こんにちはフローネです。

 

 

いま、夏期講習の真っ只中です。

 

 

 

生徒たちは、この暑い中

午前中はクラブを一生懸命して

 

 

家に帰り、休む間もなく

3時間ぶっ通しで英語を学びます。

 

 

 

中には、昼間は夏期講習で

夜は、通常授業もあって

 

 

 

家族より一緒にいる時間が多いときも

あったりします。

 

 

 

 

その子たちが

集中している波に乗っているときは

いいんだけど、みんなそうはいかない。

 

 

 

 

昨日、英検のリスニングをしている時

一人の生徒がなかなか聞き取れなくて

 

 

 

疲れているのと

聞き取れないのとで

 

 

「分からんわ、もー無理、無理」

 

を連発し始めました。

 

 

こんな時

心と身体はひとつなので

 

 

 

生徒の「できない、疲れた、無理ー」の気持ちを

穏やかにして、前を向いてもらうのが先だし

とても、とても大事です。

 

 

 

それをしながら、生徒の心の様子を見も見ながら

リスニングのコツを伝えていきます。

 

 

 

全部、最初に心のケアのあとは、

次の心のケア、勉強のコツ、モチベーションを上げる

を同時進行で行っていきます。

 

 

 

心のケアは「声かけ」が重要ですが

次の順番でやります。(変わるときも多々ある)

 

 

 

*生徒がこれ以上落ち込まないような

言葉を選ぶ

 

 

*話しながら、問題を見つける

 

 

*その問題に対処しながら、心が開くのを待つ

 

 

*心が開いたら、笑いを加え、心を整える

 

 

 

 

これを心のケアの会話と

リスニングの説明を入れながらやります。

 

 

わたしがやる、心のケアは

次回じっくり書きますね。

 

 

 

ここからは、

リスニングの対処法

 

 

 

リスニングは耳が慣れるまで

効くのが一番いいのだけれど

 

 

 

自分の耳を助ける工夫も

必要になってきます。

 

 

 

重要なのは

 

『聞かれていることは何か?

 

をしっかり聞き取ること。

 

 

 

 

勉強というのは、工夫です。

 

 

 

自分ができないもの

苦手だと思っているもの

 

 

 

それをできるようにするために

 

 

 

自分の気持ちをまず

助けてあげる工夫ができます。

 

 

 

 

少しでも楽になるように

何ができるか?

 

 

 

 

英検のリスニングは

最初は絵を見て

どういうシチュエーションの時に

話す会話なのかどうかを聞き取るのがあって

 

 

そのあとは、会話を聞き

質問に答える問題がほどんど。

 

 

その質問を全て書けなくてもいいから

最初の『疑問詞』を書くようにしてみる。

 

 

例えば、

 

Last year, Judy and her family went to Kyoto.

They had a very good time there. 

 

というのがあって

そのあとの質問が

 

Where did Judy go last year?

 

だったら、

 

 

『Where, Judy』

とメモをしておく。

 

 

 

 

そうしておくと

脳は、聞かなければならない文を

フォーカスしてくれます。

 

 

Whereと書くだけで

どこ?というのが、脳にわかり

 

 

 

英文の中の『どこ?』の部分を

しっかり聞こうとしてくれるのです。

 

 

 

 

脳はあなたと一体ですが

 

 

 

とても仲のよい親友になったつもりで

考えてみてください。

 

 

 

 

 

 

どうやったら脳は

もっと楽に覚えられるのかな?

 

 

 

 

どうやったら脳は

もっと楽に聞けるようになるのかな?

 

 

 

 

 

その自分を思いやる疑問が

あなたの脳を活性化させます。

 

 

 

 

それでも聞けないときは

どんな会話をしているのか原稿をチェックし

 

 

どの単語が聞き取れていなかったか?

 

 

どの英文が聞き取れていなかったか?

 

 

と徹底チェックしてから

 

 

もう一度、同じリスニングを

してみると

 

 

 

聞けていなかった部分が

聞けるようになり

 

 

 

自信をもてるようになります。

 

 

 

 

『できない』を『できる』に

することは

 

 

 

あなたが自分の親友によい点を取ってもらいたい

もっと英語を理解してもらいたいと願い

 

 

その子に勉強を教えるように

自分自身に勉強を教えてあげること。

 

 

 

 

あなたの脳は

自分自身の優しさに感激し

 

この人のために

もっと聞いてあげよう、知識を入れてあげよう。

 

 

 

そう思ってくれます。

 

 

 

 

 

 

自分の脳にも、身体にも

優しさを忘れずに・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

次回は:

 

心が砕けた生徒に元気になってもらうためにわたしがやること