加藤プロは角さんのスイングを見て「力感がない」と言った。
そういえばトップからダウンスイング、インパクトにかけて力強さが感じられない。
より遠くに飛ばすためには力感がいるのだ。
では、力感とは何だろうか。
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力感
おお、これは力感がある。
むしろ力感と言うほかに形容の仕方がありません。
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力感
うっは！
まさしく力感。見事な力感です。
なんと分かりやすい力感の説明だろうか。
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ちがう、ちがうちがう。
力感とは長州力さんでも竹内力さんのことでもない！
力感は、身体がネジられてから解き放たれたあとまでの動きの中に見ることができます。
「ネジレ」と「ネジレの解放」がちゃんとできているか。
加藤プロは、力感があるないの印象は、このことが大きく関わっていると言います。
そして彼は力感を形成する 「ネジレ」 がうまくできていない原因を2つ挙げました。
①アドレス時に比べて、トップで左ひざが右に流れ過ぎている。
②アドレス時に比べて、トップ以降身体が起き上がっている。
アドレス時に比べて・・・ 左ひざが右に流れ過ぎている
アドレス時に比べて・・・ 身体が起き上がっている
身体が起き上がっている。
なるほど。
力感がない原因は何となく分かった。
①について詳しくきいてみると・・・
いうまでもなく、ネジレは身体の中で生じる。
身体の中で生じる捻転（ねんてん）でスイングする。
地面と身体のネジレではありません。
左ひざが上半身を追っていくように右に流れるのは身体の中の捻転ではなく、地面と身体のネジレ
です。
ふたつの足の裏が大地にくっついてるのに、地面と身体をネジろうとするのは無理があるというもの。
ひと昔前に流行ったプラスチックの卓上サッカーゲームのように、人間がその場でクルクル回転する
動きが出来れば別ですが（笑）
②について・・・
スイングはワンプレーン。
クラブヘッドは最初に決められた道をオートマティックに進んで滑らかな円を描きます。
それは山の上から海に向かう川の水のように通る道が決まっています。
けれど、上の写真のようにスイングの中心が途中で変化してしまう（起き上がってしまう)
とヘッドの軌道も同じように変化してしまいます。
それでもヘッドは、いつもと同じ河口からしか大海へ出てゆくことが出来ません。
軌道が変化してしまっても、ヘッドは元来た川に合流するために減速せねばなりません。
「ああ、どうしよう」
クラブヘッドは迷います。
結局身体の中心とは関係性のない、いわゆる「手打ち」で軌道を修正するしかないのです。
・・・これでは飛距離が出ないし、方向性も安定しない。
正しいヘッドの軌道は、中心のしっかりしたボディーターンで描くワンプレーンなのです。
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ふむふむ。
さすがは、加藤プロ。
よく分かりました。
でも、どうやってスイングを矯正したらいいのでしょうか。
何かいい練習方法はあるでしょうか。
この2点だけなおしたら飛距離は伸びるのでしょうか。
なんかこう、もっと色々しなければならないことがあるんじゃないでしょうか・・・
つづく