こんにちは フローネです。

この写真はただのイメージ画です・・笑

 

 

 

私達が住んでいるのは
三重県は南部のとても小さな町。

 
漁業と林業が盛んで・・とっても
どれだけ盛んなのか地元の私もよくわからない・・笑
 

住んでいる私が言えるのは
魚は「本日水揚げ!」な採れたてがいつも食べられる!


またはおじさんが魚を釣ってきて、くれる!
これを私達は

「わぁ〜魚が泳いできた〜!」と言う(笑)

 

 
そんな小さな町にやってきたディーター君。
 


彼の、神経細かな性格からすると

この町で暮らすのは辛かろう・・と思うけど
 


本当の辛さは、彼しかわからない。

 


来た頃は昼間に買い物に行ってた。

 

 

だけど、何日か経ったらパタリと行かなくなった。

 

そして私に

 

「買い物は夜に行くことにしたよ。

色んな人に声をかけられるのが嫌なんだ・・」

 

そう言ったんですよね。

 

 

 

私なら、人気者になれる!って
ウキウキしそうなものだけど

 

 

そのへんは、受け取り方感じ方の違いもあるし

彼が繊細なだけに
 


相手の思惑っていうのかな・・

なにか伝わってくるのでしょうね。

 
 
彼は人の顔を見て、すぐに判断する人で
それがなかなか合っていたりするんですけれど

 

 

それって、なにかアフリカンの血とか

あるんでしょうかねぇ。。笑

 

 

これもよく私にはわからないけれど・・。

 

 

今日も保育園の英会話に

行ったときのことです。

 

 

車を運転していたディーターが

駐車するのに、なんだかうまく入れられなくて

 

 

何度かやり直していたんです。

 

思い通りにならなくて

すこしイラッとしていたのもあったんですが

 

 

前を通り過ぎていったおばさんに対して

ブツブツ文句言いだしまして。

 

 

「あのおばさん、僕を見ていた!嫌な目つきで見てた!」

 

 

いやいや、そりゃあなたは外国の人だから

運転しているのが珍しくて

見ていただけでしょう? と私が言うと

 

 

「君にはわからないんだ!外国人の気持ちなんて!」

ってプンプン怒り出しました。

 

 

 

まぁ、ほんとに分からないので

 

そうね、分からないけれど

そんな人って悪くないよ

 

 

特に田舎の人って優しいし

お人好しでいい人が多いしね。

 

 

あなたがどう受け取るかで

世界はすごく変わると思うけど・・

 

 

って私は言ったけれど

 

 

なかなか彼の世界は変わらないだろうし

 

 

 

彼の心の中の本当の意味での

憤りは、わたしには理解したくても出来ないんでしょうね。

 

 

 

都会だったら、、、、

外国の人たちがいるのが当たり前の場所だったら

 

 

ディーターも

生きることが難しいと思わなかったかもしれない

 

 

そういうふうに思うこともあります。

 

 

 

私もイギリスにいたときは

もちろん外国人でしたから

 

 

そういう気持ちはわからなくもないけれど

 

イギリスは

色んな国の人たちが多かったですからね。

 

 

そして、自分は自分、他人は他人で

 

自分をどれだけ主張しても

自由だった国でしたから

 

 

外国の人間でも、自由に生きられたのでしょう。

 

 

 

今、目の前で

英会話を生徒たちに教えているディーター。

 

 

 

いろんな葛藤をしながら

いきづらいことも沢山あるこの場所で

 

 

私と一緒にいてくれて

ありがたいなって、本当に思います。

 

 

 

だから
心底、嫌な思いとか、辛い思いを

してほしくないし

 

 

ましてや病気なんて絶対なってほしくない。

 

 

 

生き辛さのあるこの生活の中で

 

 

それ以上に楽しいことを

見つけてほしいと切に願うわたしです。