お久しぶりです。ぴもです。今私は夏休み中です。
4年生の夏休みは7月末から10月半ばまでも字面だけだととっても羨ましいなが~い夏休みですね。
ただ、実際はそうではありません。私にとっては地獄の夏休み。やつのせいです。やつ。口が悪いですが。やつです。
やつとはCBTです。先日も書きました。
CBTとは
CBTってなによって思った人も多いと思います。私も医学部に入る前は全く聞いたことがなかったですし、母親も何度言ってもBCGとか言います。それは結核の予防接種のことですね。
CBTとはComputer Basic Testの頭文字をとったものです。日本語に訳すと「コンピューター基礎試験」って具合ですかね?
訳してみてもいまいちわかりませんね。
CBTを簡単に言うと、コンピューター パソコンを使って行う。簡単な試験です。私たちが思い浮かべる試験は紙が使われますね。小学校や中学校、高校のテスト、さまざまな試験において紙に問題がかいてあり、問題用紙やマークシートに答えを書きましたね。
それとはことなりCBTはコンピューター上で、問題が表示され、答えを選び、決定を押したりして解答します。YouTubeでさいきん再生する際に最初に表示されるアンケートに似てますね。
CBTというのは試験の方法で、医学部、歯学部の進級試験やさまざまな資格試験などでも、採用されています。
医学部生は避けて通れないCBT
CBTのことはわかった。でも、CBTにそんなに騒ぐのか?いつも受けている期末試験などとはどう違うのだという指摘がされるかもしれません。
どうしてそんなに重要なのか?その答えは、CBTは国(文部科学省)が主導し、全国の医学部で絶対にやらないといけず、文部科学省がきめた基準を満たしてないと合格できないからです。
普通の期末試験などは、問題を教授が作り、採点基準、合格基準も教授の裁量によります。
だから、最悪、テストで点数を取れなくてもレポートを提出すれば、合格をもらうことができます。劇ゆるの校内試合なのです。
対比させると、CBTは厳格なルールの下で行われる全国試合です。点数に満たなければ無慈悲に不合格。留年です。泣いてレポートを書いても合格はもらえません。
どうしてそんなに厳しく行うのかと思う人もいると思いますが、実は医学部におけるCBTは自動車学校における仮免許試験と似ています。
この試験は医学部で4年生か5年生のときに行われます。医学生はだいたいどの大学でも4年生や5年生から大学の付属の病院で院内実習が始まります。院内実習というと教授たちに教えてもらいながら簡単な医療行為を行います。院内実習は自動車学校における路上教習に似てますね。
大学としては、CBTである程度の点数が取れていない学生は、知識が不足しており、病院での実習させることはできないと判断します。なので、医学生には病院実習が必須であり、その病院実習をするためには、CBTに合格しないといけないので、医学生はCBTを避けて通ることはできません。
今日はCBTについて説明しました。
これからも医者になるために頑張ろうと思います。
長い文章お読みいただきありがとうございました。ではまた✋

