『ねずみくんの チョッキ』
- なかえ よしを, 上野 紀子
- ねずみくんのチョッキ
またずいぶんと古い本です。
私も幼い頃、この本が大好きでシリーズ揃えてもらってました。
本屋さんで見たら、続巻がいっぱいあったので、また買う楽しみができました。
背景が白く、シンプルな内容です。
これは「どこを見たらいいのか分からない!」となりやすい
幼児には最適ですね。
今回はすぅのお出掛け絵本に、と思い、小型版を買いました。
しかし、ねずみくんが小さすぎる・・・。
本自体が手のひらサイズなので、尚更小さすぎ。
最初のころはねずみくんを見失ってしまうすぅでした。
失敗かな?
でも懲りずに読み聞かせてます。
だって、セリフが簡単だから、パソコン打ちながらでも読める!
あ、子供のためにはお勧めできませんよ。
声のトーンを間違えたり、ねずみくんの再登場を忘れたりしますので・・・。
話は変わりますが、今日は妹の引越を手伝ってきました。
就職に伴い、7年間の独り暮らしからの引越です。
実家にいる頃から片づけのできない子でしたが、独り暮らしでさらにパワーアップした模様。
曰く、「1人でやっても片づかないんだよねぇ。片づけ方が分からない」
20代の女の言葉ですか・・・。
雨待ち@『おさらをあらわなかったおじさん』ならぬ、
母姉待ち@『へやをかたづけなかったむすめ』です。
その部屋のブツの構成は、
引越に持っていくもの・・・・・・・20%
実家に一時保管するもの・・・・20%
ゴミ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・40%
借り物・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・20%
でした。
借り物多すぎですから!
脱ぎ捨てられた服の山の裾野を踏んだら、足が冷たい&芳しい臭い。
あ、紙パック泡盛を踏みつぶしてしまいました・・・。
あと2回も片づけに行くの、嫌かも。
『はんしろうが わらった』
- せな けいこ
- はんしろうがわらった ちいさなうさぎはんしろう (1)
小さなウサギのはんしろうは、とってもいたずらっこ。
ちょっと大きすぎる帽子をかぶって、ご機嫌で散歩します。
帽子で前が見えないので、パパや友達を踏んでしまって、
「おっと失礼」「ごめんなさぁい」と謝ります。
すぅはこの謝るところでいちいちペコペコします。
意味分かってんのかなぁ?
最近すぅに新しく教えた芸は「ゴメンナサイ」。
片手を頭にのせて、ペコッとします。
かなりカルイ感じなので、真剣に怒っていると腹が立つかも。
でも、これをされるとちょっとしたことでムカッとしてても
気が抜けるというか、怒っていたのを忘れて笑っちゃいます。
すぅに悪気がない以上、怒りすぎても仕方ないですしね。
絵本の話に戻ります。
はんしろうは前が見えないまま、つまずいて柳の木を折っちゃいます。
それが実はオバケの柳で、夜中に取りに来るのです。
ここでわたしは雰囲気たっぷりに
「わ~た~し~の柳を、かえしておくれ~~」と囁きます。
すぅは怖がるより面白がって、ニヤニヤしながら振り向きます。
まだオバケの怖さを知らないからね。
オバケといえば、幼い子は見えないはずのものが見えるって、よく言いますよね。
すぅも何にもないはずの部屋の片隅にむかって微笑んだり手を振ったりしてます。
私自身、幼い頃にそういう体験はよくあったので、特に怖いとは思いませんが、
誰がいるんだろう?と知りたくなってしまいます。
また、いつの間にかはっきりと感じることができなくなってしまったことに
ほっとしたり寂しく思ったり。
知らない人の霊は怖いけど、知っている霊は怖くないですよね。
怖いと言うより、少し嬉しかったりします。
私の記憶には、曾祖母に抱かれて子守歌を歌ってもらったことがあります。
抱かれていると言う時点で、記憶の遡りに限度があると思われますが、
実はその曾祖母、私の生まれた日に亡くなっているのです。
会ったこともないはずの曾祖母の顔を、私ははっきりと覚えています。
話は変わって私の祖母の妹は、生まれつき聴力がなく、言葉も話せません。
戦前生まれの田舎育ちのため専門の教育も受けられず、
一生生家で農業を手伝い、結婚もできませんした。
そんな大叔母は子供が大好きで、私達姉妹も大いに可愛がってもらいました。
我流の手話を交えてよく遊んでもらいました。
こぼしたご飯を拾って食べることも、
ペットの猫や犬を可愛がることも、
思えばこの大叔母から自然に教えてもらったことです。
大叔母は同居の孫達よりも私達姉妹を可愛がってくれました。
専業主婦の母を持つ同居の孫に比べ、
フルタイムで働く母を持つ私達が哀れに思えたのかも知れませんけどね。
そんな大叔母も今から10年前に亡くなりました。
子供が大好きだった大叔母。
すぅも時々遊んでもらっているような気がしてならない私です。
『おさらを あらわなかった おじさん』
- フィリス クラジラフスキー, Phylis Krasilovsky, Barbara Cooney, 光吉 夏弥, バーバラ クーニー
- おさらをあらわなかったおじさん
・・・画像がなくてすみません。
『おさらをあらわなかったおじさん』は、自分のために買った絵本です。
私が幼稚園か小学校の頃、図書館で借りて読んだのが最初の出会い。
独り暮らしのおじさんは、料理を作って食べるのが大好き。
でも、食べ終わって満足すると疲れてしまって
お皿を洗うのは明日でいいや。って寝てしまう。
でも翌日、腹ぺこで帰ってきて料理して食べ終わると、
またお皿を洗うのが面倒くさい。
こうしているうちに、汚れたお皿はどんどん溜まる一方で、
とうとうきれいなお皿がなくなってしまいます。
おじさんが困っていると、外は大雨になってきました。
いいことを思いついた!
おじさんはトラックの荷台に汚れたお皿を載せて、
雨の中を走り回ります。
もうこれからはお皿を使ったらすぐに洗おう。
現在独り暮らしをしている私の妹もこの本を印象深く覚えているらしく、
シンクにお皿が溜まると「『おさらをあらわなかったおじさん』みたいだ」
と思うそうです。
私もよくそう思いました。
でも、マイナーな絵本らしく、
今までにこの本を知っている人に会ったことはありません。
私と妹だけに通じる話でした。
共通の読書体験って、会話に重要ですよね。
少なくとも私と妹は絵本・小説・漫画と共通が多いので、
よく会話に登場します。
この本もよく出てきます。
すぅの絵本購入にかこつけて、
久しぶりに読みたくなって購入してみました。
妹にも見せたかったし。
ところでこの本の言わんとするところですが、
ラストのおじさんの言葉から、
「問題を先送りするな」あたりのマジメなポイントが浮かび上がってくるようです。
今回読み直して初めて気付きました。
幼い頃の私は単純に、「面白いおじさんだな。お皿いっぱい持ってるし」
くらいに思っていました。
雨で一発逆転の解決法も意外でおもしろい。
人生行き当たりばったりでも何とかなるさ~♪
・・・としか読み取れなかったんですね。
それが、妹もそう思ってたそうで・・・アホ姉妹です。
本って、後から読み返すと感じ方が違うってよく言いますよね。
2歳までの子供にとっての1日は、小学生の1学期に相当するそうです。
3日で1年。
そりゃ、毎日変わっていくわけですね。
1ヶ月も経ったら、絵本の感じ方も変わるんだろうな。
『どうよう えほん』
- ひかりのくに
- みんなでうたおう どうようえほん〈1〉
童謡の絵本なのです。
童謡の歌詞と楽譜が載っています。
CDもありますが、これは車に乗せっぱなしなので、
もっぱら私が歌っています。
すぅが音痴になっちゃったら、私の責任です。
これは、すぅの通う音楽教室の先生が勧めてくださいました。
最初のうちはすぅが偶然開いたページの歌を歌っていました。
どうやら絵で覚えたらしく、
最近では歌って欲しいページを開きます。
すぅの開いたページに合わせて歌う私。
「
あんまりいそいで こっつんこ ありさんとありさんが・・・」
ペラッ
「
ぶんぶんぶん はちがとぶ おいけのまわりで・・・」
ペラッ
「
こちこちかっちん おとけいさん・・・」
おとうさんスイッチじゃないんだからさ、
もうちょっと落ち着いて歌わせてよ。
大抵は1番だけ歌えば満足で、ページをめくります。
乗ってきたところでめくられると辛い。
すぅのお気に入りは、「どんな かお」です。
「
おこったかおは どんなかお めがきゅうんと うえむいて・・・」
というやつです。
途中、「わぁぁ、こわそ!」というセリフも入っているので、
最初はちょっと照れながら歌っていました。
今ではノリノリで、気分は祥子おねえさんです。
この歌には手遊びが付いていて、絵本に図入りの解説が載っています。
その女の子がかわいくて。
すぅはほっぺたに手を当てて腰を振り振り踊っています。
1人でもそのページを開くとつい踊ってしまいます。
私は「あめふり くまのこ」が好きなんですけど、
すぅは気に入らないらしく、一行も歌い終わらないうちに
ページをめくってしまいます。
はやく一緒に歌えるようになりたいね。
『クッキーのぼうしやさん』
安西 水丸 クッキーのぼうしやさん
『りんごりんごりんご』の大受けに気をよくして、
安西水丸さん第2弾です。
ひまわりやどんぐりを使った個性的な帽子屋さんです。
帽子が売れると、
記念にお客さんの写真をパチリ。
一点ものの帽子だもんねぇ。
・・・というか、ナマモノだよね?
後日、「先月買った帽子と同じのを・・・」
と言われた時のためかなぁ。
『りんごりんごりんご』にも出てきたモグラさんが帽子を買いに来ます。
すぅの大好きなモグラさん。
当然、『りんご』の時みたいな、
「あ、あ、あ、あ」(注訳:よいしょよいしょ、よいしょよいしょ)
と言ってしまいます。
どんぐりの帽子は運び出してるわけじゃないんだけどな。
すぅは帽子が大嫌いです。
私に似てデカ頭ですから。
薄毛なのでかぶって欲しいんだけどなぁ、
クセ付けに失敗しました。
日差しが強くてもまぶしくても、
帽子をかぶせると「決闘だ!」と言わんばかりに
床に叩き付けます。(あ、決闘は手袋か)
眠い時のタオル(マイタオル限定)は
イスラムの人のように頭に巻き付けてるのに。
ところですぅは生意気にも音楽教室に通っています。
知人宅なので遊んでるようなものですけどね。
そこで、動物の音楽に合わせてリズム取ったりするというのがあります。
1歳前は動物の絵やぬいぐるみを使って(振り回して)ただけですが、
みんな歩けるようになったので、
ペンギンやらウサギやらの衣装を付けてなりきったりもします。
当然、必須アイテムの帽子を床に叩き付けるすぅ。
困った先生は、姿見の大きな鏡を出してきて、
「みんなかわいいねぇ!」と言いながら見せました。
鏡と見るや、すぅは一番前に陣取って、
カリスマモデル並みに次々ポーズをとりだしました。
ふん、帽子も悪くないなぁ、って感じで。
自意識過剰だよ・・・。
結局最後まで帽子を脱がなかったのでした。
『ぼくのくれよん』
- 長 新太
- ぼくのくれよん
落合恵子さん主宰の「クレヨンハウス」のおすすめ絵本ムックで知り、
注文した本です。
ナンセンス絵本なんですが、子供の想像力が広がりそうな素敵な絵本です。
ゾウの落書きにいちいち翻弄される動物たちがかわいい。
ライオンに怒られて「ごめんね」って反省するゾウもかわいい。
あ、反省してないのか。
もちろんすぅのお気に入り絵本で、1日2回はリクエストがあります。
約30cmもある大きな本なので、絵本箱から取り出すだけで一苦労。
私の膝にたどり着く前に落としてしまうこともよくあります。
ゾウのクレヨンの軌跡を指でなぞってみたり、
お絵かきの時にはクルクルっと真似して描いてみたり。
まだ1歳4ヶ月のすぅは上手くクレヨンを使えません。
でも、近いうちに「カエルが飛び込みそうな池」を披露してくれるでしょう。
今から楽しみです。
この本は、読み聞かせ用の大型絵本も出ているそうです。
ただでさえ大きいのに、さらに大型・・・・。
見てみたいなぁ。
すごい迫力なんだろうなぁ。
「ころころころ」
- 元永 定正
- ころころころ
「いろだま ころころ でこぼこみち ころころころ・・・」
現代アートのような、鮮やかできれいな画面の絵本です。
2歳頃からおすすめらしいですが、1歳ちょうどのすぅのツボにはまりました。
すぅの曾祖父(私の祖父)がA新聞の俵万智さんの書評を読んで、
買い与えてくれたものです。
「大人にとってはつまらない絵本にもみえるけど、
息子にとってはいろだまの大冒険なんです」
というような感想に惹かれたようです。
というわけで、この本は祖父宅に置いてあり、
週1~2回の訪問時に必ず読みます。
いろだまの冒険に合わせて声の調子を変えてやると、大喜びです。
今日は自分で開いて読んでいました。
舌を横に動かしながら、「ころころ」みたいな声を出していました。
そんなすぅの様子を、祖父母は嬉しそうに見ていました。
『うつしてごらん かがみあそび』
- ジュリー・クラーク, ナディーム・ザイディ, もき かずこ
- ベイビー・アインシュタイン うつしてごらん かがみあそび
赤ちゃんって、鏡大好きですよね。
大人も本当は鏡大好きでしょうけど、赤ちゃんみたいに純粋に鏡に見とれていられないような気がします。
私も思春期の頃とか、勉強中にふと鏡を見ちゃうと止まらなくなった覚えがあります。
覗き込んでは髪型を気にしたり、眉毛の形やニキビが気になったり。
赤ちゃんと違って雑念入りまくりです。
すぅもご多分に漏れず、鏡大好きです。
最初は鏡の後ろに誰かいるのかな?って裏側をのぞいたりしていました。
自分が笑うと相手も笑う。
自分が指させば相手も指を伸ばしてくる。
それだけのことなのに、飽きずにケタケタ笑ってまた覗き込む。
私の祖母が「赤ん坊に鏡を見せると腸捻転を起こすからやめなさい」と言っていた。
確かに大丈夫か?って思うほど笑ってますからね。
真相は分かりませんが、古い言い伝えとか迷信とか、信じてしまう私です。
この『うつしてごらん かがみあそび』は、すぅが支えられてやっと座り始めた頃に買いました。
前ページに鏡(といってもぺらぺらですけど)が付いていて、
めくるたびにじぃっとにらめっこです。
自分の顔があんまりかわいくて(?)覗き込むうちに自分とチュウしちゃうこともしばしば。
サイズも小さめで、厚紙で丈夫、角も丸くなっていて安心です。
1人で引っ張り出してきて眺めていました。
でも哀しいかな、部屋の鏡台に手が届くようになると、
この本は少しずつ疎遠になってしまいました。
「読んで~」のリクエストもさっぱり。
少しはストーリー性のある本に目覚めたってことかな?
『ねずみさんの ながいパン』
- 多田 ヒロシ
- ねずみさんのながいパン
- 作者の多田さんのお話では、
- 最近家族団らんの夕食が減っているのは哀しいという思いから
- 作られたそうです。
- 我が家ではお昼は私とすぅの二人っきり、
- 夜はみんな揃ってから食べます。
- やっぱり夜の方が楽しそうにたくさん食べてくれますね。
この本は、絵が大きく、字が少ないので選んでみました。
小さなねずみさんが長いパンを持って、とっとことっとこ。
ほんと、絵本って語感が大切ですよね。
動物絵本好きのすぅは、1人でこの本をめくりながら
ごにょごにょ言って楽しんでいます。
キリン家の野菜サンド、ライオン家のハンバーグはいいとして、
ゾウ家のリンゴとバナナは手抜き過ぎじゃあないか?
最後のページ、ねずみ家の食卓で「いただきま~す」と言うと、
すぅは手を合わせます。
食い意地張ってるねぇ。
すぅはパンが大好きです。
差し出されたパンは全部口に詰め込みます。
そりゃあもう、一人っ子とは思えないほどの勢いです。
いつか窒息しそうで心配・・・。
そんなすぅだから、本屋でこの本を見つけた時は
「これだ!」って思いました。
動物+パンの黄金コンビ(?)で、ヘビーローテ入りです。
大家族のねずみ家、席が1つ余ってるね。
すぅの席も用意してくれたのかな?
『りんごりんごりんご りんごりんごりんご』
- 安西 水丸
- りんごりんごりんごりんごりんごりんご
『りんごりんごりんご りんごりんごりんご』 安西水丸
主婦の友社 刊 2006年1月10日発行
安西水丸さんの切り絵(だよね?)がかわいい絵本です。
しつこいほど(笑)繰り返される「りんごりんごりんご・・・」の言葉が不思議なリズム。
色がはっきりとしていて文字が少ないので、初めての絵本にぴったりです。
りんごの冒険、最後にお楽しみがあります。
文字通り全部読むと、せっかちなすぅは次のページをめくりたがりますので、臨機応変に省略します。
カエルが跳ぶ時は絵本をジャンプさせ、ブランコに乗ったらすぅも一緒にぶらーんぶらーん。
落っこちるリンゴを見てケタケタと笑うすぅ、性格悪いよ。
一番のお気に入りは、もぐらさん。
「あぁ!」と喜びます。
「よいしょ よいしょ」と読むと、「あ、あ、あ、あ」と応援します。
でも、穴から無事脱出したリンゴが転がるとやっぱり笑う。
買ってから1日3回~6回は読んでいましたので、ぐずった時には暗誦できます。
絵本を開いている時と同じ反応をするので面白いですよ。
すぅはまだ、ブランコもカエルも未体験。
小さなリンゴの小さな旅、すぅには憧れの大冒険なんだろうな。
