昨夜父の夢を見た
 
 
父は夢の中でも
もう死んでいた
 
 
 
なぜか
首だけだった
  
 

 
夢の中では
首だけを持っているのが
当たり前の世界にいた
 
 
 
母と2人で
眠ったような父を
見つめては
 
    

お肌が少し
かさついてきた?
 
 
 
やっぱり
首だけになるとねー
 
 
なんて話していた


 
目が覚めて
  

ああ、父の夢を見たんだ
と思いつつ
 
 
その夢を回想していて
気がついた
 
 
 
人は死んだら
身体ごと荼毘にふすことを
 
 
 

今思うと、ゾッとするが
 
 
 
夢の世界では
首だけになってる父は
ごくあたりまえのことだった
 
 
 
 
私たちの
あたりまえなんて
 
 
面白みがないけど
 
 
 
夢の世界が現実なんだと
気づけば
 
 
 
まだまだ楽しめる世界だと
思える
 
 
 
夢の世界が現実だと
みんな思えば
 
 
なんでも出来ちゃうのにねっ


 
夢の世界の父の姿は
なーんにも怖くなかった
 

どんな父も
私の大好きな父に
変わりはないしねっ
  
 
 

 夢に出てきてくれて
ありがとう、お父さん♡
 
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那智の滝の焚き火