今周期の採卵キャンセルからの数日間で
本当にいろんなことを考えました。
一番頭の中でいっぱいだったのは
うまくいかない不妊治療を続けることによる
今いる家族への申し訳なさ、そして自己嫌悪です
私は、治療は、できるだけ家族に迷惑をかけないように、
家族の負担にならないように、ということを
一番に気を付けていました。
専業主婦なので家計に余裕はないため
治療費は私の独身時代の貯金から出し、
家計には手をつけませんでした。
治療によって娘に寂しい思いをさせないように
通院はできるだけ子供が幼稚園に通っている間にしていました。
しかし今回体外受精に挑戦することで
土日の通院も多くなり、
家族全員で過ごす時間は確実に減ってしまいました。
そして私がＯＨＳＳになりかけたことによって、
せっかくの休日にも家族みんなで出かけることができず
娘にも旦那にも申し訳ないことをしました。
不妊治療をしている方は、ハードな治療をしながらも
ご主人やお子さんにきちんと向き合って、
家事をして、お仕事もして、と普段の生活も治療も
上手に・丁寧にされている方がほとんどだと思います。
しかし、私にはそれができませんでした。
治療で身も心もいっぱいになってしまい
結果的に今いる家族に全力で向き合うことが
できていませんでした。
今ものすごい自己嫌悪でいっぱいです。
何より一番悔やんでいることは、
うまくいかない治療に精神的に追い詰められてしまい、
どうしたらうまくいくのか・・結果が出せるのか・・と
少しでも時間ができた時はすぐにネットで
不妊治療について検索していたことです。
一日何時間スマホをいじっていたんだろう。
本当にたくさんの方のブログや体験談を読みあさりました。
私の妊活の知識量、正直半端ないです。
頭の中は娘や旦那のことよりも
先の読めない不妊治療のことで埋め尽くされました。
今思うと何かに取りつかれていたようでした。
全て妊活を中心に考えて、動く、妊活中毒でした。
そして心こころあらず、という状態になり、
家事も最低限だけこなし、
あとは家でぼーっとしていることが増えてきました。
旦那は優しいので「今はしょうがないよ！」と言って
たくさん家事や育児を手伝ってくれました。
それに完全に甘えて、どんどん私の生活は堕落していきました。
「初めての体外だからしょうがない」
「初めての移植だからしょうがない」
「最後の採卵だからしょうがない」と
自分に言い訳をして、ひどい生活を送っていました。
優しい家族に支えられていますが
治療がうまくいかない今
私の何もかもがぼろぼろになっている気がします。
家族がもっと幸せになれば、と思って
がむしゃらに不妊治療をしてきましたが、
今いる家族をないがしろにするという
一番やってはいけないことをしていました。
今回の治療失敗でそれに改めて気づかされました。
先の見えない不妊治療におぼれ
今いる家族を大切にできていなかった最低な自分。
今その事実にまっすぐに向き合い、
心から反省し、
少しずつでも生活を変えていこうと考えています。
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これから、体外を続けるのか、
ステップダウンするのかはわかりません。
そして、生活を変えるということは、
何か勉強をすることなのか
旦那と娘の好きな料理のレシピを増やすことなのか
家をもっとぴかぴかに掃除することなのか
娘との家での過ごし方をもっと楽しくすることなのか
何をしたらいいのかも全くわからず、模索中です。
ただ、もっともっと家族に愛情を注ぎ
家族全員の幸せを少しでも増やすことを
全力で考えて、生きていきたいと考えています