食べるから始まる。
6月に入ってから改めて自炊、食生活に挑戦です。
脳出血で入院していたリハビリ病院で退院が決まった時に言われたのが毎日の食生活。
(入院したのは2年ほど前の話です。)
塩分を控える食事が必要となるのはわかるとして、具体的にどのようなメニューで適切な食事を取るか。
むむむ、そもそも自炊していなかった期間が長くて、自炊する必要に迫られた時も「主食はお弁当、たまに外食で行こう!」を選択したのは自分で食事を作るなんてできないし、何ができるかが容易に想像できたから。
で、今回は病気からのリハビリな上に麻痺が残っているため回復次第でどこまで仕事に復職できるのかはやってみないとわからない。
一つが新しい食生活環境を作ること。
まずやってみようなじゃないの。
リハビリ病院から退院した日に真っ先にキッチンのお掃除です。
冷蔵庫の中も「さしすせそ」もどれも結局全部廃棄です。
始めるにはさっぱりが一番だからちょうど良いでしょう。
ここで病院生活のよい成果、それは薄味の病院食が気に入ったおかげで体重を絞れて状態で退院してきましたので、よくある話で
退院したからあれこれ(味の濃い食事)を食べまくるぞ!
は全く無かったのです。(お金で解決できるならあの病院食を毎日運んでいただきたい。)
けど、何を作ればイイ?それがわからん。
リハビリ病院を退院する時に一ヶ月のメニューを参考にコピーして持ってく?とおっしゃっていただいたけど見たところで全部は作れないのでそれは記憶に留めておきました。
少量で多品目の食事を毎回作るのは自分には無理。
困った時はネットで検索
とりあえずこれでしょう。検索して作れそうなメニューから作ってみようと。
食べたいものはないのですよ。これが食欲に興味がないことを改めて意識した最初。
この病気は頭がぼんやりしていることがありまして、だんだんシャキッとしてくるような感じです。(今でもそう)
何を思ったか「どうせまともな食事を作れないならツイッターにでも写真を載せて恥ずかしい感覚を感じられれば、少しでも恥ずかしくない食事を作る気持ちになれるだろう」とわけがわからないことを思いつき一週間だけ写真を載っけてました。(写真はひどかった(苦笑)でも、イイねをくださったかたがいらして、それで真剣に取り組みました。感謝。)
それから始めた自炊生活は、復職後からはお弁当を作ることに繋がりました。
別名「素材の味を楽しむお弁当」(笑)だから売ってるお弁当はどれも濃すぎなのは仕方がない。リハビリ病院のあの食事は今でも食べたい。
お腹が空いた、疲れた、に作れるメニューを。
これができれば自炊生活を続けられる。
幸い、毎日同じメニューでも平気。
こんなラッキーな自分の価値観を活かしていけば軌道に乗れるぞ。
と実際に自炊生活は課題だらけだけど毎日続いています。
たまに外食もするしお弁当もお惣菜も買うけど主にお昼だけ。
何事も継続です。
毎日に感謝。