カッパドキアは、
標高1000メートルを超えるアナトリア高原中央部に、
100km²近くにわたって岩石地帯が広がる台地です。
キノコや煙突のような形の奇岩が林立し、
巨岩がそびえる景観はまさに自然の驚異です。
この不思議な風景は、柔らかい地層と硬い地層が
重なり合い侵食されて生み出されました。
朝早く着きました。
朝日が差して美しすぎて、生まれて初めて景色を
見て泣きそうになりました。
この景色を見て、私は風の谷のナウシカを思い出しました。
ナウシカが住んでいた岩とそっくりの窓がある岩が
たくさんあります。
風が吹いて、早朝にはそれに乗ってたくさんの気球が
浮かびます。
ここには何千年もの地層が見えます。
私たちはこの地層のどのくらいを生きれるのか、
一握の砂にもならないのかもしれない。
3世紀半ば、ローマ帝国の弾圧を逃れたキリスト教の修道士たちが、
カッパドキアに移り住みました。
彼らは柔らかい岩をくり抜いて住居や教会を作りました。
その教会から撮った写真です。
真っ白な岩でした。
どこも真っ白で自然以外はなにもありません。
アラブ人らしき観光客の家族に日本人は珍しいと
一緒に写真を撮ろうと誘われました。
そのお母さんが私の方を見て、
「本当に美しいね。」
と言いました。
一緒にみんなでしばらくこの穴をのぞいていました。
時が止まるような景色。
弾圧されたキリスト教徒はここで祈りました。
冬には雪の降る寒い岩の中です。
ガイドのタネルさんはここに住みたいと言いましたが
間違いなくそれは訪れた人すべてが思うことだと思います。
美しすぎる景色。
こんな景色ははじめてみました。

