週末は歩いてお買い物いくよ、の写真。
  

外国人がみんな表現豊かだと
勘違いしていた。
  
 

イギリスで出会ったスペイン人の友達は
日本人のように物静かで
読書が大好きだった。
  
 
うちのアフリカン旦那も
全く表現豊かではなく、もの静か。
 
 
下手したら私のほうが
ノリが良くて
 
 
ある意味、私の中にある
外国人イメージっぽいww
 
 
 
私に外国人のイメージを作ってくれた
沢山の映画やドラマよ、、、。
 
 
そのイメージのおかげで
かなり、苦しみましたよ。
  

 
今日、ディーター(アフリカン旦那さん)が
趣味で持っているガレージの窓に
網戸をつけようと、サッシ屋さんに連絡した。
 
 

すぐに来てくれるとのことで
2人でガレージに行き
 

おじさんが窓のサイズを測り終えたのを
確認して、お礼を言い、
 
  

ガレージに貼ったステッカーを
カッコいいだろーウシシと見せつけられつつ
たわいもない話をして、
 
 
さ、帰ろっか。ってなった時
彼が私の目の前に
何かをブラーんと見せて
 


これ、なーんだ?って聞いてきた。
 
 
 
目の前にあったのは
父が生前乗っていた車のキーホルダー。
 
  

ディーターは
生まれはアフリカだけど
お父さんがドイツ人だから
大のBMW好きドキドキ
 
  

父も一度だけ乗っていたことがあり
そのキーホルダーをガレージのカギに
つけていてくれた。
 
 
こんな
たわいもないことだけど

 

父のものを、こうやって大事に
持っていてくれるのは、嬉しい。
 
 
そういえば、
父が使っていた電動のシェーバーも
未だに丁寧に使ってくれている。
 
 
倹約家なのもあるけれど
だけど、大切に使うというのが
 
 
この人の愛情表現なんだと
一緒になって10年たってわかった。
 
 
ブワッと涙が溢れたけど
マスクで隠れてそれは彼には見えなかった。
 
 
何気ないことから
彼の深い部分がわかった気がして
私はとても嬉しかった。
 
 
 
人間的に不器用な人だけど
こうやって大切にしてくれているんだな。


 
帰り道、車に乗って
窓の外に見える緑を見ていたら
 
 
ディーターさんも親元から
遠く離れた日本で、色々ありながら
おまえと暮らしてくれてるんだよ。
大切にせなあかんよ。
 
 
ってお父さんの声が聞こえた気がして
また涙が溢れた。
 
 
 
ほんとだね、お父さん。
大切にしなきゃね、ありがとう。
 
お父さん、ありがとう。って
景色を見ながらつぶやいた。
 
 
 
はぁ、この気持ちがずっと続けば
夫婦喧嘩なんて、しないのになぁ、、。
 
  

って追加で思ったら
空から父が笑っている気がした。
 
 
あはは、ほんまやな。
まぁ、それもええことやな。って
父なら言うかもしれないな。
 
 
何かを大切にするやり方って
国が違うからとかじゃなくて
   
 

同じ国の人でも
人それぞれ違うもんね。
 
 
 
その違いを、受け入れてなんぼやなー。
 
 
って思った、今日の午後でした。
 
 
ありがとうおーっ!