こんばんは豚袋ライトです。

前回本編でプリンスをとりあげましたが、今回はそのオマケ記事的なものです。

突然ですが、皆さんは英語で電話番号を言うとき、例えば「777－9311」を何と読みますか？

英語生活体験のない自分は何のためらいもなく「セブン・セブン・セブン・ナイン・スリー・ワン・ワン」そう読みましたが、この歌を聴いて「なるほど、こう言うのかー」と妙に感心いたしました。

未だになんで最後だけ「イレブン」になるのかがわからないのですが、語呂なんすかね？それとも文化？ホテルの部屋の例えば「1520号室」は「ルーム・ヒフティーンス・トウェンティ」なんていうところをみると下二桁は二桁読みをする習慣があるのでしょうか？誰か英語に堪能な方、教えて下さい（笑）

で、このザ・タイムというバンドはプリンスのプロデュースバンドとして有名ですよね？ワタクシこの曲「セブン・セブン・セブン・ナイン・スリー・イレヴン」が大好きでした、というネタです。

Morris Day & The Time - The Walk

このザ・タイムというバンド、実際はレコーディング時のパフォームはほぼプリンスがひとりで全てやっていて、ボーカルのモリス・デイのみ後で歌をかぶせるという、所謂プリンスの別ユニットみたいなものだったようです。実際にライブはプリンスが演奏できないので、そのためにメンバーが集められたみたいなものでしょうね。でもさすが殿下だけあって、その楽曲クオリティは非常にすばらしく思います。

映画、パープル・レインでも出演していました。後には「ジャングル・ラブ」のヒットもありました。しかしながら契約上の問題なのかプリンスの支配が強力すぎて、そうとう内情穏やかでない状態にあったらしく、ヒットはありながらも不遇なミュージシャン生活を送っていたようです。報酬も問題あったみたい、殿下は結構ケチらしい（笑）

そうした状況からいち早くジミー・ジャム＆テリー・ルイスは脱退してソングライティング能力を開花させ、ヒットメーカーとして80年代を駆け抜けていきました。（ジャネット・ジャクソン関連等で有名です）

まあそんなわけで、徒花のように咲いたバンドでございましたが、良質なポップ・ファンクの名曲を数々リリースしたこともまた事実です。このアルバムは豚にブラックミュージックの楽しさを教えてくれました。

最後に「ジゴロだって寂しいのさ」そんな哀愁の曲で締めたいと思います。それでは、また。

Morris Day & The Time - Gigolos Get Lonely Too

THE TIME / WHAT TIME IS IT? (1982)