12月26日(火)マチネ
今日この心境のまま犬ブログ書けない!
というわけで(どんなわけよ?)
今回も独り熱くなってますから
良い子の皆さんは以下はスルーしてね
今日も来てくれてありがとうでした♡
最初に結論書きますと
もーこんないい芝居!ありがとう(TT)
でした
実は一度は見限った「上弦チーム」
手持ちチケットは全部譲ってしまおう位の勢いだったけど、
「福士蒼汰が覚醒か?」という情報に
今一度 期待をかけてみたくなっての登城でした。
また今回は席も良くて❤
TBSの先行チケット
ここはいつも素晴らしい席を提供してくれてますね(*^^*)
本日は8列目センター
舞台の高さと役者さん目線の具合がちょうど良い位置なのです
長くなりそうな予感なので
先に書いときますが(笑)
今日はみんな泣いてたよ〜!
場内すすり泣きに嗚咽‥‥‥
こんな事、いままであったかしら!
後半の無界屋襲撃後は、ひたすらずっと泣いてた気がする
思い切り泣きたいって思ったし
こらえるのが辛かった位‥(TT)
では、
ダラダラと勝手な感想書いちゃいます
オープニングの太一天魔王登場
あれ?
なんだろー‥‥空気が詰まってる!?
キャラ的には変化ないようにも見えるが
太一眼光鋭く今にも食われそうな迫力に早くも持っていかれそうになる
質感が以前とは雲泥の差だ!
もともと凄い演技をなさる方だけど
なにやらこれはヤバイ予感‥‥
それにしても、やはりこの方は特殊なオーラを放ってるなぁ〜♡
メイクも変わったし(*^^*)
捨之介
セリフがすごく良くなった!
こぶし(?)も入ってセリフ的にメリハリついた〜♡
苦難を生きてきた捨之介というキャラ。
若いとはいえ、やはりこれ位の迫力と厚みは欲しい
細い身体なので、アクション入ると腰帯が上に上がっちゃうね
腰に巻いたパット?がズレてモコモコ。
衣装さん、なんとかならないかなぁ
(以前、森山未來が和モノの時は腹周りを太くするからと、いろんな事をしてさたね)
関東荒武者隊
以前はキャンキャン声高に吠えて
うるさくて騒々しい印象が
今回は気にならないのはなぜだ!?
須賀健太の兵庫、変な力が抜けて
可愛いおバカキャラをストレートに。
いいぞいいぞ!
霧丸
最近ずーっと下弦の広大くんを見慣れていたせいか、「あれ?霧丸 背が伸びたね〜」なんて思っちゃった(笑)
広大霧丸と比較すると、素直で大人しい感じだが、これが後に蒼汰捨とのカラミで生きてくるんだなぁ〜(*^^*)
無界の里
荒武者隊はジングルベル歌ってた
極楽太夫の高田聖子さん
やはりこの方は物凄い存在感!!
下弦の屋台骨がマモ捨なら
上弦の屋台骨は高田太夫だね
人生の年輪を感じさせる懐の深い太夫
太夫が出ると舞台が安定する感じ
三浦蘭兵衛
殺陣が早く力強く変化
なんとなく太一くん風(笑)
下弦の廣瀬蘭兵衛があまりに繊細な演技をなさる方なので、どうしても三浦蘭が大雑把な印象を受けてしまう。
しかし
今日は少し印象が違って見えた
太夫の表情やセリフ、そして歌!!
これを通したら はじめてそんな三浦蘭兵衛が理解できそうな気がした。
太夫の歌
「月影が満ちた有明これ程に短く儚く
現世の轍に咲かさるる蘭の花の純情
怖い目を君はしていた
はじめて出逢ったころのような
好きに生きてほしいと
本音を言えば見守っていたい
その因果は私で消したい
覚悟はとうにしていたけど‥‥」
無愛想で朴訥、どこか捨てばちな雰囲気の蘭兵衛‥‥
この人いまだ信長ロスの真っ最中?
8年経っても、心の傷はパックリ口を開けて血が流れ続けてる
だからこそ太夫は、そんな彼をずっと心にかけて、うしろから蘭兵衛を見守り続けてるんだ
と(私なりに)腑に落ちた瞬間だった
そんな蘭兵衛だと、捨之介との関係も下弦とは微妙に変わってくる。
福士捨と蘭兵衛は、あくまで同僚的
ちなみに下弦では、面倒見が良くて人情家のマモ兄が、繊細な智紀蘭にグイグイと押して 身内愛を示すような温かいものを感じた
これは芝居とは関係ないけど、三浦蘭はけっこう素足が見える(膝にサポーター‥‥わかるけど隠して〜!(TT)
比較して気がついた事だが、
廣瀬蘭は足首さえ出さない
どんな早い殺陣でも、素足を感じさせない。
ワカドクロの太一蘭もそうだったな
風の向井蘭は‥‥‥‥足首出してたな(笑)
ま、あれは衣装が夏向けの紗や絽の着物だったからスケ感あったし‥‥‥
不可抗力だね
自分は歌舞伎や日舞時代が長かったせいか、こんな部分が気になっちゃう
歌舞伎だと二枚目や女形は絶対手首足首見せない
自然と頭の中でその「しきたり」が巣食ってしまってるようだ(ごめんなさい)
現代劇は自由だけど、個人的にはやはり役の雰囲気は尊重して欲しいと内心思ってしまう(-_-;) ましてや蘭丸は下着みせちゃダメかも‥‥ま、ワガママかな
贋鉄斎
捨とのやり取りは下弦マモ捨の勝ち〜
福士捨はまだ(たぶん)台本通りか?
もっと舞台で遊ぼう〜\(^o^)/
髑髏城に乗り込む蘭
クドキで殿の仮面を見せられ、ようやく血の通った表情を見せはじめた蘭丸。
やはりそうなのだ
殿と死別して後
彼の中で時はずっと止まっていたのだ
無界の里の存在すら無意味に思えてしまうほどに‥‥‥そしてそんな自分に気付いてしまった蘭丸
寝返ったというよりは、
自分の真に欲するものが見えたから
なのかもしれないな
太一天魔王の「ウラ拍手」確認!
確かにありゃ蘭丸への「呪い」だ!
クドきの時の太一天魔王は
「ワカドクロ」の太一蘭丸に見えた?
これは考え過ぎかもだけど
もしかして天魔王は昔、蘭丸と関係あったか!?
または一方的に想った事あった?
なんとなく天魔王の蘭丸に対する「嫌い」な感情のウラに愛憎を感じた
クドキの後
蘭丸が天魔王の椅子での乱れ用♡は
下弦の廣瀬蘭丸がダントツ勝ち〜♪
☆:*:・( ̄∀ ̄)・:*:
無界の里襲撃
もう迷いのない蘭丸の、過去との決別とも言える無界屋の破壊ぶり。
リアルな殺陣に痛み感倍増〜
あんな風に刀刺したら痛過ぎ〜
(でもこの場面私は好き♡)
そこに兵庫が飛び込んでくる
この純真無粋な青年は目の前の現実が受け入れられず。
太夫が「しっかりしろ」と叩く
もうね
理屈抜きにこの場面は泣いた
いままで飽きるほど観てきたけど
こんなに胸を打ったっけ?
惨劇のあと、皆の亡骸を片付けて
太夫が隠してあった銃を手に城に乗り込む決意をする場面
兵庫が「(蘭兵衛を)殺れるのか?」
太夫
「極楽太夫って名はね、迷わず極楽に行けるようにと」と気丈に言いながらも
「二人でつけた名前なんだ」で語尾は泣いてた
なんて酷い因果なんだろう‥と。
これからその蘭兵衛を殺しに行かねばならないなんて!!
いまさらながら太夫の嘆きに、胸がつぶれた(TT)
私の隣の女性は、ほぼ号泣‥‥
(やめてよ、私隣で泣かれると伝染っちゃうのよ〜(TOT))
途中 渡京のギャグとかいろいろあったけど、ハンカチを手放せないまま
蘭兵衛の最後へ
三浦蘭、死に様見事でした(TOT)
(前回は感想さえ書けなかったが)
太夫の心中いかばかりかと
想像しちゃってまた涙( TДT)
そして太一天魔王の死
なんて辛いんだろう
私が天魔王なら
やはり同じ気持ちを抱くよ
「殿はいつもお乱ばかり!!」と。
そしてすべての鎧を剥ぎ取られ
頭を抱えてパニクる小さな男‥
時折「俺」と。
でも「わたし」と言い直す
あくまで「天魔王」で在りたい彼。
捨の想いは届かない
これ、もう反則だ〜
悪役にこんな切ない想いを抱かされ
あとは丸投げですか?!
どーしてくれよう、この無念!
最後は天魔王に気持ちを鷲掴みにされて
このお芝居は終わるの?www
(私がこんな風に嘆くのだから
捨之介の嘆きはもっと凄かったろうな)
下弦のマモ捨は、この場面ボロボロになってたっけ‥‥。
助けられなかった天魔王の後を追っていってしまいそうな混乱ぶりでした。
霧丸がそんな彼を救ったのだっけ。
台本に書いてあるセリフが
あるとき本当の心境でそれを語る時
セリフは言霊となる
そんなことを証明してくれたような
上弦の月の舞台でした(*^^*)
いまだコーフンしてまして(笑)
乱文失礼しました
明日はナント!!
下弦のソワレに行ける次第となりました
しかも初の4列目センター\(^o^)/
めっちゃ楽しみです!!