※↓無駄に長いので汗お暇な折に‥‥‥

いよいよ本日
「大千穐楽」(´;ω;`)ブワッ

覚悟はできてるつもりだったが‥‥ 
油断すると(´;ω;`)ブワッ
昨夜 死ぬほど泣いて(智くんには内緒!)今は落ち着いてるwww

笑顔で登城するっ!


さて

こないだの14日マチソワの記事
後半が いまだ未完のまま!ガーン


しかし、19日のことも忘れないうち
いま書き留めたい


2/19マチネ

なんとこの日はまさかの1列目!滝汗

一応チケット上では3列なんだけど、
サブセン端っこは前に席がないという
事実上最前列の素晴らしくラッキーなお席❤ラブラブ

前楽をこんな特等席で観れるなんて!

ブロ友さんから急遽お声かけていただき
お譲りいただいた事にもうひたすら感謝しかない!!ラブ

嬉しくて開演前から感涙⇚おいおい!

私は本当に幸せ者だー(*^^*)❤


人との繋がりが、人生に彩りを与えてくれてるのがよくわかる。

ずっとこうして 幾度もありがたい恩恵受けて人生を歩んできた。

私ひとりでは何も成せない

日々感謝


まず
日替わりネタ(忘れないうち💦)

無界の里
兵庫「ズラ‥ズラ‥耳をズラせばっ!
太夫の為にバイオリン作るから外国に行ってくる! 俺に任せてくんろ」

捨「ニ幕あるからっ!」

兵庫「くんろリーロードこの道〜」

捨「もう行け!」

蘭「全くだ、怖いもの知らずにも程がある」(セリフなかばですでに笑い声)

捨「耳をズラすってなぁ?」

蘭(捨を見ないように右手を目の上にかざす。が、口が笑ってるので客席からも笑い)

※オプション的にこれも報告
いん兵さんが果てた後、捨が「鈴‥」をつぶやいてる時に、
太夫がいん兵さんの妙な踊りを真似して蘭兵衛さんに(やめなさい的に)止められてた(笑)



贋鉄の庵にて

生駒ちゃん

生駒ダメダメなの!潔癖だから
こないだラーメン食べにはいったら
次郎系ラーメンだったの
店の中は乱雑としていて
運ばれてきたラーメンに店員の親指入ってたの
あんなにどっぷり熱い中に浸かってて
よく平気だなーって
だってスープすっごく熱いでしょ?
なのにずーっと‥‥

贋鉄 ムカムカムカムカ「(早く)切れー!」


舞台は安定に展開しつつ
マモ捨がいい感じに屋台骨になって
キャストさん達それぞれが
先週からヒートアップ度がハンパない!


いままでは この舞台DVDになるのを楽しみにしていたけど

いまではそれすらも虚しい


だって
ライブビューイング観て思ったんだ

1箇所しか映らないから‥‥ショボーン


舞台では こっちで捨と霧丸が言い合ってると、あっちでは蘭兵衛と太夫が
視線だけで深い対話をしている

捨が蘭兵衛に心配すんな!って
頭ぽんぽんしてるときに

舞台隅では 太夫がすごく辛そうな顔して蘭を見てる‥


蘭兵衛を気遣って唄う太夫
そのずっと下の方で兵庫が寂しげに酒を飲みながら耳を傾けている


まだまだたくさんある
たくさんの物言わぬ珠玉の演技


蘭丸が太夫の銃弾を浴びているとき

霧丸は顔をそらし

捨は床にしゃがみこんで目をかくして

兵庫も 渡京も 贋鉄も‥‥‥

みんなが辛い表情してた


映像はそんな彼らの様子
映せないかも‥‥‥‥


あ、
なんか感情的になってるかな

やはり冷静でいられないねキャハハ汗


手短に書き留めたいとこピックアップ


「いい月夜ですなぁ〜」の登場シーン

間合いも絶妙!
斬るときも余裕があり、力強さも!

最近の智紀蘭兵衛は
見た目の見目麗しさの下に
猛々しい骨太の男気を感じる。

無界屋の主らしい風格がある
(極めた感130%!)

そして、髑髏兵を斬るその瞳に一瞬
歓び?のようなものさえも 透けて見えた気がした

これは後に「蘭丸」になったときの
本性の伏し線か?

緻密な演技! 彼はまだ昇るのか!!


無界屋襲撃
この日の蘭丸は完全に夜叉になってた。
家康以下服部半蔵達と対峙した時に
まるで獣のように体をかがめ 下から「シャーッ」と威嚇する!!スゴイ!

役者としての廣瀬智紀って
驚くほど芸域が深い事に気づく。
綿密に様々な試行錯誤を経て、役柄を練り上げているのだろうか?
それともその場の直感?
手応え感じて武者震い♡
ワクワクするよ!

地が(土台が)純粋なだけに
悪役を演るとピュアな悪になる
そう、残酷なのは純粋に悪だから。
子供のように素直に悪だから当人は何の引け目も遠慮もない。
なので
底なしの末恐ろしい雰囲気になる‥‥


天魔王と生駒

天魔王が蘭丸と戦う途中で
生駒もろとも蘭を刺し連ねようとして
失敗する天魔

生駒は主の真意を知り
差し出された刀に自らの首を貫きながら
天魔に近寄り手を差し出すが
天魔は刀をグイっと上げてそれを拒む

この場面も、壮絶に美しい‥‥
計算された形式美


蘭丸の最後
 
太夫に撃たれる際、わずかに微笑して目を閉じる時と、外道顔で眼を見開いて鬼の形相で「撃てー!!」という2つのパターンがあったように思う。

この日は最後まで外道なパターン。
噛みつかんばかりのものスゴイ形相で、刀放り投げてからの仁王立ち
「来い! 太夫ーー!!!」えーん

ふと思ったんだ。

一幕の無界屋で、城の抜け道の話を聞いて、一瞬怖い顔になるが
太夫の視線を感じ、微笑み返した。

心配をかけまいとして

智蘭兵衛さんは そういう気遣いのできる人柄。


最後の最後で、太夫が躊躇しないで撃てるように、わざとあんな表情したのだろうか‥‥‥‥‥(T_T)




そして
以前にも書いたが
私は智蘭の死に顔が好きだ(ごめん

瞳を開いたまま果てる
目を閉じてるパターンもあるようだが
私は開いたパターンしか知らない
しかもかすかに笑みを浮かべてる(泣)

たまに髪が顔にかぶってしまう時もあるが、そんな時はマモ捨が優しく髪を戻し、手のひらで目を閉じてやっていた

(私はいつもここから涙腺崩壊)www


捨と天魔王

この場のふたりのぶつかりあいは
旧知の間柄ならではのケンカのような
意見のぶつかりあい

捨は彼を説得に来たわけだし
天魔もそれはわかってるはず。

だがまったく話が噛み合わない
双方まったく違う価値観をベースにしているから。

「わかってないのはお前の方だ」
このセリフ、天魔が蘭丸にも言ってた

捨は殿からの自由な開放を
蘭丸は殿に全身全霊を捧げ
天魔は殿になりきりたい

殿を「天」とした小姓としての
馴染み意識は共通だろうが
選んだ世界は三者三様なんだな


この日 気付いたけど
捨が「俺の背中には友がいる」と言った時に、ひろき天魔王の顔が反応した


何というか、「えっ!?」って感じで
どちらかと言うと「がっかりする方の心境」が見えた気がした

もしかして天魔王は捨にかすかな期待?
いまさらだけど。

捨が「俺には友が」と言ったとき
絶望したみたいな顔だったもん

しかも追い打ちかける捨のあの言葉
「豊臣軍にくだれ」だと!?
私ならその時点で自害してやる!

結果的に
「その友とやらも道連れにな」
天魔はそう言って絶望の中 死んでいったのだ

ずっと孤独だった男 

ひたすら殿に心酔し、
いつのまにか「殿の虚像」を創り上げ
友もなく 人も信じない

ひろき天魔王‥‥すごいよ(TдT)


蘭丸に続き、天魔王も死んで

さらに城の中には徳川軍がなだれ込む

絶対絶命のピンチ

捨は仲間を助けるため 自分は城に残ると言う。
それは確かに嘘ではないけど、
捨はこの時 死に場所を探してたかも。

彼の着物の背中には
やはり「織田木瓜紋」が付いてた!
(しかと確認したよ(*^^*))
織田家の紋だ


結局、捨は全てを捨ててたわけじゃなかったのだ。
背中に過去を背負い込んでいた。
自分では気がついてなかったかもだけど‥‥‥。


そこに霧丸という「希望」が捨を救う

かつて過去に囚われていた霧丸を
捨が救ったように。




「髑髏城の七人」

こうしてみると壮大な物語なんだなぁ

人の心の陰と陽


太陽の光を浴びているからこそ
月は輝いていられる。


そんな「Season月」だったのかもしれない


物語の中では悪の象徴のような髑髏城

でも、無界屋も含めてこの舞台は

私にとっては「龍宮城」になってた♡


楽しかったな〜

今日 髑髏城は本当に落城し
しあわせの無界の里も焼け落ちたまま
二度と再生しない。

いままでも、夢の舞台からたくさんのおみやげもらってきた。

全て心にキャッチしたよ♡


今日最後のおみやげもらって

亀の背中に乗っかって
(あ、龍かな🐲)

地上に帰ってくるね(笑)


行ってきまーす(≧∇≦)b