ずっと入院していた母が亡くなりました。
享年90歳。
最初は階段から落ちて入院して
他もいろいろ悪くなってきて入院が長引いて
コロナで面会が出来なくなって3年。
病院からは「覚悟はしておいてください」と言われて。
今年の5月にやっと1日15分の面会ができるようになって
久々に会えた母は
痩せ細って動くことも喋ることも自力呼吸もできなくなっていたけれど
目の力は宿ってて面会に来た自分達をちゃんと判ってくれてるように感じて。
自己満足だと思いつつも
少しでも空白だった3年間を埋められたらと
毎週お見舞いに訪れたけど
どうだったのかな?
意思表示は目の色だけだったので判らないまま。
最後に会えたのは亡くなる2日前。
頭を撫でてたら気持ちよさそうに目をつぶって寝息を立て始めたのが最後でした。
お通夜で兄弟で思い出話をしていて、出てくる母の話は
厳しくて、恐くて、強い人。
めちゃくちゃ怒られたな〜と皆口を揃えて同じ感想(笑)
自営業で4人の子供を育てながらお店を父と切り盛りして、外とも一歩も引かず闘って家を守ってた人やったな〜と弟。
でも小学校低学年の頃に私がプレゼントした(らしい)屋台のオモチャの指輪を「仏壇に置いてるから死ぬ時はお棺に入れてな」と嫁にこっそりお願いしてた母。
お通夜までの2日間、家探ししたけど見つからんかったよお母さん。どこにしまったん?
お母さん。
今まで子供達のために生きてくれてありがとう。
安らかにお眠りください。
ご冥福をお祈りします。