少年二人の恋愛小説、《彷徨》においでくださいまして、誠にありがとうございます。
本家《彷徨》を1000話めどで終了し、新たな第二部を、こちらに発表してまいりたいと、現在、計画中です。
Ameba 彷徨《本家》
物語の詳細は本家《ブログの紹介》をご覧ください。
二次小説としてスタートしましたが、独自の掘り起こしも過分に混じり、かなりの逸脱が見られます。歴史には忠実でいようとは思いますが、なにぶん遊戯的な要素も多く、お恥ずかしい限りです。
生殖という《業》(カルマ)のない世界観を描くことによって、私は性の聖性を感じてやみません。
少しあおざめた、性(セクス)の匂い高い薔薇
わたしは きみの前にひざまずく
わたしのふるえる腕が抱く きみのむかももは薔薇
わたしの閉ざした瞼のあたりには
においに充ちたくさむらがあって
露をふくんだ薔薇の嬰児が 曙の眠りを眠っている
希臘(ギリシャ)の嘆願者のように とりすがっているわたしの上で
うっとりとひらいた指で のけぞる頸で いつのまにか きみは 屈強な薔薇になっている
その葉は日輪を食べている。
薔薇の木 高橋睦郎
2016.8.17
