最近、「1年間に保護された約10万頭のイヌやネコのうち約15%からは飼い主からでした」というメッセージが流れるACのコマーシャルがあります。
人によって受け取り方はさまざまでしょうが、今回はこの15%という数字が具体的にどれぐらいの数字なのか少し考えてみたいと思います。
約10万頭のうちの約15%ということなので、1年間に保護された子のうち、飼い主からは約1万5千頭ということになります。
人によって受け取り方はさまざまでしょうが、今回はこの15%という数字が具体的にどれぐらいの数字なのか少し考えてみたいと思います。
約10万頭のうちの約15%ということなので、1年間に保護された子のうち、飼い主からは約1万5千頭ということになります。
現在、日本国内で飼育されているイヌネコの頭数は(一社)ペットフード協会によれば推定で犬880万頭、猫977万頭、合計で1857万頭ということです。
先ほどの1万5千頭の数字ですが、これは1年間のものですので、イヌネコの平均寿命をおおよそ13年程度と考えれば1万5千掛ける13年で19万5千頭になります。
つまりざっくりとですが20万頭近い犬猫たちが一生のうち、飼い主から放棄される運命にあるといえるでしょう。
現在飼育されている1857万頭をこの19万5千頭で割ると約95という数字になります。
つまり、飼っている犬猫を放棄してしまう飼い主さんは95人中に1人いるということになるかと思います。
ただ、ここで少し補足しなければならないのは、先ほどの平均寿命の13年というのはあくまで最期まで飼い主に看取ってもらえる子の数字ですのでここにあるように寿命半ばで処分されてしまう子たちまで含めると実際の平均寿命はもっと低くなるかと思われます。
それも考慮に含めると100人に1人あたりが現実の数字に近いのかなあ、と思います。
確かにそれぐらいはいるのかなあ、という気がしますが皆さんはどうでしょうか、
100人のうち、1人はいる、といえますが、100人中、99人の飼い主さんは最期まで家族として一生をともにしているという風にもいえます。
もちろん、様々な事情で泣く泣く飼い犬や飼い猫を手放さざるを得なくなる方も仕方なくいることも事実です。そういう人には本当に同情せざるを得ないです。
でも、単に引っ越すことになった、とか、一緒に済むことになった人が動物が嫌いだから、とか、安易な理由でいとも簡単に手放し、それをみんな当然そうしているかのように考えている人も中にはいます。
そういう人にこそ知って欲しい、そんなことをする人はごく僅かで、そんなあなたは普通の人ではないのだ、ということ。
どれだけ収入があろうと、社会的地位があろうと、あなたは100人中の最下位であるということを。
飼い主からの依頼の保護が15%。この数字はそんな人たちにはおそらく響かないでしょう。「みんなやってることだから」と。
でもそうではないことを自覚してもらいたくてこんな記事を書いてみました。この数字が千人に1人になり、いつか1万人に1人になったら、いまよりもっと人間にとってもいい社会になるのだと思います。