さて、前記事はワクチンに関しての話でしたが、私は自分の体験談を書くことで、問題提起をすることしかできません
後は皆さんが、自分自身の心(魂)の声と対話して、御自身で選択なさってくださいね
他人の言葉ではなくて、自分自身で出した答えこそがその人にとって、揺るぎのない本物で真実だと思うからです
世間一般がそうしているから従うではなくて、あなたがどうしたいか?が大事だと思います
そのあなたが選んだ答えがあなたの進む現実となるので、皆さんが良い選択をされることを祈っています
娘に起きたワクチン騒動も、良かれと思ってした接種がひどい結果に終わってしまったと捉えるか、またそれとは逆に、考えようによっては、その後に世間を騒がす子宮頸がんワクチンを打たずにすむという結果をもたらしてもいます
「人間万事塞翁が馬」という、ことわざというか、一種の悟りのような言葉が思い浮かびます
(にんげんばんじさいおうがうま)
人間万事塞翁が馬
【意味】 一見、不運に思えたことが幸運につながったり、その逆だったりすることのたとえ。幸運か不運かは容易に判断しがたい、ということ。(コトバンクより引用)
と、 上でも書いてあるように・・・・・
私もときに、起こった物事の隠された深い意味を後々知ることがあります
時々、何者かに導かれるということを体験することがあるのですが、3年前に私の身に起きた~今日の記事の話もそうだったのかもと、後から思い至りました
今現在は、私は医薬品の会社に勤めていますが、その前職は介護用品や事務用品などを扱う会社で働いていました
当時は、まだ体調が思わしくない娘をバイト先へ送ってから、家事や夕食の準備をして、夕方から遅い時は夜の12時まで働くというサイクルで動いていました
仕事内容は、ひとりが好きな私にはとても適していて、楽しく働いていました
でも、社内にお局さま的な年配の女性がいて、その方がいつも新入りを鍛えるというか、仕事のやり方を強く注意するスパルタな人で、皆から恐れられていたようでした
何人かの人がそのお局さまが原因で辞めていかれたそうで、今度、そのお局さまが原因で辞める人が出たらクビだと警告されていると、後で他の人から聞きました
でも、その後も、お局さまが原因で辞める人が出るけど、なぜかクビにはならないということだったので、たぶん、会社としてはただの脅しだったんでしょうね
上司も事情が分かっているせいなのか?
何も知らない新入りの人は、そのお局さまの近くの席に配置されるのです
私も御多分に漏れず、お局さまの真後ろの席を与えられました
でも、不思議なことに、私はお局さまに大変気に入られて、飴ちゃんを頂いたりと熱烈歓迎で可愛がってもらえたのです
そうして、2年半が経った頃に事件が起きました
家庭の事情で早退していかれるお局さまの仕事ブースに、夕方から出勤してくる私が配置されたのです
何度かそういうことがあった翌日に、とうとうありえない事件が起きたのです
私はハンガーにバッグの紐を通して、ブース内に掛けておくようにしていたのですが、疲れ切って慌てて帰るものですから、ブース内にハンガーだけを置き忘れて来てしまったのでした
家に帰ってから、ハンガーを自分のブースに移動させなかったことに気付いたのですが、翌日にハンガーを取りにいったときに、お局さまに謝れば大丈夫でしょうと思っていました
何しろ、私は気難しいお局さまに気に入られていた人間ですから、何の心配もしていませんでした
そして、翌日会社に行って、自分の忘れたハンガーを、お局さまのブースに取りに行った私はビックリしました
私の名前が書かれた木製ハンガーが、透明テープでグルグル巻きにされて、壁に「貼り付け獄門の刑」に処されていたのですっ うわ~ン
えっっ!? 嘘っ、ナニコレ?
これって、水商売の女性たちの間でよくある、店のロッカーに吊るされている衣装のドレスをズタズタに引き裂くという~ナンバーワン争いのライバルに対しての鉄板の虐めみたいな遣り口じゃない?
私の場合はキラびやかなドレスではなく、ただの木製ハンガーでしたが
それから、私がキョロキョロとあたりを見回すと、隠れて私を遠くから覗くように見ているお局さまの姿を発見したのでした キィー
私は一生懸命に、リウマチで力が入らない指で、がんじがらめの透明テープを剥がし、私の木製ハンガーを無事に救出しました
もやもやした気持ちで仕事を始めましたが、お局さまがブースに戻った頃合いを見計らい、私はすっ飛んで行って文句を言、、、いや、謝罪の言葉を口にしました
(私) 「ごめんなさいねハンガーを忘れてしまって、迷惑でしたよね?」
(お局) 「別にぃ~~。」 (←沢尻エリカかっ!と思いました)
いつもは温厚な私も、大人げない低レベルな悪戯に段々と腹が立ってきて、泣き寝入りするのはやめて、珍しく上司に報告しました
しかし、この若い上司の判断は、お局さまは犯人ではなくて、犯人扱いした私のほうが悪いと言ってきて、お局さまに謝るべきだというのです!
なぜなら、お局さまはその会社に長年働くパート社員、一方の私は3年契約の派遣社員という立場だったからでしょう
なので、私は悔しさで怒りに満ちた表情(←たぶん)で、謝罪の言葉をお局さまに向かって述べるしかありませんでした
そして、犯人役として年配のおじいちゃんパート男性を連れてきましたが、この人が犯人ではないので、私と対面した際は謝ることもなく無言で立っているだけでした
~という、人生初の珍事件があり、結果、私は転職をしました
まあ、当然のことですよね
また、もうひとつ、この事件と並行して起きていたのが、通勤していた車がオイル漏れを起こしていて、夏まで持たないという検査結果が出ていて、このことも転職に拍車をかけました
というか、転職する際の恰好の退職理由となりました
なので、転職は必然だったともとれます
なぜ? お局さまに可愛がられていた私が、虐めの被害に遭ったのかと言いますと、お局さまが標的にしていた仕事の出来る新人さんが、6時だった仕事開始の時間を、私と同じ5時にしたことが原因ではないかと推察しました
同じ5時という時間帯になったので、ロッカー室から仕事現場まで、仲良く一緒にお喋りをしながら、お局さまのブースの前を通り過ぎるのが日常となっていました
それを快く思わなかったお局さまが、私を裏切者と確定し、お怒りになったのではないかと思われ、そして、可愛さ余って憎さ百倍とばかりに、私にあのような仕打ちをしたのではないかと。。。
可愛がってあげたのに、この裏切者がっ!!
と、お怒りになったのね
恐ろしいですね。。。「好き」の裏返しは「嫌い」ということなんですね
そして、私は次の転職先を探さなければならなかったのですが、その時に不思議なことが起こったのです
リビングの机の上を片付けていた私は、資源ゴミに回そうと、紙類を手にしたときに一枚の紙がヒラヒラと落ちて、その紙を拾ってみると求人広告だったのです
その求人広告のなかに掲載されていた~ひとつのオープニングスタッフを募集している会社を選んで面接を受けたら、その場で即決で雇用されたのですが、その会社が今現在働いている会社です
あの捨てようとしていた紙類のなかの一枚の紙が教えてくれた、今の会社との忘れられない劇的な引き寄せという出会いでした
とんとん拍子に次の仕事が決まるという、あまりにも早い展開に、もしかしたら、御先祖さまのお導き?かもと思っています
当時はお局さまのことを、私は仕事熱心な頑張り屋の先輩という目で見ていたので、この事件は本当にショックでした
どちらかと言うと、私はお局さまのことを嫌いではなかったのです
けれども、私は後で気付くのですが、あのお局さまは私の人生劇場の舞台の上で、敢えて悪役を引き受けてくださった人だったのではないかと、今は感謝の気持ちで心の中で手を合わせています
お局さま、ありがとうございます!
お陰さまで、私はこの年で良い会社に入ることが出来たうえに、薬品関係の仕事なので、コロナの世の中でも職を失うことがなく働けて、今、四年目に突入しました
前の職場は会社の建物が古く、冷暖房無しという過酷な現場だったので、私の持病が悪化してしまいました
私は冬生まれなのに、寒いのが苦手なのです
今の職場は、冷暖房完備の新築のとても綺麗な社屋で、女性たちが多く働くとても上品な職場で、更に収入も増えて満足しています
今の会社が、私にとって最後の職場という気持ちで仕事に臨んでいます
結果オーライのこれこそが、思うに
「人間万事塞翁が馬」・・・かな?と
この事に気付けたときから、私に意地悪をすることで、転職を決断させてくれたお局さまに感謝の心を向けています
お局さま本人もきっと、天で手渡された台本のことなど忘れてしまって行動されていたとは思いますが、私もお局さまも、そしてあの若い上司も、与えられた役柄を人生劇場できちんと演じきったのだと思います
日頃、温厚で争いごとが嫌いな私が、あの時に限って爆発してしまい、転職ってね
何が起こるかわからない、人生ってホントに不思議な~からくり夢芝居♪