ファインアート・セラピー
気持ちを吐き出し、心をクリアにする。
自分にとっての障害や溜め込んでいる感情を知る
の内容を掘り下げてお伝えしようと思います。
現代人は誰しも、
日頃の疲れやストレス、
ネガティブな感情を抱いていると思います。
それらを、紙の上で思い切り吐き出して、
画面にぶつけてスッキリさせるのが
感情発散のアートセラピーです。
潜在意識で溜めているものが色や形で見えます。
発散後は、スッキリしたり、気持ちが落ち着いたりします。
A4くらいの紙に、クレヨンや色鉛筆、マジックなどで、
気の済むまで、描いていきます。
気の済むまで、描いていきます。
何を描いていいか?
それは自由なのですが、迷いますよね。
そんな時は、
クレヨンを横にして擦り付けるように塗りたくる…
鉛筆で紙に穴を開ける…ボロボロになるまで…
「描く」というより、
クレヨンや色鉛筆などの素材の扱いやすいように
「塗っていく」という感覚の方がわかりやすいかもしれません。
クレヨンや色鉛筆などの素材の扱いやすいように
「塗っていく」という感覚の方がわかりやすいかもしれません。
気の済むまでやり続けます。
何か嫌なこと、苦しいことがあったなら、
その感情を引っ張り出して、表現してみるのも良いです。
お客様の中でたまに、
「悲しい。でも、こういう状況になったのは、あの人も仕方なくて…。私も悪くて…だから仕方ない」
とか、感情のあとに色々「言い分」をつけちゃったりするんですが、それは今は置いておきます。
悲しいは、悲しい。
感じてあげて、言葉でもいいし、
絵でもいいし、表現してあげることが大切。
不思議なことに、表現して、それにしっかり向き合ってあげると、手放せたりするんですよね。
手放すって、抽象的ですけど…
要は、「未練がなくなる」ってことです。
絵は本当にわかりやすいので、表現することで、そこに使われている色や形や様相から、
「ああ、私こんなに苦しかったんだ」
ということがわかるんです。
まさに、心の中が見える形ですね。
人の心は目に見えないから、痛みも苦しみもわかりにくいんですけど、表現してみると、ギョッとすることってあります。
そういう表現をされている方をみると、
なんというか、「辛かったんだろうな」と本当にわかります。
でも、それだけで終わるんじゃなくて、
その気持ちを出し切って出し切って、残った後のものを、しっかり見つめるんです。
最後に、何が残るんだろう?
何も残らない方もいるし、何か発見がある方もいるし。
答えはないんですが、大事なのは、
あースッキリした!!
という感覚。
それに尽きるかもです。(笑)
でも、スッキリの後に、自分が描いた絵たちを見ると、気付きがあったりするんです。
それを、一緒に掘り下げたり、振り返ったりします。
このワークをやると、気になっていたものを手放せたりしますが、
溜め込みやすい方は、ストレスが分厚い層のように心に積み重なっていて、一番下のところまで行き着かないこともあります。
(一回では)
少しずつ、表層をペリペリと剥がしていく感覚なので、時間はかかるかもしれません。
でも、剥がし切った時に見える風景は、きっとクリアで、清々しいでしょうね。
そして、何気に大事なことなんですが、
ストレスや不安は、悪いもの!!
というわけでもなくて、使いようによっては、エネルギーになってくれます。
大切なのは、それをご自身がどう捉えているか。
ということなんですよね。
まず、その不安やストレスを認識しないと始まりません。
認識してはじめて、じゃあ、それをどうしよう?と一緒に考えていけるのだと思います。
ストレスや不安とうまく付き合う、という感覚ですね。
人生100年時代。
ストレスや不安とも、長い付き合いになりますから。
興味のある方はこちらをご覧ください。
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