October 2007

サグラダ・ファミリア(聖家族) (集英社文庫 な 34-5)/中山 可穂
¥440
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市立図書館に行ったときに、整理によって不要になった本らしく、「ご自由にどうぞ」とあったので持って帰ってきた。タイトルに惹かれたんだけど、タイトルから想像していたものと中身がずいぶんちがったのでややびっくりした。

これも氷点に引き続き、血のつながりって?ってのを考える本になった。氷点とはずいぶん雰囲気は違うし、色恋ごともこっちの方がすごいけど。

そういえばスペインにあこがれている人が身近にいるが、この本の主人公もそう。
スペインってぴもーにはあんまり具体的イメージというようなものがなくて、ヨーロッパの1国として埋もれているけど、何か人を惹き付けるものがあるのかな。ラテンの国だから楽しそう。。。
ミロ美術館にはいつか行ってみたいな。

同性愛もかなり大きな軸になってるけど、身近に同性愛の人っている?
理性的には、そういう人がいてもいいとは思ってる。でもいかんせん、リアルに出会ったことがないので、実際に身近にいたら、どういう態度に出ればいいかよくわからないのも事実。
同性愛の男の人はすごく親切でやさしそうなイメージがあるけど、同性愛の女の人って刹那的な鋭い人たちってイメージもある。実際のところ、どうなんだろう。
これも外国に行って勉強してみたい。オーストラリアは同性愛がかなりオープンて聞いた。

同性愛の人の最大の悲しみは子供ができないってこと。
それがどれだけ悲しいことかあんまりわからないけど、やはり子供は愛の結晶としてほしいのだろうか。
それとも愛とは関係なく家族の一員としてほしいだけなのか。
もともと子供をほしいと思ったことがないので、あんまりぴもーにはそのあたりは理解できなかった。

でも子供をもうけてから人間って本当の大人になる気はする。しかし自分の人間的成長のためだったら育てればいいことであって、自分と血がつながってる必要はないよなー。うーむ。