数年前、沖縄の怖い話系(フィクション)の番組を見て初めて知ったシマクサラシ儀礼。失礼ながらその番組では変態チックに感じ、勝手なイメージではひっそり行われていて、開催地域は非公開だと思っていたのですが、本を読むとところがどっこいでした❗️



知らないまま放置してましたが

⬇️看板を見つけ学ぶことに!


学ばせていただいた素敵な本は

琉球諸島の動物儀礼/宮平盛晃著



さすが古くからある儀礼!地域によってさまざまなな変容があるようで、一言で説明できない細かく深い研究内容で、引き込まれました。



シマクサラシは、

村落の境界線で災厄の侵入を防ぐ儀礼で、方法は村落の入口に左縄を張りその縄に主に牛、豚、ヤギなどの骨や骨肉、肉などを挟み込み吊るしたりする。



その意味合いは、吊るされた骨や肉を見た災厄に、村落に入ると同じ目に遭うと思わせ退散してもらう(骨の場合)、または好物を吊るしこれを食べさせることで村落に入ることなくそのまま帰ってもらう(肉の場合)、またはもう儀礼は済みこの村の人々は肉を食べ力をつけてるよと知らせる意味があり、地域によってその意味は違うらしい。



現在では豚が使われる地域が多いようですが、本来は牛を使うことに意味があったよう。その裏付けは、違う動物を使っていたが元の動物(牛)に戻したなど事例があることや、儀礼の由来話に〝言葉を話す牛がいて、近い将来に蔓延する流行病の対処法(シマクサラシ儀礼)を村人に教えた〟というのがあり、牛が言葉を話すのは牛と人との間で転生があったからと考えられていた。人は死ぬと神になり子孫を守るとかそのような考えもあったかな?そう言えば、闘牛関連の方が〝牛は神様〟と言ってたのは…こういう考えと関連があるのかも?



私が幼かった頃、祖母の家でお祝いがあって、私を追いかけ回し突いたあのニワトリが食べ物に変わっていく姿を目の当たりにして、衝撃と突かれない安堵さ、食べ物のありがたさを知りましたが、儀礼に使われる動物の話もあり、考えさせられる本です。



男性が動物を解体することから、女性が参加できない地域もあるようで、期日も違うようですし、儀礼を実際見てみたい方には必要な本だと思います。



昔の人は真剣に儀礼を行なっていた。

今より病気は致命的だったはず。

病気や不幸が来る前に手を打つ。

防災のためのまじないをしてるってことは不幸になってないってこと✨

現在幸せってこと✨

感謝を思い出す機会でもあるんでしょうね🌸