グレーテルのかまど | 樅の木カフェテラス

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文学や語学、コンピュータなどについて書きます。

 毎週月曜日夜10時からEテレ(このネーミングセンスは如何なものかと 今も思うが。)で放送される「グレーテルのかまど」という番組があります。最初はその次の「100分で名著」を待ちながら観ていたのですが・・・。

 世界中のお菓子(日本の和菓子も含む)を紹介しながらスタジオでも作る内容なのですが、どうも最近目に毒になっています。つまり、食べたくなってしまう・・・。(爆^^;)チーズケーキとか、草餅とか。

 でも、感じるのは、ヨーロッパでは家庭でちゃんと家族が揃ってお菓子や料理を作る土壌があるということ。もちろんお父さんも参加します。それはある意味で羨ましい。
 日本だと、「私作る人、あなた食べる人」じゃないけど、あまり男性が手伝うことないですよね。「サザエさん」でも、ワカメちゃんとタラちゃんは喜んで手伝いますが、それをつまみ食いするのはカツオ君や波平さんなんですよね。それがちょっと寂しい。

 それでもまだ、磯野家は手作りするから微笑ましいのですが。
 日曜日お昼からの「噂の東京マガジン」を観ていると、平成の初め頃からですかねぇ、料理名を言って、街角で一般市民に作ってみてもらおうというコーナーがあって、無茶苦茶やる人たちが出始めたのは。
 例えば、蓮根の挟み揚げがお題の時は、蓮根を大きいままクシに刺して無理無理揚げて黒こげにしちゃうとか、麻婆豆腐では唐辛子をたくさん入れるとか。あれは豆板醤の辛さなんだけど、それを知らない訳。魚の区別もつかない。
 わざと間違えやすいモノを並べておくスタッフもスタッフですが・・・。ニヤリ
 それに、わからない人に限って「わかった!」を連発して、とんでもないことをやる。ああいう台詞を聞く時は要注意ですな。ガーン

 日本の「お母さん」「お父さん」たちは働くのに忙しくて、即席に頼ってきた・・・。また、国民をそんな生活ぶりに追い詰めている政府の怠慢・・・私はそれらを思って哀しく観ています。えーん