こんばんは豚袋ライトです。

メンズのアパレル業界は今時期くらいから来年の春夏物の展示会をやるのが通例です。婦人はもう少し遅い時期、またヤングやキャラクターもギリギリまで引き付けるところも多いですが。弊社は先週に展示会をやりましたので、結構ハードな一週間となりました。台風もあったしね。

という訳で記事の方はまたご無沙汰になってしまいましたが、ライトな記事でもアップしますね。本日はちょっと懐かしいところでマイク＆メカニックスをとりあげたいと思います。

もともとがプログレ好きな豚ですが、なぜかジェネシスは縁がなかったのですね。ピーター・ガブリエルもソロになってから聞いているような状況だし。フィル・コリンズも最初ジェネシスのメンバーだとは知らなかったほどのお粗末さ（笑）そんな私がマイク・ラザフォードなんて何おかいわんや、の状況だったことは想像に難くないでしょう。

自分的に洋楽が一番日常に入っていた1985年の秋に、この曲はＭＴＶ等でヘビー・ローテでかかっていました。

Mike & The Mechanics - Silent running

独特の寂寥感といいますか、いかにも哀愁エレポミックスという感じでとても印象的でした。ずいぶん面白いニューフェースだな、というのが最初に知った感想（笑）ジェネシスに疎い私がマイクの事を知るわけない。私にとってはニューフェース。でも裏を返せばジェネシスという先入観がないから、ポップバンドとしての素直な入り方ができたわけで。そうこうしているうちにアルバムを聴いたわけですね。

Mike & The Mechanics - All I Need Is A Miracle

フィル・コリンズが「No Jaket Required」というポップの権化のような大ヒットアルバムをリリースし、音楽業界で最も忙しい男、といわれるほどのブレイクぶりを果たしてついでにジェネシスでもフィルのソロの延長のような「Invisible Touch」をリリースするやつぎばやの流れがあり、触発されるようにピーガブが「So」という名盤で、憧れのケイト・ブッシュさまといい事した辺りの狭間で地味ながらもその才能を見せたマイク・ラザフォード。その控えめながらも確実な音楽性は立派です。

ジェネシスでもきっと忙しかっただろうに、このアルバムのクオリティは感じさせないくらい高い。ボーカルもポール・カラックとポール・ヤング(例のeverytime go awayの人とは別人です）のふたりを曲によってうまく使い分けた、パーマネントなバンドでなく「ユニット」のいい面を生かし飽きさせない。ジェネシスってやっぱり才人の集まりだったのね、と妙に納得させられたのでありました。

このアルバムからのシングルは上掲の2曲の他に、「Taken In」という名曲があってこれがまたいいのですが何故かyoutubeにはこの曲だけ存在しておりません。いい曲なんですが、ヒットは小規模でしたけど＾＾；

最後に次に好きな曲を聴いていただいて、今日は締めたいと思います。ホントにライトな記事だな（笑）

それでは、また。

Mike And The Mechanics - Par Avion

MIKE + THE MECHANICS / MIKE + THE MECHANICS (198