伊東源太郎箸「残響 警視庁監察ファイル」をAudibleで聴きました。
現代日本の警察機構の中で、必殺仕事人のような闇組織が出来、警察内部の警察たる『人事部』がその全容を解明していく・・・というお話です。
現実問題として、警察機構は縦割り・階級的な性質を持っているであろうとは薄々感じ取れるところですが、そんな前提の小説を読むのは、もしかしたら初めてかもしれないない・・・そんなことを思いながら聴きました。
所轄の和気あいあいな雰囲気の「太陽にほえろ!」、エンターテインメント「西部警察」とは全く違う。警視庁の特別捜査班的な「Gメン75」さえも超えるであろう現実感を味わいました。![]()