10年間続けてきた
訪問介護のお仕事を辞めました。
介護事業所も
お年寄りの人たちも
介護の仕事も
みんな、みんな大好きでした。
お年寄りの人たちに会って
お話しを聞いて
その人たちが心地よくなる
お手伝いが出来ることが
とても好きでした。
事業所の人たちも
私のような自由人を
文句のひとつも言わず
いつも笑顔と感謝の気持ちで
送って、迎えてくれてました。
とても楽しいお仕事なのに
なんで辞めるの？
理由はなんでしょうね。
１つではないらしいです。
ただ、ユニフォームを着る氣持ちに
今は全くなれない。
その自分の氣持ちを
受けとめ、尊重してあげようと
思いました。
私が私として存在でき
認められていた
とても貴重な場所から離れること。
思っていた以上に
とても悲しいものでした。
沢山のことを教わりました。
今でも
あふれんばかりの愛で
包んでくれていた
利用者のみなさんの顔を思い出すと
心がキューッとなります。
私を育ててくれていた
そうとしか思えない
みなさんとの出会い。
祖母や父、親族の知り合いが
利用者さんには沢山いて
ご先祖様に恩返しをしているんだと
ずっと感じながら仕事をしていました。
その仕事を離れた今
今まで受けた恩恵へのお返しを
違う道でやっていくんだな。
そう感じています。
私を成長させてくださったみなさん
まだまだ
まだまだだけど
いただいた温かい氣持ちや
ご縁を大切にしながら
新しい道へと
進ませていただきます。
感謝の氣持ちでいっぱいです。
辛かったことも
悲しかったことも
今は、自分の成長のためにあったんだと
しっかりと心と身体で感じられます。
何があっても
自分が自分である限り
大丈夫しかない。
新しい道は
大丈夫しかない道。
ありがとうございます。
ずっと、ずっと愛しています。