階段で、上る人と下る人の方向ってあるじゃない?あれ、よく間違ってる人いるんだよね。
最寄り駅は、朝は「来る人」だらけで、「行く人」の私は少数派。
だから人波に逆らう動線になってしまう。
今日も、下り動線を上ってくる女性。
趣味ではなく安いからって理由で購入した感のあるダウンに、アラレちゃんかって感じの眼鏡。推定年齢、40前後。視線はiPhoneに注がれ、進行方向は全く見ていない。
下り動線を上っているので、私と鉢合わせる。カンマ数秒停止し、移動を促す。大人気ないが、足元にデカデカと書いてある矢印に気づいていただきたい。
視界に他人の脚が入ってきて、初めてiPhoneから目を離し、私を見上げる。
怒りの表情ではない。
吹き出しを入れるなら
「はぁ?」
だろう。
起きたばかりのような目つきに、間延びした鼻の下、ポカンと開けた口元…
あまりにあんまりな彼女の顔に、理由はないが、ビビって道をあけてしまった。
お嬢さん、いくらなんでも、女子的にそりゃないよ。
私も気をつけなきゃ…
で

と泳ぎに御蔵島に行った
をチラチラさせ
をする。