今年もこの季節がくる
シゲちゃん…どうして…
また会いたいよ…
これってわがままかな…
近づいた足音がシゲちゃんだったら良いのに
でもその足音はシゲちゃんじゃないって知ってる。
シゲちゃんに会って言えるのであれば
「もう一度寄り添って歩いてみたい」
って言いたい。
この気持ち受け取ってほしい…
あれは1年前の冬かな…
うん、いつもどおりにシゲちゃんの家にいた時に真実は語られた。
「なあ…○○…」
『どしたのーそんな深刻そうな顔してー笑』
「しばらく一緒にいられないんだ…」
『…え…?』
言葉は突き刺さるように重かった。
しばらく一緒にいられない…?
気づいたら涙が流れていた
『どう…して…?』
「行くんだ。」
『行くってどこに!?』
「ロシアだよ…」
シゲちゃんから語られた真実を受け入れられなくて
どうしてそんなこと…
シゲちゃんは困ったように私を見た。
『シゲちゃん…どうして…なんでよ…』
そう聞いても
「ごめん、ごめんな」
そう言うだけだった。
『いつまでロシアにいるの?』
って聞いても
「いつになるかわからない」 って言うだけだった。
そんなことを思い出しながら人混みを歩き出す。
いるはずないってわかってるのに人混みからシゲちゃんの後ろ姿を探してしまう…
もしも今シゲちゃんが日本にいたら今すぐに電話かけて
「すぐに来て」って言ってみたいのに…
ためらってる…
戸惑ってる…
まだ結論が出せない…
いつの間に暗くなってたのだろう
。
上げた指で星の数を数えながら、シゲちゃんに初めて出会ったあの日を思って
チクリ…
胸が痛くなる。
早く決めなきゃ。
11/07 15:54 Twitter for Androidから
あぁ…そうか、
私はシゲちゃんを好きになって少し臆病になったのかな…
人混みに紛れて降ってくる雪に紛れて泣いていた。
『…っ…シゲ…ちゃん…』
泣いていた。
泣いていた。
泣いていた。
すると、
ドンッ
誰かにぶつかった。
『あっごめんな…』
「○○?」
『え…?』
上を見ると、
黒髪で、ちょっとしゃがれた声で、私の名前を呼んだ人がいた。
それは紛れもなく、
『シゲ…ちゃん…』
「○○!」
また泣いていた。
今度は嬉し涙のほうだ。
『おかえり、シゲちゃん!』
「○○、ただいま」
人目をはばからずにシゲちゃんに抱きついた。
『どうして、ロシアに行ったんじゃ?』
「つい3日前にカムバックしたんだよ…」
『なんで?』
「だって今日は…○○の誕生日だろ?」
悲しみに暮れて自分の誕生日を忘れていた。
「それでな、これを渡しに…」
そう言ってシゲちゃんは私に小さい箱を渡した。
『何…これ…?』
開けてみると、キラキラ光る宝石付きの指輪が入っていた。
『シゲちゃん…』
「○○、結婚しよう」
『はいっ…!』
そして数年後…
「おーい準備はいいかー?」
シゲちゃんに言われたから
『うん!』
シゲちゃんのところに走っていった。
「おぉーさすが俺の嫁。すっごく似合ってる。」
『ありがとう。』
お互い見つめ合って笑いあった。
「今日から○○も加藤だな」
『ありがとう。嬉しい!』
シゲちゃんありがとう。
出会ってくれて。
付き合ってくれて。
ロシアに行っても忘れないでいてくれて。
結婚してくれて…
これからも、ずっとずっと 愛してる。
おしまい。
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