令和3年4月5日(月)



天気予報、午後には雨が上がる予報してたけど結局夕方まで降ってました(-_-;)


雨の中、鳴り物入りで行ってきましたよ〜

まずは劇場前でお上りさん撮影てへぺろ
おばさん、邪魔!www

やはり歌舞伎座はテンション上がります

歌舞伎稲荷神社に参拝 
今日も無事に公演できますように✨

早めの夕食をいただきに💕💕
(やっぱ食べるんだ)
本日は歌舞伎座近くの「銀之塔」へ
昔からあるビーフシチューとグラタン専門の和洋食屋さんです

歌舞伎座裏手だから歌舞伎のお客さんが多い
たまに役者さんが楽屋にテイクアウトしたりしてます

土鍋でグツグツのシチューとご飯セット✨

ビーフシチュー、タンシチューがあって
私はいつもミックスを頼みます(๑´ڡ`๑)

お肉、結構な量入ってるの♡

お箸で切れちゃうビーフと分厚いタン💕
ご飯はお代わり自由だけど

流石に今日は一杯にしといたよwww



歌舞伎座3階にある「花篭」にも行ってみたいなぁ〜‥‥‥絨毯敷のおしゃれなお店らしい✨





開場まで歌舞伎座の地下2階木挽町広場 へ

お土産屋さん巡りができるよ


カタログ通販「きもの都粋(といき)」のアンテナショップもここに。 
オシャレな半衿やら帯やら着物バッグなど、リーズナブルに購入できます。

あと、⬇こんな便利グッズ発見!びっくり

絹にも使える両面テープ!考えたね〜😁

裄丈が足りないときに、よく着物の衿を広くして着るときがあるけと、そんな時もズレ防止に使えそうねウインク


歌舞伎ポスターやら
トリックアートの猫劇場エリアや
わっ!黒いのかっこいいかも!✨

先着30名様に焼き立てパン差し上げます!
の声に釣られていったら(笑)
クロワッサンいただきましたヽ(=´▽`=)ノ💕


あとで幕間におやつかな😁www


さて入場✨✨おー歌舞伎座の香りだ💕

舞台目の前!近っ💕
‥‥‥やや上手寄りだけど‥‥(文句言うなパンチ!
コロナ対策で1列目は無しなので、実質2列目になるんだわ💕しかも前は空席だから舞台の風がそのまま来るー(*˘︶˘*).。.:*♡

昔昔、玉様のメンバーズ(FC)だった頃、
用意してくださるお席は必ずこんな良席でした照れ。慣れとは恐ろしいもので、当時はもうそれが当たり前な感覚になっちゃってた‥‥‥あせる

贅沢なご配慮、いまさらだけど感謝感謝の時代でしたねぇ〜照れ


あとコレ!歌舞伎通でも必需品ですニコニコ
何故かと言うと、舞台の説明はもちろん
歴史的背景、役者の事やらとにかく深いし

更に
注意解説は開演30分前には既に始まってる!

(もしかしたらその前からかも?私はせいぜい30分前に入場するので‥‥www)

昨日も30分前に着席して耳につけたらナント
玉三郎さんのインタビューと解説が!!

嬉しい‥‥‥‥‥ヽ(=´▽`=)ノ


現在は劇場内での会話は控えるよう指示があるので、お席に付いたらまずはイヤホンガイドを聴き入る事をお勧めしますウインク


さあ、いよいよだ!!

四世 鶴屋南北 作
「桜姫東文章」

「自由すぎるお姫様の波乱万丈物語」開幕で〜す(≧∇≦)b


「発端 江ノ島稚児ヶ淵の場」
修行僧清玄と稚児白菊丸の道行き

いきなりBLですが
歌舞伎座なら文句言う奴いないよね😂



て、大陸ネタじゃないから気にしないで書ける←(どんだけストレスになってるんだ!)



もうね、我が目を疑ったわよガーン

そこに在るのは青年僧と可憐なお稚児さん✨

役者とはここまで変身自在なのか!



ああ‥‥‥😭36年前の感動がよみがえる✨



花の孝玉コンビといえども今では大御所!

お年も重ねてらっしゃるから、当然見た目のリスクはあるよな〜と、半ば諦め気分を抱えての今回の観劇に臨んだけど


のっけからそんな概念は吹っ飛んだ!!




なんなの〜ゲッソリ!?

36年前とイメージ変わらないんですけど!


 

なんで???滝汗


仁左様77歳

玉様70歳


ふたりともやはりバケモノ!!ガーン

 


ああ‥‥‥我が青春✨いま再び甦るえーんえーん




✨✨✨



心中の舞台となったのは江ノ島の稚児ヶ淵


藤沢が元実家なもんだから
子供の頃から江ノ島来ると遊んでたし(笑)
心中現場だなんて子供にはわからなかったよ

そんなご縁もある演目なので「桜姫」は

余計にお気に入りなんですわてへぺろ



あ、イカン!舞台舞台あせる


これは⬇36年前の写真です

あ、もう一つだけ!昭和42年に「発端・江ノ島稚児ヶ淵」が初演以来初めて復活され・その後ほぼ定本になる上演が成った。さらに、昭和34年に「桜姫東文章」復活上演の台本監修を勤めた三島由紀夫が、この稚児ヶ淵で白菊丸を演じた少年玉三郎の資質を発見する舞台になったとも云われてます。三島の玉三郎贔屓はここから始まりました。 
私はまだ👶🍼だわ爆笑
この17年後に私は三島由紀夫にも傾倒する事に。
玉三郎、三島、私の出逢いトライアングル▲の根底が桜姫東文章なのです✨



清玄と白菊丸


ふたりは互いの名を入れた小さな香箱を愛の証として大事に隠し持っていた

蓋には「清玄」箱には「白菊丸」


荒れ立つ波の中に、来世を誓って白菊丸は飛び込んで行き、清玄も後に続こうとするが

死への恐怖から踏みとどまってしまう。



それから17年後


舞台は暗い稚児ヶ淵から一転

画像かないので昔の写真集から↑www

華やかな場面に変わります(≧∇≦)b


「序幕第一場 新清水の場」


吉田家息女🌸桜姫が、尼になりたいと一行を連れて鎌倉の長谷寺に。


そこには出世して今では阿闍梨となっている清玄がいた。


姫は出家して清玄の弟子になりたいと懇願。

17歳という若い身空で何故に?と問われます。

自分は生まれつき左手が開かない障害を持っている。その為、許嫁に拒まれたと。

また、父と弟梅若丸が殺害され、家宝「都鳥の一巻」の盗難と不幸が重なり、悲しみのあまり出家したいと告げる





清玄はそんな姫の為にありがたい経文を唱えますが、その最中に姫に異変が!!


姫の左手が開いて、中から小さな香箱が転がり出てきた!!


そこには「清玄」と書かれている


清玄は桜姫が白菊丸の生まれ変わりだと悟ります。(桜姫には自覚は無い)


奇しくもこの日は白菊丸の命日


清玄は(白菊丸の)法要の後に、桜姫の剃髪をすると約束します、



姫達は寺の離れの草庵で待機するのでした。




「序幕第二場 桜谷草庵の場」


出家の準備のため草庵にいる桜姫のもとに、釣鐘権助が 桜姫の元許嫁からのラブレターをもって出家をとどまらせに来る。

(桜姫の手が治ったので再び婚姻したいと)



相手にしない桜姫



権助は侍女たちを相手に怪談話しに高じるあまり、腕まくりをした際に腕の入墨(釣鐘と桜)が桜姫の目に留まる



驚く桜姫ポーン



実は昨年、屋敷に押し入った強盗に姫は強姦されたが、その快樂が忘れられない。

顔もわからぬ男の腕にちらりとみえた桜に釣鐘の刺青が忘れられず、姫は自らの腕に同じ絵柄を彫りつけていた。



なんと!権助はアノ時の‥‥💖!!


気づいた姫は、侍女達を下がらせ権助を座敷に呼びます。

さぁ、姫様豹変しますよ〜


待ってました!!


(ここに来るまで長くてごめんよ😅)



一年ぶりの思わぬ再会を喜ぶ姫😆

⬆これは昨日上がってきた今の画像



ここからは18禁唇なんだよね〜😆

※↑↓コレは昔のです。
けど今も変わらないから問題無し

さっきまで剃髪して尼になりたいと言ってたお姫様‥‥‥。身悶えして発情中(*ノェノ)キャー
玉さんがまた嬉しそうに誘惑されてて!😂
ちなみに仁左衛門さんは愛妻家で有名です

仁左さま二枚目色気たっぷり!!ガーン
おふたりとも決めのポーズがいちいち綺麗
玉さんは長身だけど仁左衛門さんも更に高いからね〜✨ 見栄えも最高!
なんだかね
江戸時代にスリップして歌舞伎を楽しんでるみたいな感覚(≧∇≦)b


真当な古典歌舞伎!!!
これこそが我が国伝統芸なり!




あー!興奮冷めやらない



昔の写真集引っ張り出してきちゃった(笑


さぁ、このふたり
そして阿闍梨の清玄


舞台はまだまだ続きます


この後どうなっていくかは
これからこの公演を鑑賞なさる皆様の為に
ネタバレはまだ書かずにおきます爆笑



ちなみに大事なのはこの釣鐘権助!
桜姫はまだ気付いてませんが‥キョロキョロ

姫の吉田家の家宝を盗んだ張本人。
姫の弟を殺した張本人。
姫の父を殺した張本人。



たび重なる仇と知らずにべた惚れな姫‥‥



物語はエロ、グロ、から修羅の業の曼荼羅図を描いていく事になるのですウインク





帰りの電車の中でも興奮冷めやらず。


あとね、個人的な事だけど。

ひときわ感じたのが、ある種のエネルギー‥

懐かしいというか、私が知ってる波動かな

我が青春のいちばん輝いてた時代の息吹‥



ああ、

私はこんなパワフルな世界に住んでいたんだな と。照れ



客席で懐かしい感じがした玉さんの眼差し✨


昔から彼は客席をよく観察?してらっしゃると

メンバーズの間では囁かれててね😉


実際着物を着ていくと必ずご覧になる(笑)



私はたまに居眠りもあって、はっと眼が覚めて舞台観たら、玉さんの鷹のような視線が飛び込んできて大恐縮した事もあったよ滝汗

(1列真ん中で寝るか?!普通!パンチ!


ファンの勝手な勘違いかもだけど

昨日も、ふとこちらをご覧になってらして

なんというか、それはとても懐かしい視線。



ファン時代、そういうことたくさんあったし

だからこそ皆、メンバーズさんは着物オシャレして観劇する方も多かった



ただ、

昨日はそれは長い間(私にしてみれば)眼が合ってしまって💦たわごとです💦すみません(_ _;)

(コロナ対策で片脇空席なので余計感じたの)



思わず

「ご無沙汰しておりました」と内心呟きながら会釈してしまいました💦バカでしょ〜?www



ファンとしての時代の私の事や、日舞のお弟子時代の私の事も、絶対覚えてらっしゃらないだろうしね😅

(楽屋を出待ちして怒られた事も汗www)


懐かしい空間にしばし浸りました✨



あ、

別に覚えててくれたくれないを言いたいのではなく、

その習慣がまだこうして在る?事など ひっくるめての懐かしい空間 という意味でございまするm(__)m







日舞を辞めてからしばらくは辛い気持ちもあって、歌舞伎座には同じ門下生も来るからと、

歌舞伎の世界とも一線を置いてきてしまったけど、いまこうして振り返ると 歌舞伎座と玉三郎さんを通して一番楽しかったりワクワクした感覚や想いがピックアップされて甦ったような‥‥



こうなる為には、多分どの演目でもいい訳じゃ無かったんだと。


思い入れある「桜姫東文章」だからこそ、味わえたんだと思います。照れ


もうとにかくおふたりにはまだまだ現役で
頑張っていただきたい照れ



6月に後半の下の巻を上演✨


もう行くしか無いですねウインク


大陸の龍に夢中になってたら

日本の神龍が出現!!そんな感じ爆笑



ヤバイ


感想書くつもりが

昔語りになってましたあせるあせる



ご退屈様でした(_ _;)




最後に


「桜姫東文章」マジおもしろいよ〜

↓この三島の南北評が全てを語ってると思う





三島由紀夫の「鶴屋南北」評


「南北はコントラストの効果のためなら何でもやる。劇作家としての道徳は、ひたすら、人間と世相から極端な反極を見つけ出し、それをむりやりに結び付けて、恐ろしい笑いを惹起することでしかない。登場人物はそれぞれ壊れている。手足もバラバラの木偶人形のように壊れている。というのは、一定の論理的な統一的な人格などというものを、彼が信じていないことから起きる。(中略)こんなに悪が自由とが野放しにされている世界にわれわれに生きることができない。だからこそ、それは舞台の上に生きるのだ。」(三島由紀夫:「南北的世界」・昭和42年3月)




たくさんのリクエストいただいてたけど

歌舞伎座内で自撮りの勇気がでなかった〜



というわけで


帰宅して自宅で😅💦


地下鉄で💧www



これでご勘弁💦





キラキラ星キラキラ星キラキラ星



あ、ちゃんと朝んぽはしたよ!😅

タバコ屋さんにも行ったし
オヤツもらったし
御近所歩いて
歩いて
任務完了して、パパの夕食作ってからの
歌舞伎座でした爆笑




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