こんにちは!

先日、新聞で、「ネアンデルタール人は何者か」
という記事を読みました。

ネアンデルタール人といえば、人類の祖先にあたる旧人であると
歴史の教科書で学ばれた記憶のある方も多いのではないかと思います。

私の記憶では、猿がヒトに進化していく過程の人類と、猿とヒトの中間くらいである
というようなあいまいな記憶が残っています。

しかし、その新聞記事には、衝撃の事実が書かれていました。
そこには、遺伝子解析技術の進歩とドイツの若手研究者の熱意により、
ネアンデルタール人の人骨をDNA鑑定した結果が書かれていました。


「結果は驚くべきものだった。
ネアンデルタール人のDNAは、ヒトとは大きく異なっていた。
前者は後者の祖先ではなく、並行して進化してきた別の種だった。」

(福岡伸一「芸術と科学のあいだ」日本経済新聞朝刊(2014年7月13日)36頁より引用。)


なんと、人類の祖先であると思われていたネアンデルタール人が、
実は、人類の祖先ではなく、別の種であったということなのです。

別の種ということは、今地球上に存在している人類とは別に存在していた、
もう一つの種類の人類だったかもしれないのです。

現在のヒトと同じような人類が
もう一つ存在していたなんて驚きですよね。

そして、ネアンデルタール人は、その後忽然と姿を消しています。
いったい、ネアンデルタール人は、
どのようにして生まれ、なぜ滅んだのか?

そして、どうして、現在のヒトだけが生き残っってきたのか。
そんなことを考えてみると、別に人類学や歴史に興味がなくても、
何だかワクワクしてきてしまいます。


科学の世界は、技術の進歩と研究者の熱意により、
どんどん新しい事実が発見されていきます。

そして、かつて事実であった事柄が、実は事実ではなかった
ということが、ネアンデルタール人の例ではありませんが、
どんどん生じてきています。

このことは、ビジネスや我々の生き方にも
大きな示唆を与えているのではないでしょうか?

かつて、鉄板と思われていた手法が、実はそうではなかった。
かつて、常識だと思われていた事柄が、実はそうではなかった。

そんなことは、山ほどあるはずなのです。

一例を挙げれば、かつてバブルの時代には、
事業の多角化や財テクがもてはやされて、
経営の常識とされていました。

ところが、今はどうでしょう。

反対に、
事業の選択と集中がもてはやされ、不採算事業は切り捨て、
自社の強みに経営資源を集中的に投下することが、
経営の常識となっています。

ましてや、我々の身の回りのことなんて、
都市伝説というものも存在するように、
玉石混合の情報で満ち溢れています。

そのようななかで、かつて教えられた常識を
バカの一つ覚えのように信じて疑わないという姿勢は、
非常に危険なものであるように思われるのです。

すべての常識が間違っているということではありませんが、
当たり前や常識と思っているものほど、
ちょっと視点を変えて眺めてみる、
少し深く考えてみるという癖をつけておくといいです。

そこから新しいアイデアやビジネスが生まれるかもしれませんから。


最後までお読みいただきありがとうございました!