を織り込みにいっているのでしょうか。今週もポンドが下落しています。巷では「金融の仕組は全部ロスチャイルドが作った」

http://item.rakuten.co.jp/book/5843349/

が流行っていますが、ソロスチャートを含めジャブジャブ状態のドルは下落の一途を辿るというシナリオが強くなってきています。一方でソロスは実態経済への影響はこれからとしつつも底打ち感を認識していて、個人的にはどっちなのかなーといった状態。原則売りですがロットは小さく、小商いが続きます。


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◆昨日の戦跡

 PIPS -24

 2.レンジトラップ

  A.レンジブレイクと思いポジションを取ったが反転。即座に反対売買を

    行うも再度反転。気が付くとレンジ相場の中でもがいている形に。

  B.リミットを設定するもその一歩手前で息切れしてしまい、利小に。

  C.ストップを設定するもかかった途端に反転。ふるい落とされる形に。

  D.レンジが長く、我慢出来ずに決済した途端、ブレイクする結果に。


  先週の木・金はまさにこれで負けたような形となりました。どうしてこう

  なったかを考えてみましたが、いくつか理由がありそうです。


   a.多少の反転で最初に練ったアイディアを間違いと判断した。

   b.自分のストップ・リミット設定が正しいと思い込んでしまった。

   c.時間の概念をおざなりにした。


  aに関しては当初のアイディアの反対方向へ向かう確率・量を定めて

  いない、あるいは適切でない事に起因しそうです。N字なのかV字なの

  か、Wなのか、L字からの下落なのか。予想通りとはいえ52万人の

  雇用喪失と言う事でファンダメンタルは下。つまり原則売り。テクニカル

  上U字反転しかけている所で買いつつも、S字となって下落していく様

  は傾きを見誤っているだけでなく、反対方向への軌跡を想定していない

  からと言えそうです。


  bとaは相反していそうですが、実は上述の反対方向への軌跡を想定し

  ていない事が理由として挙げられます。しかし、だからと言ってストップ

  を下げたり取り消したりするのは過大な損失を招く恐れがあります。

  最初のアイディアに対する責任として受け入れ、反転しそうならば反対

  売買を行えば良いだけです。個人的にはこのケースは何分足のチャー

  トに基づいて相場が動いているのか見誤っていた、つまりcとも連動して

  きますが、大局観を見落としていた、という事が往々にしてありそうです。


今井雅人氏の書籍に「勝利の方程式」というのがあります。http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4534039425/mattimaisyour-22/

為替のバイブル的な本になっていますが、先週木・金と負けが続いたので読み直してみました。5・6回は読んだのですが、金言の見落しが結構ありました。当時の自分には当てはまらないとして斜め読みしてしまったのだと思います。儲からないトレーダーの13の法則からの引用で、自戒の念を込めて。


 1.損大利小

  A.小刻みなトレードで利益を繰り返し、一度の大損失で利益を飛ばす

  B.少し下がったら手仕舞う予定で、いざ下がったら元に戻るだろうと

    思ってしまい、その後も下げ続け機会を逸した

  

  どちらもSTOP未設定・不適切だから生じてしまう負けパターン。入る前

  に自分が許容できる損失を決めなければならない。私の場合だと一度

  の取引で許容できる損失は10万円まで。ポンドだとスプレッド6pipsの為

  レバ100倍の50枚買いで入った場合は14pipsの下げまでしか許容でき

  ません。ポンドの14pipsと言ったら下手したら1秒未満で変動したりする

  ので、私に取ってこの取引は適切ではないのかも。


  ここだというタイミングで入っているつもりなので、入って30秒以内には

  利益が出て欲しいと思う事から、必然入るタイミングもシビアになって

  きます。


  レバやスプレッドは業者依存の為、損失額・枚数・時間を調整する必要

  があります。損失額は手元資金に応じて一定の割合で固定しているし、

  時間というのはその時々のボラティリティや自分の本能的な性質や裁量

  にも依存しているので、実質枚数の調整が主体に。


  総括として、損失10万円、レバ100倍、スプレッド6pips、許容30pips、

  30秒以内の利益確認(確定では無く確認)とするならば、


   ボラ通常時は30枚、

   ボラ高の時は10枚~20枚


  とするのが自分にとっては良さそうです。

http://jp.reuters.com/article/economicIndicatorsAndComments/idJPnJT831290620090109

52万人の減少と言う事で予想平均55万に近かった為、市場は折込済みだったという事でしょうか。ドルが1円半、ポンドが3円半のボラでしたが、ユーロが大きく売り込まれ4円のボラとなりました。どうにもユーロ安が止まりません。ガス供給問題やECBの利下げ観測の影響なのでしょうけど、4時間足の明確な下落にも関わらず戦跡はさっぱり。指標発表ボラの両建てストップで多少の利益がでましたが、今日もトータルマイナス。損大利小のありさまで。入りすぎかなとも思うので、構想の練り方に工夫をしなければと思います。

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◆昨日の戦跡

 PIPS -63

昨日のポンド・円、ユーロ・円は22~24時近辺が熱かった。英中銀増札の噂から下落の一途だったのが、デマとの報道で鋭角に急上昇。その後は行き過ぎ感からか終局的には半値戻しましたが、上昇時にトイレに行っていたというお粗末さ。戻りで30PIPSほど取れましたが、昨日はトータルで負けてしまいました。簡単な相場だったようにも思えるのですが、流れに乗る準備が足りてません。少なくともポンドに時間差で追随したユーロの上昇は取りたかった・・・。ストップだけでなくリミットもしっかり意識したいです。


悔やまれるのは利下げ余地があるのに増札?って違和感があったのですが1時間もするとその意識もどこへやら。見極めが甘いです。


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◆昨日の戦跡

 PIPS -63

31歳無職(崖っぷち)が投資活動を通じてYUCASEEに入るまでの軌跡を今日から記載します。


◆投資対象

 1.為替(ポンドorユーロ)

 2.不動産

 3.商品先物(原油・金)


◆目標

 1億円


◆経験年数

 1.為替(ポンド・円) 半年

 2.不動産 3年

 3.商品先物 数冊本を読んだ程度


◆投資方針

 1.ハイリスクハイリターン、1:2型

 2.1億円到達までは年率100%成長目標

 3.日次損失は全資金の5%、月次損失は全資金の20%まで。

 4.日次50PIPS、月次1000PIPS目標

 5.どんなポジションも必ずStopを入れる。原則ポンド20、ユーロ10pips

 etc.


当面、ポンド/円の取引中心で進めて状況によりユーロ/円も扱います。

5000万円を超えてきたら不動産も視野に入れたいと考えています。


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◆今日までの所感

 ユーロ・ポンドが0.98を超え、いよいよ通貨統合かと思われましたが、

 英中銀の利下げ見送りの噂、ECBの利下げ観測から0.90にまで下

 落し、ポンドのボラティリティが保たれました。明日の米非農業者部

 門雇用者数が60万人以上の減少となれば、大幅な下落が見込まれ

 る為、依然として予断が許されない状況です。