最近ある人の文章を読んですごく感動した。

その人は旅をする人で
旅とはなんの意味があるのか考てる。

それは大事な思い出を思い出すためにあるの
ではないかと。

美しい景色を見てふと思い出す昔の自分。

仕事に追われていた時は思い出さなかった


「なんの足しにもならないこと」

彼女は、マチュピチュの山を登りながら
一緒のチームの外国人の
おばさんに父親の話をする。

うちの父親は山登りや
キャンプが大好きなの。

でも、こんな急な山はもううちのお父さんには

登れないわ。





「too late」




確かに彼女は、そう言った。





びっくりするほど不意に、ある光景が浮かんでくる。
彼女は高校生の時、父親に何度も山登りに

一緒に行こうと誘われた。

受験とか習い事とか色んな理由で断ってた。
色々忙しい理由があった。

でもあの頃じゃない。

もう遅すぎる。

もういまの父親は年をとって
高い山には登れない。
あんなにスキな山登りなのに。

あの時一緒に登ってあげれば良かった。

愚かな娘。

マチュピチュの山を登りながら

彼女はひどく昔の自分を恥じて後悔する。

なんとかマチュピチュまで連れて来れないだろうか。
だめだ、空気が薄すぎるし登るには若者のペースで
登るから他の人の迷惑になる。

何日も考えて考えた。



しかし、彼女は気がつく。


もうマチュピチュは無理でも

高尾山なら登れるんじゃないか。

うまい弁当を食べて、
キレイな景色を一緒に見ればいいじゃないか、




「Too Late なんて、そんなこと、あるもんか」



何十年も前の自分を後悔して恥じて
ささいな思い出から今できる後悔しない方法を学ぶ。

旅ってそういうことじゃないか。

私も遅すぎたなんて思いたくない思い出ばっかり。





最近一番感動した話でした。