令和3年4月5日(月)
天気予報、午後には雨が上がる予報してたけど結局夕方まで降ってました(-_-;)
雨の中、鳴り物入りで行ってきましたよ〜
お肉、結構な量入ってるの♡
流石に今日は一杯にしといたよwww
歌舞伎座3階にある「花篭」にも行ってみたいなぁ〜‥‥‥絨毯敷のおしゃれなお店らしい✨
開場まで歌舞伎座の地下2階木挽町広場 へ
お土産屋さん巡りができるよ
て、大陸ネタじゃないから気にしないで書ける←(どんだけストレスになってるんだ!)
もうね、我が目を疑ったわよ!
そこに在るのは青年僧と可憐なお稚児さん✨
役者とはここまで変身自在なのか!
ああ‥‥‥😭36年前の感動がよみがえる✨
花の孝玉コンビといえども今では大御所!
お年も重ねてらっしゃるから、当然見た目のリスクはあるよな〜と、半ば諦め気分を抱えての今回の観劇に臨んだけど
のっけからそんな概念は吹っ飛んだ!!
なんなの〜!?
36年前とイメージ変わらないんですけど!
なんで???
仁左様77歳
玉様70歳
ふたりともやはりバケモノ!!
ああ‥‥‥我が青春✨いま再び甦る
✨✨✨
心中の舞台となったのは江ノ島の稚児ヶ淵
そんなご縁もある演目なので「桜姫」は
余計にお気に入りなんですわ
あ、イカン!舞台舞台
清玄と白菊丸
ふたりは互いの名を入れた小さな香箱を愛の証として大事に隠し持っていた
蓋には「清玄」箱には「白菊丸」
荒れ立つ波の中に、来世を誓って白菊丸は飛び込んで行き、清玄も後に続こうとするが
死への恐怖から踏みとどまってしまう。
それから17年後
舞台は暗い稚児ヶ淵から一転
吉田家息女🌸桜姫が、尼になりたいと一行を連れて鎌倉の長谷寺に。
そこには出世して今では阿闍梨となっている清玄がいた。
姫は出家して清玄の弟子になりたいと懇願。
17歳という若い身空で何故に?と問われます。
清玄はそんな姫の為にありがたい経文を唱えますが、その最中に姫に異変が!!
姫の左手が開いて、中から小さな香箱が転がり出てきた!!
そこには「清玄」と書かれている
清玄は桜姫が白菊丸の生まれ変わりだと悟ります。(桜姫には自覚は無い)
奇しくもこの日は白菊丸の命日
清玄は(白菊丸の)法要の後に、桜姫の剃髪をすると約束します、
姫達は寺の離れの草庵で待機するのでした。
「序幕第二場 桜谷草庵の場」
出家の準備のため草庵にいる桜姫のもとに、釣鐘権助が 桜姫の元許嫁からのラブレターをもって出家をとどまらせに来る。
(桜姫の手が治ったので再び婚姻したいと)
相手にしない桜姫
権助は侍女たちを相手に怪談話しに高じるあまり、腕まくりをした際に腕の入墨(釣鐘と桜)が桜姫の目に留まる
驚く桜姫
実は昨年、屋敷に押し入った強盗に姫は強姦されたが、その快樂が忘れられない。
顔もわからぬ男の腕にちらりとみえた桜に釣鐘の刺青が忘れられず、姫は自らの腕に同じ絵柄を彫りつけていた。
なんと!権助はアノ時の‥‥💖!!
気づいた姫は、侍女達を下がらせ権助を座敷に呼びます。
さぁ、姫様豹変しますよ〜
待ってました!!
(ここに来るまで長くてごめんよ😅)
ここからはなんだよね〜😆
たび重なる仇と知らずにべた惚れな姫‥‥
物語はエロ、グロ、から修羅の業の曼荼羅図を描いていく事になるのです
帰りの電車の中でも興奮冷めやらず。
あとね、個人的な事だけど。
ひときわ感じたのが、ある種のエネルギー‥
懐かしいというか、私が知ってる波動かな
我が青春のいちばん輝いてた時代の息吹‥
ああ、
私はこんなパワフルな世界に住んでいたんだな と。
客席で懐かしい感じがした玉さんの眼差し✨
昔から彼は客席をよく観察?してらっしゃると
メンバーズの間では囁かれててね😉
実際着物を着ていくと必ずご覧になる(笑)
私はたまに居眠りもあって、はっと眼が覚めて舞台観たら、玉さんの鷹のような視線が飛び込んできて大恐縮した事もあったよ
(1列真ん中で寝るか?!普通!)
ファンの勝手な勘違いかもだけど
昨日も、ふとこちらをご覧になってらして
なんというか、それはとても懐かしい視線。
ファン時代、そういうことたくさんあったし
だからこそ皆、メンバーズさんは着物オシャレして観劇する方も多かった
ただ、
昨日はそれは長い間(私にしてみれば)眼が合ってしまって💦たわごとです💦すみません(_ _;)
(コロナ対策で片脇空席なので余計感じたの)
思わず
「ご無沙汰しておりました」と内心呟きながら会釈してしまいました💦バカでしょ〜?www
ファンとしての時代の私の事や、日舞のお弟子時代の私の事も、絶対覚えてらっしゃらないだろうしね😅
(楽屋を出待ちして怒られた事もwww)
懐かしい空間にしばし浸りました✨
あ、
別に覚えててくれたくれないを言いたいのではなく、
その習慣がまだこうして在る?事など ひっくるめての懐かしい空間 という意味でございまするm(__)m
日舞を辞めてからしばらくは辛い気持ちもあって、歌舞伎座には同じ門下生も来るからと、
歌舞伎の世界とも一線を置いてきてしまったけど、いまこうして振り返ると 歌舞伎座と玉三郎さんを通して一番楽しかったりワクワクした感覚や想いがピックアップされて甦ったような‥‥
こうなる為には、多分どの演目でもいい訳じゃ無かったんだと。
思い入れある「桜姫東文章」だからこそ、味わえたんだと思います。
6月に後半の下の巻を上演✨
もう行くしか無いですね
大陸の龍に夢中になってたら
日本の神龍が出現!!そんな感じ
ヤバイ
感想書くつもりが
昔語りになってました
ご退屈様でした(_ _;)
最後に
「桜姫東文章」マジおもしろいよ〜
↓この三島の南北評が全てを語ってると思う
三島由紀夫の「鶴屋南北」評
「南北はコントラストの効果のためなら何でもやる。劇作家としての道徳は、ひたすら、人間と世相から極端な反極を見つけ出し、それをむりやりに結び付けて、恐ろしい笑いを惹起することでしかない。登場人物はそれぞれ壊れている。手足もバラバラの木偶人形のように壊れている。というのは、一定の論理的な統一的な人格などというものを、彼が信じていないことから起きる。(中略)こんなに悪が自由とが野放しにされている世界にわれわれに生きることができない。だからこそ、それは舞台の上に生きるのだ。」(三島由紀夫:「南北的世界」・昭和42年3月)
たくさんのリクエストいただいてたけど
歌舞伎座内で自撮りの勇気がでなかった〜
というわけで
地下鉄で💧www
これでご勘弁💦
▼本日限定!ブログスタンプ