まだまだ「高み」を目指す!
演技への熱き想いにひたすら感動しました(¯―¯٥)

迷いなき言葉に

私たちも強くなれるよ!

共にラストスパート
下弦カンパニーの皆さんと共に

早駆けせずに
その瞬間を日々大切にしながら‥照れ

 
そこまで彼を夢中にさせてる
「蘭兵衛さん」「蘭丸」とは?


今宵はそんな「蘭兵衛さん」を
私目線と史実をトッピングして
語りたくなりましたよ
  


昨年の3月に

初めての「劇団☆新感線」で
初めての「髑髏城Season花」で
「蘭兵衛」実は「蘭丸」という設定で

私の想像する蘭丸からは随分かけ離れていた山本耕史さんの姿だったけど(ごめんなさい汗)、その物語にひどく動揺、帰路で心は半ばパニック状態だった
そんなこんなの
「蘭兵衛」との衝撃的な出会いでした


その夜、納得いく「蘭丸」を求めてww
2011年版のDVD「ワカドクロ」を取り寄せて

19歳の早乙女太一が演じる蘭兵衛に
更に衝撃を受けました
数珠というよりは、そのまんま骨!

「信長公」の骨を削って作ったもの

という設定。

(蘭丸が血だらけで骨取り出して加工する様子や工程を想像すると かなり凄惨な場面〜(^_^;)スプラッターホラー!)

殿の骨の入手先も突っ込みたいよねニヒヒ



髑髏城に乗り込んで
天魔王に口説かれ堕ちて後は
ひたすら骨数珠に接吻、頬ずり、抱きしめるなど激しい執着を見せた

こぼれ話
天魔王に仕える侍女
ワカドクロでは「生駒」「帰蝶」
歴史的には、生駒吉乃というのは信長の事実上の正妻。「帰蝶」は濃姫の名前。
‥‥‥‥‥深いでしょう? 天魔王っていろんな意味で「信長公」になりたかったんだね(¯―¯٥)
可愛そうな男‥


太一くんは 見た目の美しさの中に
すごく太い芯とたくましさがあって

このDVD観たとき私的には
太一蘭丸は、もしかしたら史実に近いタイプかもしれないと思った
(町人的な雰囲気さえ除けば‥惜しや)

............................
※歴史上での蘭丸について雑学(*'∀`*)v

正しくは「森 乱丸」
織田家筆頭家臣であり、長槍遣いでその名をはせた森家の子息。

5歳の折、信長の申し出により織田家の小姓衆に入り、18歳で本能寺にて信長と壮絶な最後を遂げる。
その時のいでたちは、白い夜着に帯は前結び。髪は茶せん結び(乱雑なポニテ)で 勇敢に長槍を振り回し‥‥とある。


実際の「乱丸」はどんな顔してたのか

後に「信長公記」を記した織田家家臣 太田牛一による「森乱丸」の容姿に関する記述は一切無い。
容姿についてふれたのは唯一 若くして死んだ信長の弟(名前忘れた)の事のみで、色は白くおなごのような見目麗しい‥‥と描いてある。

つまり、乱丸が智紀くんのように見目麗しい人物だったら、そんな記述がされていてもいいはず‥‥‥?

しかし、この「信長公記」はサル秀吉により部分改訂、修正を余儀なくされている事から、蘭丸記述は失われた可能性もある。


利発で 殿から絶大的な信頼を受け 米や鉄砲の計算管理を任されてもいて、武田攻めの際はその功績により信長から城と領地を拝領。
年若くして、城持ち大名となった。

安土城にも、山頂の信長住居の隣に
嫡男「織田信忠」邸、「森乱丸」邸がある。
ちなみに
そのはるか下に、前田利家邸、羽柴秀吉邸があり 安土城山門を守護している。


元服の際には、信長から特別に「長」の1字を賜り 以後は「森 長定」と名乗る
......................

信長公は、自身もそうだけど美形好み

蘭丸は、そんな信長の自慢のタネだったことから、利発なだけでなくやはりそれなりに美しかったと思われる。(*^^*)

「美丈夫な乱丸」が正解かな

最近の智紀蘭は、以前の「儚さ」に加えて、荒々しい力強さもアピールしてることから、まさに「美丈夫な乱丸」を
完成させてくれてるように思える。


嬉し過ぎでしょ〜ヾ(@^▽^@)ノ❤

お乱が現代に甦る〜!!

殿も喜んでるよーきっと!⇚コレは妄想
(実際「殿一筋の私」が何故お蘭に執着?!)



あ‥‥‥‥‥失敬!コホン(〃∇〃)
戻します


Season「鳥」の蘭兵衛
酒どっくり片手に登場という‥‥滝汗
(‥面白いけど)

森山未來の天魔王が「極楽鳥」なら
太一蘭丸は「はぐれ白鳥」の如し

このコンビのドロドロ愛憎劇には
引き込まれました
すごいパフォーマンスだったし
濃いいお芝居だったし
見どころもかなりあった(*^^*)


数珠は綺麗に丸くなってる
でも、天魔王のセリフで
「殿の骨で作った数珠を〜それぞ執着」とあるので、設定的にはワカドクロ


Season「風」の蘭兵衛
数珠はもはやアクセサリー汗
風では数珠については振れてなかったきがする。美しい現代的「蘭丸」だった

そしてSeason月
私的には「ついに完成されたお蘭」ラブ
やはり数珠について振れる部分は無し

考えてみたら、ストーリー上 お蘭は殿の死に目に逢わずに逃走してるから、殿の遺骸を入手できるはずもないよね。



すべての「髑髏城」シリーズで
唯一変わらないのは、夢見酒を口移しで
飲ませる部分(*^^*)❤

なんでも、小さな風船のような特殊な中に あの紅い液が入っていて
天魔王がそれを盃から自分の口に入れ
それを蘭丸の口に入れてやる という
仕掛け。

蘭丸は頃合いをみて 口の中でそれを破裂させ紅い液をたらす(当ってる?) 
イチゴ味というウワサも聞いたがホント?

Season風の松ケン、向井ペアは
最初は口づけ、2回目に松ケンが向きを変えて向井にキス するように見せかけながら、他の方法でそれを向井に渡していたように見えた
(2回目のキスは、客席からは松ケンの背中しか見えないという向きだった)


ところで

劇中の 蘭丸と極楽太夫との関係

私的には男女のそれはないと見てる
少なくとも蘭丸側には。

それが証拠に
「女に生きるは うぶすぎる」と
仰ってますもん (*´∀`*)⇚嬉しい⁉

「いまさら初めて女に恋するのはどうなんだ」みたいな。


子供の頃から 心も身体も絶対的な存在「信長」一筋で生きてきたお方。

つまり、無界屋の主になってからも
気持ちは常に殿を向いてたって事だね

だからこそ、無界屋襲撃で無情になれた事で筋が通った気がする。

深いなぁ〜

襲撃後、無界屋を去り際に天魔王が
「人間50年 下天のうちをくらぶれば
夢 誠の如くなり」と「敦盛」を語るその後ろで、目頭を抑え感動に悶ているかのような蘭丸‥‥‥壮絶に美しい!!

この時 彼の目には天魔王に在りし日の殿を 歓びのうちに感じていたのかもしれない


廣瀬智紀という俳優は

丁寧に 詳細に 切実に けなげに
「蘭兵衛」「蘭丸」を日々極めていく

己の美学で彩りながら‥‥‥‥

美しい という観念は人それぞれ。

好みも味覚も違う。

私は廣瀬智紀という俳優さんが
展開する世界が好きだ


舞台から
伝わるもの、受け取るもの‥‥‥

もれなくすべて頂いてます

それがとても楽しい(*^^*)



あと8回‥‥‥

大好きな蘭兵衛と蘭丸が
今日も舞台に生きる!

下弦カンパニー全員が見事に織り成す
髑髏城の七人の世界で‥‥


最後まで応援し見守りたいと思います

きっと「殿」も見守ってくれてるよ(*^^*)

❤追記❤

2/14はお誕生日公演♡
当日劇場にお越しの智紀くんファンの皆様に、ささやかなお願いがあります

さらに追記💙
太一蘭兵衛 動画あり
(一部ダブリもあります)

プラチナさんのブログから💙


極楽太夫・黄泉の笛の歌】


月影が満ちた有明

これほどに短く儚く

現世(うつせ)の轍に咲かさるる

蘭の花の純情


怖い目を君はしていた

初めて出会った頃のような

この世ひとりの誠だから

君の生きたいように


本音を言うならば今のままいたい

その因果は私で消したい

覚悟はとうの昔にしていたけど


君 死に給うことなかれ

いい人よ君を泣く

君 死に給うことなかれ

いけない 君死に給うこと


君 死に給うことなかれ

いい人よ君を泣く

君 死に給うことなかれ

いけない 君死に給うこと


なんと劇中歌を全部アップしてくれてます(*´∀`*)
必見です♡