さてさて。
『甲状腺がん』と告知された当日もそうですが、
次の日も、その次の日も、とりあえず調べました。
『甲状腺がん』について。
これから戦って戦って、そして共存していくんだもんね。
調べなくては。
やっぱりこんな時はネットですね。
ネット社会万歳。
パソコンもない時代だったら、
本屋行ってガン関連の本を探すか、
経験者を探すか、
少しでも疑問があったらとにかく担当医に聞くか・・・。
時間かかりますね。
しかも甲状腺がんなんてメジャーどこじゃないから本なんてそうそうないし。
でーもー。
パソコンあればすぐに解決しちゃう。
ありがとうネット社会。
まずは体験談。ブログ。
ガンのなかではメジャーでなくとも、
甲状腺がん患者は必ずいるわけで。全国。
ブログ書いてくれてる方もたくさんいらっしゃいます。
これがどんなに参考になったことか!!
私の甲状腺がんの情報はほぼこれで満たされました。
ありがとうございます、見ず知らずの方々。
私のブログもこんな風に役にたつといいな。うん。
あとは、一応臨床検査の会社に勤めてますから。
会社の検査項目ガイドを見たり。
初めのB内科での採血で「サイログロブリン」が高値だった。
ガイドを見ると「疑われる疾患」に「甲状腺癌」と確かに書いてあった。
合ってる。なるほど。
あとやったのは古本屋めぐりですね。
母ちゃんが乳がんになったときも、私は古本屋に行き、
とてもいい本に出会いました。
乳がんはメジャーがんですから、関連書籍もいっぱい。
でも「甲状腺がん」だけをうたってる本ってのはないんだよね。
あったのは「がん特集」みたいなの。
その中でも甲状腺がんがのってる本はなかなかなく、
1、2冊だけ何種類もあるがんのなかのひとつ・・・という感じでのってる本があった。
とはいってもだいたい先生から聞いたのと同じ事が書いてある。
ウィキペティアとも一緒。
掘り下げるほどのがんでもないってことだな!!
と、前向き(?)に結論を出し、購入には至らず。
調べれば調べるほど、安心していく。甲状腺がん。
ただ、問題は・・・このがんの場所ですね。
体験者の方々のブログで色々調べたところ、
だいたいが右にあって右だけ摘出、左にあって左だけ・・・
というパターンが多かった。
真ん中があまりいない。
そんな中でもまぁ何人かいらっしゃって、
結局のところ、甲状腺を全摘出している方が多かった。
全摘出となると、甲状腺ホルモンが作れなくなるから、
一生薬を飲み続けなきゃならないらしい。
でも、それで転移の心配がなくなるのなら、そのほうがいい!!
と、皆さんとても前向き。ステキ。
私も全摘なのかなぁ。
確かにO山先生も「真ん中ですね・・・」と言葉を濁してたしなー。
一生薬・・・面倒くさい。
でもそれで転移・再発の心配がなくなるのなら、私もそれで全然OK!
傷だって、かろうじて嫁には行ってますし。
つかもう30代ですし。
そのうちシワにうまく隠れるみたいだし。
うんうん。
調べれば調べるほど、かかってこいダゼ。
ヨユー。
旦那もついてるし。
カモンベイベー。甲状腺がん!!
ちなみに・・・
私が色々調べている間に旦那も会社のパソコンで色々調べたようで。
とある日。
仕事から帰ったら冷蔵庫に汐サバとサバの味噌漬けが。2パック。
(?サバが食べたいアピール?)
とか思ってたら旦那がランニングから帰ってきて
「これ何?サバ食べたいの?」
と聞いたら
「サバ食べなさい。サバはがん細胞を攻撃するらしいよ。予防じゃなくて攻撃だよ。
待っててもダメなんだよ。最大の防御は攻撃なんだよ」
だって。よくそんな言葉知ってましたね。
嬉しいねぇ。その心遣い。
亭主関白な旦那が会社で私のために色々調べてる姿を想像すると
愛おしくてたまんないわ。
それからというもの、サバを食べ忘れると
「またサバさぼってる」
と言われます。
うちでは通称「サバさぼ」
ちなみに、サバが本当にがんに効くかは定かではありません。
私も色々「がんに効く食事」の本とか見たけど、そんなにサバに注目してる本はなかった^^;
がん仲間の方、そんなに鵜呑みにしませんように・・・。
そんなこんなで、
旦那も一緒に戦ってくれるようだし。安心感倍増だし。
ブログは調べつくしたし。
イケル。
わたしイケル。
この戦い、勝てるでしょう。