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YHA(ユースホステル)の主だったわたし・・
 

 

 

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家探しをしたいけど、どうしていいかわからない。
 
何せ、何もかもが、初めて・・
 
 
 
家を探す間もなく、語学学校が始まりました

  
 
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あぁ、懐かしい・・・
この正面から入って教室へと向かってました。
左側は食堂(canteen)。

 

 

 


あの頃のマンチェスターは、日本人が本当に少なく
わたしを含めて、だいたい10人もいなかったんじゃないかな。
 



周りにいる人たちの国籍も色々で 

 

韓国、香港、フランス、スペイン、ラトビア、リビア、
ソマリア、シリア、リトアニア、ドイツ、スイス
 
 

 

 

 

イギリスの周りの
国々からたくさんの生徒が来てました。


 

ドキドキしながら、日本に届いたレターを持って
語学学校の校舎に入り、レセプションに・・・
 
 

そこには、いつも電話でやりとりしていた
女の人が・・(名前。。忘れた💦)
 
  

まぁ、あの当時
やりとりする英語力もなかったわたしですから・・
 
 
もっぱら連絡を取ってくれていたのは
ALTの先生だったジョン(イギリス人)でしたけど(笑)

 

レセプションにいた人
怖そうな顔してるのよね・・・(名前忘れてごめんね)
 
  
 
でも、仕事がテキパキとできる
心優しい人で、毎日会うのが楽しみになってたわー
 
  


さて、手続き終了、クラス分けテストも終わり、
わたしが配属されたのは

グループ1からグループ6の中の、6番目
 
 

要するに ビリッけつ!

でございました(笑)(泣) 
 
  

 
そーよね、そーよ。
そりゃそうよ、文法も全くできないんだから
  
 
 

be動詞と、一般動詞の使い方とか
さっぱり忘れているし、、笑
 
  

だいたい勘で問題解いてたもんなー
 
  
 

 
教室に入っていくと
いろんな国のいろんな顔で、いろんな言葉を
話している人たちがいた
 
 
  

これだけ違うと、誰が嫌いとか好きとか
気に入ってるとか、気に入らないとかの
振り分けさえ、どうでもよくなる
 
  
 

 
みんな英語がイマイチな
いろんな国の人たち
 
 
という分類がわたしの中でされていて
 
 
それが自分にはとっても心地よくて面白かった
 
 
 
そんな中でも
ヨーロピアンの人たちは
単語が似てたりとかするので
 
  

英語がすごく出来るように思えて
引け目を感じていたのを覚えてる・・

 
 
 
担任の先生、ミセス・カーティスが来て
簡単なオリエンテーションを済ませたあと
 
 
わたしは外に出て、一人ランチを食べていた。

 
 
当時のわたしは、日本から
自分の貯金した50万円しか持って行っておらず
  
 

滞在する期間も、6ヶ月と決めていたから
そのお金で半年過ごそうと、かなり節約していた
  

 
だから、ランチは
自分で作ったパッサパサのサンドイッチ(中身はチーズのみ)と
canteen(カンティーン)で買った
50円くらいの小さなポテトチップス(イギリスではクリスプス)

 
それらを校舎の入り口付近で食べていた。
 
 

すると、誰かがわたしに声をかけてきた
 
「Hello!」
 

見上げるとアジア系のかわいい女の子が立っていた
 
 
「Hello! My name is Esther. I am form Hongkong. 
Do you know Nakai kun?」
 

 
わたしはクリスプスを食べながら 

「Hello! え、、中居くん? スマップの?」
  

と言ったら、目の前の彼女は、笑顔になって
 
 

「Yes! Nakai kun! I like Nakaikun very much!」
 

とスマップが大好きだということを話してくれた。
 
 
わたしは、かの女が日本のアーティストを
好きだと言ってくれたことで、心の壁がなくなり
 
 
彼女とつたない英語で、スマップのことや
日本のことをたくさん話した。
 
 
自分で自分の心の壁を壊すことも大切だけど
 
 

こうやって、相手の人の国のアーティストのことが
好きだといってくれることで
 
 
心の壁を壊してもらえることも知った。

 
 
その日から、わたしは同じクラスの
いろんな国の人たちの言葉を教えてもらったりして
自分の中の壁をガンガン壊して

 
次第にみんなと打ち解けていった。
 
 
 
「心の壁」は誰でも簡単にこわせるんだね

 
 

スマップが取り持ってくれた友情
 
 
 
そして、彼女が取り去ってくれた
わたしの心の壁が
 


わたしの中で強力なツールとなり
いろんな国の人との壁や、その人たちが持っている壁を
ぶち壊せるようになった(笑)

 
 

今でも親友の香港エスターとの
記念すべき、最初の出会い
 
 

そして、心の壁を壊してくれた記念日

 
 

 
Thank you so much, Esther

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  英語カフェ  

 

英語のことわざ

Say you just can't live that negative way.
You know what I mean.

Make way for the positive day.
Cause it's a new day.

 

 

 


後ろ向きなやり方では、とても生きては行けないよ。
分かるかい。前向きに進むんだ。毎日が新しい日なんだから。