幽遊白書やるろうに剣心が流行り、ワンピースやコナンが始まった。
FFやドラクエ論争に、スクエアのRPGが席巻して、プレステだ、サターンだなんだと時代だ。
音楽は、小室とヴィジュアル系が元気だった。
ポケベルとPHSができて、ネットが黎明期を迎えて、パソコン持ってるのはオタクだけだった。
1999年には世界が滅ぶとまことしやかに囁かれ、終末論に沸いていた。
そんな世界に私はいた。
周りの友人と競うようにそんな流行りの波に飲まれていって、気がつけば立派なヲタクが出来上がっていた。
痛々しい漫画の専門用語で友達を呼んだり、ペンネームを揃えたり、暗い背景にキープアウトと血が散らしてあるCLAMPのようなイラストを好んでいた。
気がつけば周りもそんな友達ばかりだったが、気にしなかった。
おしゃれなんて気にしてない。
たまに見る雑誌に載ってるコスプレに憧れてみたりするアホだった。
受験勉強もする気がなく、自分の将来なんて考えてなくてぼんやりとその楽しい時間を過ごしていたら、あっという間に大学受験が迫っていた。
この頃にほんとうに、ネットがなくてよかったと思う。ネットがあったら死んでた、黒歴史がさらに量産されてた。