今回のブログは、超個人的な内容なのだが、
どうしても書いておきたかったし、面と向かっては伝えることができないでいる「彼女」へのラブレターになっている

先日の俳優三浦春馬さんの訃報に
私にはどうしても重ねて考えてしまい、思い出さずにはいられない1人の男の子がいる。
うーん。違うな。わざわざ思い出さなくとも
ずっーと心のどこかに静かに存在している。
そんな男の子がいる。
4年前、私の身近な存在であった
ある男の子が自ら命を絶ってしまった。
その知らせを聞いても、遺体を見ても何一つ現実味が無く、ずっと夢の中にいるようだった。
男の子は、ただ眠っているだけのあどけない安らかな寝顔にしか見えなかった。
人に支えられ、立っている事がやっとの
男の子のママを前にどんな言葉をかけていいかもわからず「嘘みたいだよ。。」とだけ呟いて、ただただ一緒に泣いた。
あれから4年。
彼女の時間はずっと止まったままの様に感じる。自分をずっと罰し続けているいるようにも見える。
「自分を許す事は一生ない」
彼女は言う。
元々繊細で優しい彼女。
そしてそんな彼女にとても良く似た
繊細で優しかった男の子。
そのあまりにも早過ぎる死が
彼女にとってどれだけの衝撃を与えたかなんて私には想像もつかない。
彼女の深い深い悲しみや喪失感を前に
私はいつもどうしていいかわからずに
立ちすくんでしまう。
いつも周りに気を使い過ぎるほどに使ってしまう彼女は、人前では気丈に笑って見せるけど。
私には、その笑顔の後ろ側にある彼女の悲しみが透けて見えて、胸が詰まってしまう。
動き出せずにいる彼女に周囲の人々は言う。
残された家族の為に
立ち直りなさい。
前を向きなさい。
進みなさい。
そんな言葉を耳にする度に
私はいつも胸がギューっとなる。
確かに身近な身内の方達からすれば、
閉ざしてしまった彼女を目の当たりにして、
不安だし心配だし、彼女のためを思っての叱咤激励なのだろう。
でも。
心の傷は体の傷と違って目には見えない。
繊細な彼女がどれだけの傷を負い、その痛みを背負って、やっとの思いで呼吸して、今この瞬間を生きているのか。
その痛みの前では、どんな言葉も凶器になってしまうのでは無いだろうか。
もう4年だとヒトは言うかもしれない。
でも、時間の止まってしまった彼女の前に
4年という月日は存在しないも同然なのではないだろうか。
彼女はずっと踏ん張っている。
自分の心が壊れてしまわない様に。
自分が消えてしまわない様に。
充分に頑張っているのだ。
そんな彼女だから、私はずっと彼女に伝えたいけど、伝えられていない事が有る。
それは。
どうかもう自分を許してあげて欲しい。
自分を許せないというのは、
その死を受け入れられない
その子を許せないということ。
死を選んでしまったという事も含め
丸ごとそのままを受け入れてあげて欲しい。
どんな事であっても、間違っていたとしてもそれはその子が決めて選んだこと。
誰かをコントロールするのは例え親子であっても、不可能だ。
今までもう充分過ぎるほどに
自分を責めてきたはず。
自分を許してあげて欲しい。
自分に優しくしてあげて欲しい。
自分を緩めてあげて欲しい。
私の願いであり祈りだ。
彼女の悲しい笑顔が浮かんでしまって、
直接伝える事はできてないけれど。
私は彼女が大好き

冗談も通じないくらい純粋で、
自分の事よりも人の事を優先してしまい、
気遣いばかりしてる繊細で優しい人。
大雑把でテキトーな私には無いモノを
たーくさん持っている彼女。
若い頃はそんな彼女に
嫉妬の様な感情も抱いたりした

でもそれ以上に、彼女を助けてあげたい
力になりたい、自然にそんな気持ちになってしまう可愛い人

素敵な素敵な女性💕
いつも話を聞くことしかできない
無力な私だけど。
うつむき続けている彼女が顔を上げた時に、
ちょっと会いたいな。と思い出してもらえる存在でいられたらいいな。と思っている

たまに私のブログやインスタ見てくれてるみたいだから、このラブレター
が彼女に届くといいな

