すいとん子どもの頃、終戦記念日の頃に、母がすいとんを作った。 おいしくないことに意味がある食べ物。 戦争中の食糧事情に関して、よく話をしてくれた。 戦争になると、「人が死ぬ」というよりむしろ、「食べられなくなる」ということを刷り込まれた。 そういうことを語る人はもう、少なくなってしまった。