先日

ご近所のおばあちゃまが亡くなりました。
 

 

突然、この世から旅立たれ
ご本人もびっくりしていらっしゃるかもしれません。 
 
だけど、大往生と言われる92歳。

 


ご本人は、100歳まで生きると
強く望んで、毎日、ご自分でお散歩をして
がんばられていたそうですが


 
家族には納得できなかったとしても

周りの人には、十分すぎる年齢だったかもですね。



 
いつもこぎれいにして

胸には綺麗なペンダントをつけて
お出かけしていました。

 
 
長い間、教師として務めただからでしょうか
なにかを包み込むような、

そんな暖かさが彼女を包んでいました。

 

 

その彼女が亡くなってから
とても不思議なことがおこったんです。

 

 

いろいろと片付かなかったことが
ふつふつと思い出されて

 

その度に、スルスルと解決されていく。

 

 

 

トントン拍子とはこういうことかしら?
っていうくらい、テンポよく

 
あれよあれよと言うまに片付く。

 

 

わたしの中ではそのスピードの速さが
かなり不思議で、誰かが助けてくれているようでした。

 

 

思考が、その不思議の中にいたときに
ふと思い出したんですよね。

 

 

死んだ人は、その周りの人たちに
たくさん力を残していくんだと。

 

 

特に看取った人にはものすごい力を
残していくそうです。

 

 

わたしは看取ったわけではありませんし
亡くなってから、お悔やみにも行ってません。

 

 
今夜のお通夜には、最初から最後まで
座らせていただいていましたが
 
 
ただそれだけです。

 

 

 

亡くなったおばあちゃまとの思い出も
ほんの少しだけ

 

 

 

わたしたちが引っ越してまもなく
おばあちゃまが窓越しに

 
お声かけしてくださいました。

 

 

「外国人の方がきてくれて嬉しいわ」
 
と言ってくれて、ホッとしたのを覚えています。

 

 

 
あとは、なんどか会釈するだけでした。

 

 

 

だけど、片付きかたが人間わざではないんです・・。

 

 

 
だれかが手伝ってくれている。
 
 
もしかしたら
おばあちゃまじゃないのかもしれない

 

 

だけど、なんだか

おばあちゃまのおかげとして
 
 
今夜は、ありがとうを伝えてきました。

 

 

 
亡くなる前も、亡くなった後のことを
しっかりと考えて
 
 
大事な人たちに、力を与えていくんですね。

 

 

亡くなってからも、力強い見守りは

ずっと。ずっと続いていきます。

 

 

なのでね、

 

 

生きとし生けるものすべても
もちろん大切ですけれど

 

 

亡くなって姿が見えなくなったかたたちも

とても大切なのですよね。

 

 

 

 

おばあちゃまが
旅立たれた先でも
 
ご自分のお時間を大事にされて
 
ゆっくりと幸せな時間を
すごせますようにとお祈りいたします。

 

 

 

いま、大事にできる人たちを
大事にしていきたいですね。

 

 

 

ふれることができるのには
限界がありますからね。

 

 

 

今日もあなたが愛するひとと
素晴らしい時間が過ごせますように。

 

 

 

 

with love,