パインのDreaming Pineapple♪ -2ページ目

こんな明日

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Out□ookのバージョンアップを実行したら、機能が一つだけ増えました。
それは「インターナショナル・ドネーション(寄付)・システム(IDS)」。
簡単に言うと「寄付金付き年賀葉書」のメール版。ふむふむ。。早速使ってみる。。
最初の実験は、、ブログ仲間の「ゆら□ん」さんにしてみよう。宛名を書いて、シコシコ本文を書いて、、送信ボタンを押す前に新しい「IDS」のアイコンが現れます。クリックする。画面には40を越える国際的NPO・NGOや、地震被災地救済基金、アフリカ飢餓救済基金から邪馬台国考古学研究財団に至るまで、実に様々な団体のカラフルで個性的なアイコンが並んでいる。
僕は記念すべき最初のドネーションを、、「国境なき医師団」に決めて、そして送信。
送信後、「国境なき医師団」から瞬時のメールが入ります。「あなたのドネーションに感謝します。この募金は国境なき医師団の活動に活用させて頂きます」。。。1回の寄付行為にかかる課金は1円です。例えば1日20通のメールを打つ人がその10%を寄付金付きにしたとして、一月60円。それが通信費と一緒に引き落とされる。そうやって、仮に日本で1000万人の人が1日2円寄付したら、1000万×2円×365日=73億円。なるほど~。
暫くすると「ゆら□ん」さんから返信がありました。メールに「このメールは寄付金付きメールです」とあります。アイコンをクリックすると「月面大型望遠鏡建設基金」とあり、さらにクリックすると「月面大型望遠鏡建設」の意義や計画の概要を見る事が出来ます。なるほどね。夢がある。あしたはWWFにしてみよう。誰に送ろうかな。。


実は、実際この構想を、ビジネスモデルとして特許出願できるか専門家に相談したことがありました。(止めましたけど)。アメリカで政治献金のシステムはあるけど、「寄付金付きメール」はもっと面白いかもしれない、とは言われました。ドネーションと収益性は馴染みにくいけど、社会的活動をする団体を真に応援したい人、ささやかな社会貢献をと考えてる人、そして勿論、いいカッコしいの人、、いろいろな動機のワンクリックが、地球の裏側まで自分の1円を届けてくれる、そんな血のかよった情報インフラを創れないかな。。
提案はしてみるつもりです。相手はモンスター企業ですが。

構想案

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それは、超高層ビルがひしめくオフィス街と、ターミナル駅の中間地点に密かに存在する。
外観はアーカンサスを戴いた太い石の柱が並ぶ、街並みとは不釣り合いなギリシャ神殿の様式を見せている。でも列柱もアーカンサスも排気ガスでかなり黒くすすけている。
列柱をくぐると、さっきまで固く閉じていた赤錆た鉄の扉が開いていて、大柄な黒人のドアマンが中へと促している。
扉をくぐる時に、小さな「ROCK SHOW」というネオンサイン(店の名前)を見る。
鈴なりのウェイティングバーを横目にロビーを進むと、劇場を思わせる厚いダブルドアがあり、それを抜けようやくホールへと辿り着く。
ホール全体が暗転している中、すり鉢状の客席に並ぶ無数のテーブルライトが、ブラネタリウムのように美しい風景をつくっている。客席に座り、オーダーした酒を一口飲む頃、ステージに白髪混じりのDJが現れる。すり鉢状の客席がどよめく。
DJ「今日の客はなかなかコアな感じだね。次のリクエストは、196X年のあの伝説のライブから、THE XXXX~!」。幕が開き巨大なスクリーンが現れ、偉大なバンドの伝説のライブが、大映像とPAシステムで現代に甦る。

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こんな店のオーナーになるのが夢です。いつか開店できたら、是非来店して、コアなリクエストでDJを困らせて下さいね。

清志郎のいなくなった世界

巨星が夜空を滑り落ちました。たくさんのメロディーが効果音のように響きます。
トランジスタや雨上がりのずっと前に清志郎に出会いました。僕もその一人。
陽水の「氷の世界」で陽水・清志郎の合作「帰れない二人」と「待ちぼうけ」。「帰れない二人」を越える曲はこれからも生まれないかもしれません。
あるブログが書いていました。「街は静かに眠りを続けて」まではもしかしたら書けるかもしれない。でも「口癖のような夢を見ている」とは続かないぜと。
RCが大ブレークする時の名刺がわりの一曲「わかってもらえるさ」のイントロを聴いてRCの覚醒を「わかった」と思ったのはいつの事だろう。         訃報を告げるTVでは「雨上がりの夜空に」の映像が何度もリプレイしてましたが、どこの局も「こんな夜に~」でしたね。でもこの曲の一番輝かしいフレーズは、「雨上がりの夜空に輝く、雲の切れ間に散りばめた、ダイヤモンド!」だと思います。まるでハイビジョンのように澄み渡った情景描写です。
「スイートソウルミュージック」が名曲中の名曲です。「ボーカルこそが人類最高の楽器」だと誰かが言ったね。だとすれば、唯一無二の楽器が灰になったって事だね。。(涙)。
それをライブで目撃しました。清志郎の真骨頂はこの曲の「本編」が終わった後に現れるんですよ~!本編の2倍位のエネルギーが爆発するんです!その勇姿を僕は忘れません。
清志郎の歌唱は「絶対音感」で叩きつけてくる。どんなに弾けても絶対外さない。鳥肌が立ちました。。(涙)。
僕は日比谷野外音楽堂でRCサクセションとして清志郎に会えました。多分、3メートル位横にチャボが居ました。
僕は心置きなく「清志郎ー!」と叫び、清志郎は「野音Baby!」と返してくれました。炎天下のコンサート、清志郎が突如持ち出した放水銃の水を浴びたあの夏は帰らない。。(涙)。      そんな清志郎が「後半」に書いた「自由」という曲を聴いたことがありますか?
ミュージシャンには、いろんな「円熟」があると思います。佐野元春のナポレオンフィッシュみたいなものです。でも、あの曲は突き刺さります。。
「短いこの人生」というフレーズが暗示的でした。

忌野清志郎さん、三日月を夜空に見つけたらあなたを思い出します。三日月が微笑んでる口に似てると言ってたから。

PS、「清志郎も還暦か~」と言わせなかったね。ご冥福をお祈りします。

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