久しぶりですが、3月11日を前にして、すこし記します。

 

明日で、東日本大震災から9年が経ちます。

ハード面でのいわゆる復興はある程度進んでいるようですが、

被災された方々のお気持ちの部分は、「ひとそれぞれ」と思います。

あの日から9年間にわたるさまざまな思い、体験は、個別であり、

私などが簡単に想像できるものではないでしょうが、

折に触れて目にするTV報道や新聞記事などで知らされ、心を揺さぶられます。

辛いことがあっても、やがて立ち上がる人の強さに感動することもあります。

故郷の地に戻られた方々、他郷で生活を始められた方々、それぞれの暮らしが

充実したものでありますようにあらためて祈ります。

 

 

1年前にも記しましたが、原発事故のその後は、1年たってもあまり前進していないようで

問題をとりあえずはオリンピック後まで先送りするように見えます。

いづれにしても廃炉への取り組みは長い困難な道のりとなることでしょう。

 

 

1月19日、2月2日、3月8日の、朝日歌壇、俳壇から感謝してお借りします。

 

 

あちこちに木通(あけび)のように悲しみがぶら下がっている人住まぬ家  数又みはる

 

帰還など出来ぬと雉子が鳴く被曝塗れの雑木の田畑     (いわき市) 馬目 弘平

 

被災地のりんごのパックに添えられた「りんご作りやめないぞ」の紙 (三鷹市)大谷トミ子

 

 

 言霊のさきわう国であればこそ平成令和ちぢめて平和   (国立市)  加藤 正文

 

 

   百年の旅の途中の柚子湯かな               (鯖江市)  木津 和典

 

   どの絵馬も願ひは一つ春を待つ              (神戸市)  盛岡喜恵子

 

   日脚伸ぶ家居の時間たつぷりと              (枚方市)  石橋 玲子

 

   マスクして徒ならぬ世に出てゆけり             (長野市)  縣  展子

 

 

 

新型コロナ対策で、私の住む市の活動が止まっています。

公民館、映画館なども閉鎖されています。

3月21日以降は再開される予定ですが、また延期されるかもしれません。

待ち望んでいたJ1サッカーも第1節を行っただけで、18日以降再開予定だったのが、また延期され、4月再開かと言われています。

カナダ、ケベック州モントリオールで1週間後に開催される予定のフィギュアスケート世界選手権も中止になるかもしれません。

昨日、9日はまだ開催予定と広報していたけれど、10日のニュースでは中止の可能性も出てきたようです。

チケットを買い、エアチケット、ホテルを予約していた友人からも「とても残念ですが諦めました」とメールがありました。

 

私たちにとって、これは全く初めての経験です。

観光、娯楽、スポーツ、文化活動なども中止延期され、私たちの暮らしにも影響が出ていて、関係者には経済的打撃が大きいでしょう。政府も考えているようですが、わたしたちが出来ることがあれば考えてしたいと思っています。

生活者としては、情報に注意して、自分のできる感染防止策をするとともに必要以上に恐れずに、平静に過ごしたいと思います。

いつもと違う日常を送っているのなら、それを敢えて好機と捉えて、できれば非日常を楽しむのもいいのではないでしょうか。

なにか普段はできないことにチャレンジすることもいいかもしれません。

こんなときだから、栄養と休養を充分にとり、ゆったりと過ごすこともいいでしょうね。

 

 

ここまでお付き合いくださったみなさまもどうぞお身体を大切にお過ごしください。