息子がまだ4歳、娘が1歳くらいの頃に
二人を連れてバスに乗ろうとした時のお話です
小さな子どもを抱えて出かけるって
めちゃくちゃ大変ですよね
私の場合、先に子ども達の出かける準備
(着替えさせたり、荷物をバッグに入れて玄関に置いておいて、靴を履かせる)
を先にやって、
あとに自分の簡単な準備をしてから
出発していたのですが、
自分の準備ができて、
さぁ娘を抱っこ紐に入れて(?)
出かけよう
と思うと、娘がバッグの中身を全部出して
荷物チェック(?)していたり
息子は早く出たくて
玄関のドアを何度も開けたり締めたりして
外の様子を覗いていたり…
その二人を連れて
公共の乗り物に乗るとか……
ママにとっては
めちゃくちゃハードルが高い
だけれどその日はどうしてもバスに乗らないといけない理由があったので、
いつものように支度をして、
その日は娘が歩きたいと
訴えてきたので、抱っこ紐を身につけるだけつけて、
二人と手を繋いでバス停に向かいました
小さな短い足でパタパタと歩く姿は
とってもかわいいけれど、
手をつなぎたがらず、
それなのに道路に飛び出そうとする厄介者(笑)
必死に手を繋いで
バス停まで連れてきたところで、
見知らぬおばあちゃんが先にバス停で
バスを待っていたんです
そしてその後ろに3人で並んでいると
そのおばあちゃんがぽつりぽつりと
私に向かって話し始めました。
「まぁかわいい
歩けるのね。歩けるなら少しはママも楽になるわね。
今まで大変だったでしょう
でもね、すぐだから
あっという間に大きくなるからね。
頑張ってね」
その瞬間すごく心が癒やされて
泣きそうになったのを覚えています
子育てしていると、
あまりのいそがしさに
自分の感情すら忘れてしまう事がある。
そしてこんな他人の温かい言葉でやっと
自分って疲れていたのかも…とか、
誰かに認めてほしかったのかも…とか
そんな気持ちに気づくことがある
専業主婦は仕事をしていないとか、
兼業主婦のほうが大変とか、
意味のない女同士の争いとかあるけれど
子育てしている時点でみんなすごいし
頑張ってる
人に厳しい言葉や批判的な言葉を
投げるのは簡単な事。
「私はもっとこうだったよ!」とか
「そんなの大変なうちに入らないとか」
「だったら生むな」とか…。
でもそんな言葉は
何も生み出さないし、
余計に人を傷つけるだけ
どっちが大変とか苦しいとか、
他人が決めることじゃない。
たった一言
「おつかれ様♪」って言われるだけでも
救われるものがある。
経験したからこそ、
もっと大変だったよ!とマウント取るんじゃなくて
「わかる、大変だよね」と言って上げる方が
みんなの心も救われるし
それだけで子育ても楽しいと思える事が増えると思うの
だから、子どもたちが小学生になった今、
私は小さな子どもを見て
微笑む怪しいおばさんになっているw
と、まとまりの無い記事になってしまったけれど、
子育てにも介護にも
優しい世界になるといいな
(もちろん子供が騒いだり店内走り回ったり他人に迷惑をかけてるのに注意しない親は最悪だけれどね)
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