どうしても苦手なものは誰にもあると思うのです。
でも、ある時を境に苦手がどこかに飛んでいってしまうことがあります。
僕の場合は脳出血発症でした。
いろんな価値観が変わって、苦手なものがそうでなくなったのでした。
そもそも訳が分からなくなっていた時期からリハビリ・再構築の期間を経て
苦手としていた理由を忘れてしまったのかもしれません。
だとするとどこがきっかけになるのか、前を見ていることには意味があるのでしょう。
今日書くのはその一つ、Apple社の製品です。
もともとWindows PCのサポートを生業としていたのですが、Macはただ苦手。
キッティングを依頼されても「???」だったのです。
それを克服しようとMacbookを買ったのは10年以上前、案件を担当しそうな雰囲気を感じて(これはマズい!)と慌てて買って慣れようとしたのですが結局すぐに手放してしまいました。
Macが苦手ならiPhoneで、たまに挑戦しては打ち砕けていたのですが、
それがなくなったのが病気でした。
当時のXの投稿や日記を読むと、iPhoneとMacbook Airが使いやすいので
プライベートはMacにしよう、と書かれております。
その一つにはタッチパッドの操作がとてもしやすいことでした。
WindowsのノートPCにもタッチパッドはありますけど、今でも別物だと思ってます。
特に発症して半年ほどは右手でPCの操作は難しく、キーボードは右手がハチャメチャな動きをするので入力に時間がかかりましたし、マウスを動かしても動かすのも必死、それ以上に止めたいところで止められない。
マウス操作のGUIはお得意で右手でマウスを使ったほうがキーボードのショートカット操作より速く快適だったのが、全くだめです。
そんな時にYoutubeで同じ病気をされた方が左手でMacbookのタッチパッドを操作されているのを見て、興味を持ったのですが、幸い自宅にMacbook Airがある!
左手でタッチパッドの操作してマウスカーソルを移動させ大体止めたい位置で止められるし、操作もやりやすい。
ただ驚き。
毎日仕事でも、家に帰ってきてもキーボードとマウスを使ってトレーニングを続けて当時よりはキーボードもマウスも使える機種が増えましたが、あの当時はMacbook Airという存在にとても助けられました。
選べるから、今の自分に使いやすいハードウェア+ソフトウェアを選べることは必要なんだと思いつつ、自宅にゴロゴロと機材を転がせていた発症前の自分に感謝したのでした。まさかこんなところで役に立つとはね。

だからどんな経験も今生きているのです。