでした。



炊飯器ならスイッチひとつでプロの仕上がり(笑)

炊飯器内でご飯を炒めるひと手間を加えたり

グリルダッチオーブンで魚介の旨味をしっかり抽出したりなどで

(フタがあるから蒸し汁をしっかり守ってくれるんです!)

楽なのにご飯の炊き加減も風味も、本物に負けませんよ 



■使う器具■

・グリルダッチオーブン(フタも使います)

・炊飯器



■作り方■(しっかり4人分)

・米…3合

・海老…殻つき100g程度

・アサリ…殻つき150g程度

・(その他魚介、何でもOK!シーフードミックスなんかも楽ちんですね!

 グリルダッチオーブンにフタができれば量はこだわらなくてOK。笑)

・玉ねぎ…大1/2個

・にんにく…ひとかけ

・白ワイン…100cc

・顆粒コンソメ…大さじ1

・オリーブオイル…大1(具を炒める)+大1(米を炒める)

・ターメリック…サフランの代わりです。10振り程度。

・ハーブソルト…適宜(普通の塩とお好きな乾燥ハーブでもOK)

・炊飯用の水…線に合わせて。

・ 黒こしょう…適宜

・飾りの、緑の野菜…適宜(パセリ・丘ひじき・ブロッコリー…何でも!)



■作り方■

①【各下ごしらえ】

 ・アサリは砂抜きして、こすり合わせて綺麗に洗っておきます。

 ・海老は背ワタをとって綺麗に洗っておきます。

 ・お米は洗って、30分以上ザルにあげて水を切っておきます。


②玉ねぎをみじんぎりにします。

 グリルダッチオーブンにオリーブ油とにんにくを入れてコンロ弱火で熱し、

 香りが出てきたら玉ねぎを入れて炒めます。


③玉ねぎが色づいたら、海老を殻ごと入れて、ハーブソルトで炒めます。

 (殻からもダシが出ます。後で取りますよ!)

 ここで魚焼きグリルの予熱開始(中火3分)

 海老が香ばしく色づいたら、アサリを入れ、

 白ワインを注いでフタをします。そのまま弱火で2分加熱。

 
④グリルダッチオーブンを魚焼きグリルに入れ、

 時々1~2回ゆすりながら、弱火で10分加熱します。

 
⑤↑④を加熱している間に、炊飯器に水を切った米とオリーブオイル
  
 ・ターメリックを入れ、「高速」スイッチで炒めます。

 
⑥グリルダッチオーブン加熱が10分経ったら、

 アサリの殻がすべて開いていることを確認してグリルから取り出し、

 ボウルを重ねたザルにあけてダシ汁と具を分けておきます。


⑦炊飯器スイッチを一度切り、⑥で分けたダシ汁・顆粒コンソメ・

 ハーブソルト(小さじ1程度)を入れ、3合の水量の線より少し少なめに

 なるように水を足して「高速」で炊飯します。


⑧炊飯中に、分けた具の中から海老を取り出し、殻を取り除いておきます。


⑨炊き上がるだいたい10分前に、炊飯器のフタを開けて具を投入。

 (混ぜませんよ!)再びフタをして、最後まで炊き上げます。

  
炊き上がり!

⑩器に盛り付けて、丘ひじきなど緑の野菜と黒こしょうを飾って…完成!
 



本場の味に精通しているわけではないけれど、

少なくともターメリックとハーブで異国情緒漂う香り!

そして、グリルダッチオーブンでギュギュっ!とグリルされた魚介の旨味で

噛むほどおいしい

家族に喜んでもらえるメイン料理になりました!



でも、男たちの一言。

「美味しいけど、殻って、めんどくさいね~」

ってコラーッ!ヽ(;´ω`)ノ (笑)


殻つきって見栄えがして豪華なのに~!

ただ、和食の「あさりせいろ蒸しごはん」とかって…むき身ですよね。

「豪快で豪華」な地中海料理に対する、「繊細でシンプル」な和食。

主人たちのいうことも一理あるなぁと思いました


非日常を経験して、ありふれた身近のよさに気づけることってありますよね。

たくさんの目新しいものに、楽しんで挑戦していきたいものです(*^▽^*)