介護制度が青島等で試験的に始まっているところ以外は、在宅サービスがまだ普及していません。老人ホームの利用料は、年金と家族からの扶助で負担できる富裕層向けで高額なため、一般的には自宅介護がメインとなります。

 

共働きが一般的な社会なので介護不足となり、家政婦さんを介護のために住み込みで雇うことが広く行われています。高齢者のみだけでなく、子どもの養育のためにも利用されているようです。

 北京市などでは、介護を受ける場所の目標値を「9073」としています。自宅が90%、在宅サービスが7%、病院や施設が3%。上海市では「9064」である。いずれも2020年を目標達成の年としています。自宅介護の目標比率が高く設定されています。