ヒカリ学習塾

ヒカリ学習塾

小さな学習教室の紹介、主宰者の日々の思い、お知らせなど綴ります(^^)

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気持ちのいい季節になりましたね!
塾に通ってきてくれている皆さんも学年が上がり、また一歩大人になりました。

最近苦しくて、でも嬉しかったこと。
やはり子どもは成長とともに反抗期も迎えますので、うちに通ってくれている生徒さんも例外ではありません。

特に中学生の男の子は人前で怒られるのを極端に嫌がる傾向があり、それをこちらがした時の激しい反抗は、なかなか迫力があります(ノ_<)

しかし、どうしても伝えなくてはならないことは怒りとともに考えさせないと、あの年代の子どもの真の部分には伝わりません。

ただ、絶対に塾の講師が肝に銘じておかなくてはならないことに、「自分たちは教師ではない」というのがあります。
私たちはあくまでも彼等の伴走者であり、教育者ではないのです。
だから、伝えなくてはならないことは真剣に体当たりで伝えますが、ほらわかったかではダメなのです。
だから怒る時は、その後も絶対に彼等のそばに居続ける覚悟でやっています。

その目的は何か。
それはたった一つ。
彼等と彼等の親御さんが人生を振り返った時に、悔いのない受験を達成すること。
そのお手伝いは私達にしかできない。
これに尽きるのです。

その目標の為に、あらゆる努力と勉強を続けていきたいとずっとやってきました。

とても苦しい時も、切ない時もあります。

でもね、先日あまりにも学習しない為に怒られて、大騒ぎして帰った生徒さん。
その後すぐにお母様からも連絡があり、じっくりと話し合いをしました。
そして、状況とこちらの対応の目的をご理解頂いた上で、お母様も参加して解決に向かうべきチーム?ができました。

そしてその次の授業日、さあ彼は来るかな来ないかなと、心配してましたが、はたして5分遅れて彼の登場でした(^^)

嬉しくて嬉しくてね、もう本当に嬉しくて、思わず「君は本当にいいこだねえ」と、シャープでぶすぶす刺してやったら、「やめれ」と言いながらゴソゴソゴソと学習道具を出していました。


私達が君達に「もう来なくていい!」と怒る時。
この言葉には絶対にわかってもらいたい願いが込められているんだよ。
「この怒りを、悔しさを  乗り越えて 来い!絶対来い」

なんてったって私達、塾に関わる仕事に就いている人種?は、三度の飯より君達が好きなんだよ。


だから、これからも頑張ろう。
一緒に頑張ろう。