祖父母の法事

今日は昼前から法事がありました。

私の母の父と母、私にとっては祖父母の法事です。

祖父の方は31回忌。祖母はもっと早くに亡くなったので50回忌になります。

50回忌が最後と言うことで、母の兄弟（私の叔父・叔母）と共に、

その子供（私のいとこ）達、孫達が他県からも多く集まりました。

広島に住んでいる叔父・叔母・いとこはもう少なく、

関西や関東に住んでいて、会うのはもう20～30年ぶり。

その子供たちにいたっては、今回会うのが初めてです。

11時からお寺で法要。

お寺は次男が生まれた病院の近くにありますので、

次男が生まれた頃のことを思い出しちゃいました。可愛かったなあ

退屈している次男を大人しくさせながらお経を聞き、その後お墓へお参り。

お線香の灰が手に当たり、次男が半泣きになったり、

うちの息子らはこんな場面でもなんだかバタバタしています

祖父は私が小学生の頃に亡くなったので覚えていますが、

祖母は母が結婚する以前に亡くなったので、全く知りません。

祖母は急死で、ある日家に帰ってみたら亡くなっていたそうです。

そういう経験からか、私の母は私たちが出かけたりする時に

「見送る」ことを大事にしているように思えます。

学校に行く時など、家の方を振り返り、振り返りすると、

曲がり角で見えなくなるまで母がこちらを見送ってくれていました。

今、私もできるだけ長男が学校へ行く時などには見送るようにしていますが、

最近は玄関先でバイバイするだけのことも。

思い返してちょっと反省・・・

甘い母だと思われそうだけど、もうちょっと、見えなくなるまで手を振ろうかな。

長男も何度もこちらを振り返り、手を振り振り行くので、それも可愛いんだな

そのうち「もう恥ずかしいけえ、見送りに出るな！」と言われそうですが。

お寺での法要の後は、駅前福屋へ移動し、京懐石のお店でお食事会

家族ごとに自己紹介もしました。

私もですが、いとこ達もみんないい大人になっていましたね。

見違えて誰が誰やら・・・ですが、色々な話ができて楽しかったです。

息子２人も初めはモジモジしていましたが、

そのうちはとこ（でいいのかな？）の男の子達とゲームや談笑したりして、

楽しそうに過ごしていました。

それが結構最後辺りだったので、時間が少なかったのが残念ですが

母や叔父叔母たち兄弟も久しぶりに会えて、

祖父母の思い出や昔話に花が咲き、

とても楽しそうなのがよかったです。

長男にあたる叔父さんが「もうこれで代がわりする、あとはお前に任せる」と

自分の長男の紹介の時に言っていたのも印象的。

長男は大変だなあ・・・と私は思ってしまうのですが、当の長男はどうなんでしょう？

私は”長男の嫁”だし、うちにも”長男”がいるし、他人ごとではないんですよね。

「家」ということについても考えさせられた日でした。

名残を惜しみながらも駅前福屋でみんなとお別れ。

ビールを飲んで赤い顔で眠った夫を助手席に乗せ、帰宅しました。

今度はみんなでいつ会えるでしょうか？

ひょっとしたらもう会うことがないかもしれません。

ですが、「いとこ会」を作ろうと話が出て、まとめてもらっているところです。

このまま、「いとこ」「はとこ」と関係が広がりつつ、つながっていけばいいな