わたしが書くのは新しい掟ではなく、

 

初めからわたしたちが持っていた掟、

 

つまり互いに愛し合うということです。

 

愛とは、御父の掟に従って歩むことであり、

 

この掟とは、あなたがたが初めから聞いていたように、

 

愛に歩むことです。

 

(ヨハネの手紙 1章5-6)

何事にも時があり

 

天の下の出来事にはすべて定められた時がある。

 

生まれる時、死ぬ時

 

植える時、植えたものを抜く時

 

殺す時、癒す時

 

破壊する時、建てる時

 

泣く時、笑う時

 

嘆く時、踊る時

 

石を放つ時、石を集める時

 

抱擁の時、抱擁を遠ざける時

 

求める時、失う時

 

保つ時、放つ時

 

裂く時、縫う時

 

黙する時、語る時

 

愛する時、憎む時

 

戦いの時、平和の時

 

(コヘレトの言葉 3章1-8)

慈しみとまことは出会い

 

正義と平和は口づけし

 

まことは地から萌えいで

 

正義は天から注がれます。

 

(詩編 85章11-12)

無垢であろうと努め、

 

まっすぐに見ようとせよ。

 

平和な人には未来がある。

 

(詩編 37章37)

ぶどう酒にもましてあなたの愛は快く

 

あなたの香油、流れるその香油のように

 

あなたの名はかぐわしい。

 

(雅歌 1章2-3)

あなたがたのうちでいちばん偉い人は、

 

仕える者になりなさい。

 

だれでも高ぶる者は低くされ、

 

へりくだる者は高められる。

 

(マタイによる福音書 23章11-12)

苦汁と欠乏の中で

 

貧しくさすらったときのことを

 

決して忘れず、覚えているからこそ

 

わたしの魂は沈み込んでいても

 

再び心を励まし、なお待ち望む。

 

 

主の慈しみは決して絶えない。

 

主の憐れみは決して尽きない。

 

それは朝ごとに新たになる。

 

「あなたの真実はそれほど深い。

 

主こそわたしの受ける分」とわたしの魂は言い

 

わたしは主を待ち望む。

 

 

主に望みをおき尋ね求める魂に

 

主は幸いをお与えになる。

 

主の救いを黙して待てば、幸いを得る。

 

若いときに軛くびきを負った人は、幸いを得る。

 

(哀歌 3章19-27)

わたしはまた、新しい天と新しい地を見た。

 

最初の天と最初の地は去って行き、もはや海もなくなった。

 

更にわたしは、聖なる都、新しいエルサレムが、

 

夫のために着飾った花嫁のように用意を整えて、

 

神のもとを離れ、天から下って来るのを見た。

 

そのとき、わたしは玉座から語りかける大きな声を聞いた。

 

「見よ、神の幕屋が人の間にあって、

 

神が人と共に住み、人は神の民となる。

 

神は自ら人と共にいて、その神となり、

 

彼らの目の涙をことごとくぬぐい取ってくださる。

 

もはや死はなく、もはや悲しみも嘆きも労苦もない。

 

最初のものは過ぎ去ったからである。」

 

(ヨハネの黙示録 21章1-4)

生き物はすべて、その同類を愛し、

 

人間もすべて、自分に近い者を愛する。

 

すべての生物は類をもって群れ集まり、

 

人間も、自分に似た者と結び付く。

 

(シラ書{集会の書} 13章15-16)

「命を愛し、

 

幸せな日々を過ごしたい人は、

 

舌を制して、悪を言わず、

 

唇を閉じて、偽りを語らず、

 

悪から遠ざかり、善を行い、

 

平和を願って、これを追い求めよ。

 

主の目は正しい者に注がれ、

 

主の耳は彼らの祈りに傾けられる。

 

主の顔は悪事を働く者に対して向けられる。」

 

(ペトロの手紙一 3章10-12)